2打差の4位タイから逆転優勝を決めたロバート・カールソン（Andrew Redington/Getty Images）

カタールにあるドーハGCで開催されている、欧州男子ツアー第6戦「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」の最終日。4位タイからスタートしたロバート・カールソン（スウェーデン）が逆転で今季初優勝を手に入れている。

首位から2打差4位タイからスタートしたカールソン。立ち上がりの4ホールをパーで切り抜けると、5番以降の14ホールで7バーディを奪う猛チャージ。しかもラスト2ホールを連続バーディで締めくくる文句なしのフィニッシュで通算15アンダー。終わってみれば2位に3打差をつける快勝で、今季初優勝を飾った。

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2位に食い込んできたのは前回覇者のアルバロ・キロス（スペイン）。単独6位スタートから通算12アンダーまでスコアを伸ばしたが、カールソンの勢いの前に屈し、2位フィニッシュ。優勝は逃したものの、大会連覇寸前まで迫る活躍ぶりで、大会を大きく盛り上げた。

通算11アンダー、3位タイには、昨季賞金王リー・ウェストウッド（イングランド）とブレット・ラムフォード（オーストラリア）。通算10アンダー、5位タイにはブラッドリー・ドレッジ（ウェールズ）、ポール・ケーシー、オリバー・ウィルソン（ともにイングランド）の3人が続いた。なお、注目のカミロ・ビジェガス（コロンビア）は9位タイ、セルヒオ・ガルシア（スペイン）は24位タイで大会を終えている。