2011/04/15上達ヒントの宝箱

物理を使いこなせば飛びヂカラ増強!第2章アドレス編

スイングのためのアドレスを! ものすごく当たり前のように聞えるかも知れませんが、アドレスとはスイングのためのもの。スイングの良し悪しを決定づけるスタート地点であることは周知の通りでしょう。しかし、アドレスのためのアドレスになっている方が実に目立ちます。 アドレスのためのアドレスとは、形ばかりにこだわり、ボールを打つ動作へのつながりや力感が曖昧なアドレスです。確かに、見た目の形も大切ですが、永井流の作用反作用理論では、まず合理的なスイングありき。そのスタート地点となるアドレスとは、一体どんなものなのでしょうか? 股関節の高さの鉄棒に乗る感じ 股関節くらいの高さの鉄棒に、両腕で支えて乗るような力感...
2011/04/11上達ヒントの宝箱

アイアンショットの基本!

アイアンでボールを上げるには? 初心者の場合、アイアンショットが上手く打てない人は多いものです。その理由は、インパクトの正しいイメージを持っていないからです。ゴルフボールが空中に上がる仕組みを理解しましょう。トップやダフりなどのミスが出る人は、アッパーブロー(上昇軌道)でインパクトすることにより、ボールが空中に高く舞い上がると思っているものです。しかし、実際にはダウンブロー(下降軌道)でインパクトすることで、高弾道が生まれるのです。正しくダウンブローでインパクトすると、クラブがボールの下に潜り込み、その際にボールにバックスピンを与えます。バックスピンのかかったボールは、空気に当たることで浮力が...
2010/03/24上達ヒントの宝箱

パッティングの基本をマスター

パッティングの基本をマスター アマチュアゴルファーを見てみると、自己流パッティングをしている方が非常に多い!超基本ポイントだけおさえれば、まだまだ入るようになりますよ! 腕の5角形 まず構えからですが、最初のポイントは、腕と肩のラインでつくる5角形。 軽くワキを締める 後ろから見るとこんな感じです。腕が体から浮かないように脇は軽く締めてください。 左目の下にボール 次にボールの位置ですが、左目の真下にセットするのが正解!左目からクラブを垂直に垂らして、その真下にボールが来るようにセットしてみてください。 毎回同じ場所にボールをセット 毎回きちんと同じところにボールをセットできているゴルファーは...
2009/03/25上達ヒントの宝箱

正しいショートアイアンのインパクトイメージ

正しいショートアイアンのインパクトイメージ ショートアイアンからロングアイアンまで、基本的な打ち方は変わりませんが、クラブの長さやロフトの違いがあるので同じイメージで打つことは難しくなります。それぞれの正しい打ち方をレクチャーします。今回はショートアイアンのインパクトイメージです。アドレスのスタンス幅は、肩幅程度に開いてください。 トップの位置はスリークォーター ショートアイアンのトップの位置はスリークォーターくらい。もともと短いクラブなので、ボールには鋭角な角度でクラブヘッドが動きます。深いトップだと余計なスピンが掛かりすぎて、飛距離をロスしてしまいます。 最下点よりも手前にインパクト そし...
2009/03/18上達ヒントの宝箱

ドライバーの飛距離が上がる左手の使い方

飛距離が上がる左手の使い方 「体の右側」に続いて左側の重要ポイントです。体の左サイドの動き方をシンプルにしたいので、手の動きに集約させるとラクに習得できます。誰でもできて、体も勝手に動いてしまう目からウロコの極意をお教えしましょう。 感覚を養うために、うちわを使う 感覚を養うために、うちわを使います。左手で握ってください。左の画像のように、左手は拳が二つ見えるくらいのストロンググリップにして、うちわの面は目標方向にまっすぐに向けます。 重要なポイントは、左ひじの裏が上を向いていることです。 左腕をローリング テークバックを開始します。最初の30センチは飛球線と平行に引くのですが、同時に左腕をロ...
2009/03/04上達ヒントの宝箱

体の詰まりを解消して飛距離UP

インパクトで窮屈 ダフリを怖がって、インパクトで窮屈そうにしている方はいませんか?体が突っ込みすぎてパワーロスしている典型的な「もったいない」スイングです。これを解消するポイントをお教えしましょう。 顔を下げすぎないように まず、普段どおりにアドレスを取ってください。このとき顔を下げすぎないように気を付けて下さい。あごを引く程度で、下を向くのではありません。 テークバックからが問題 そしてテークバック。ここからが問題なのですが・・・ 左サイドが詰まる最大の原因 ・・・体重移動をしないままダウンスイングすると、スイングの最下点はボールの位置よりもはるかに手前になってしまいます。これが体の左サイド...
2009/02/25上達ヒントの宝箱

飛距離UPのかちあげアッパーブロー

かちあげアッパーブロー ドライバーで圧倒的に飛距離を上げる、正しい“かちあげアッパーブロー”のレッスンです。ヘッド性能が進化しているのに加え、正しいインパクトを迎えればさらに飛距離を伸ばすことが出来ます! ポイントはダウンスイング! ドライバーで「圧倒的に飛距離を伸ばしたい!」・・・そう感じている方に実践してもらいたい打ち方が、このかちあげる超アッパーブローのスイングです。 ポイントはダウンスイング! ハーフウェイダウンの時点で、手首のコックがほどけているくらいアーリーリリースが理想的です。そのために、クラブヘッドが体寄りのインサイドから遠回りしておりてくるイメージを持つと効果的です。 赤い丸...
2009/05/13上達ヒントの宝箱

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置 アイアンでシャンクが出る場合の応急処置法です。いい場面で出るシャンクほど憎いものは無いですよね。簡単に直せる方法が1つあります。まずは原因から解説しましょう。 シャンクを恐れるあまり・・・ シャンクが出る人は、シャンクを恐れるあまり、このように遠くに離れて構えるのをよく見かけます。あなたは腕を体から離して、ボールをトウ寄りにセットしていませんか? 遠く離れて構えると・・・ トップでは必然的にフラットな位置に収まることになります。 ボールに当てに行こうとしてシャンク そしてインパクトにかけてはボールに当てに行こうとして体がボール方向に突っ込む動きになり・・...
2009/04/15上達ヒントの宝箱

スライスを直す応急処置法

スライスを直す応急処置法 スライスが止まらない場合の対処法です。ズバリ、アドレスで右足のかかとを上げて構えてください! 撮影協力 セベバレステロスゴルフクラブ 通常のアドレス 通常のアドレスの形ですが、スライスが出やすい方は、正しい形で構えても体の動きにクセが出来ているので特効治療が必要です。 悪い例 このように体の右サイド全体が崩れて、ヘッドが遅れてくるので、とめどもなくスライスが続きます。 右足かかとを上げてアドレス そこで、右足かかとを上げてアドレスを取ってください。 両肩、腰、両膝のラインが地面と平行 通常のアドレスよりも両肩、腰、両膝のラインが地面と平行になります。 右足かかとは上げ...
2009/04/15上達ヒントの宝箱

手打ちとボディターンの違い

手打ちとボディターンの違い 自分では体を回しているつもりなのに、他人に「手打ちだね」なんて言われた経験のある方、いらっしゃいませんか?でも、どう治したら良いか適切なアドバイスをくれる人も周りにはいない・・・。そんなあなたに一発で分かるボディターン習得方法をお教えします。鏡で自分でチェックする事もできるので、「体で打つ」という本当の意味を知る事ができます。 グリップエンドをおへそにつけて ボディターン感覚を養うドリルを紹介しましょう。これはポピュラーなやり方ですが、ドライバーを持ってください。この画像のようにグリップエンドをおへそにつけて、グリップより下の部分で握るような形を作ります。 体だけタ...
2009/04/01上達ヒントの宝箱

正しいミドルアイアンのインパクトイメージ

正しいミドルアイアンのインパクトイメージ ミドルアイアン(6-8番程度)のインパクトイメージですが、ショートアイアンより長くなるのでスタンス幅が若干広くなります。ショートアイアンのときよりも右足を一足分右側に広げてアドレスをとりましょう。 スイング弧は緩やか クラブが長くなって、スタンスが広がって重心が下がる状態になる、ということは、スイングプレーンがフラットになります。これはスイング弧がショートアイアンの時よりも緩やかになります。しいて言えば楕円形の卵が横たわったような円弧になるということです。ショートアイアンと同じイメージで打つと手が返りきらずにスライスになってしまいます。これを補正するた...
2009/05/27上達ヒントの宝箱

アプローチでトップが出る場合の応急処置

アプローチでトップが出る場合の応急処置 アプローチでトップが出る場合の応急処置レッスンです。早速ですが、「クロスハンド」にしてください! 右肩が下がるのがトップの原因 トップが出る理由は簡単です。ショットと同じですが、右肩が下がってスイング弧が上昇軌道を描いている時にボールをヒットするとクラブの刃で当たってトップになります。 クロスハンドグリップ そこで、思い切ってこのようにクロスハンド、つまり左腕と右腕をさかさまにグリップして振ってみてください。 左右の手を逆さまに握るだけ 握り方です。特に注意すべき点はありません。左右のグリップを逆にして握り易い形を探してください。 正面から見たクロスハン...
2009/05/06上達ヒントの宝箱

飛距離アップの右手リリース

飛距離アップの右手リリース 「手を動かしてはいけない」ことに気を取られて、難しい動きをしているアマチュアをよく見かけます。特に右手のリリースは正しいスイング弧を描くための重要なポイントになります。右手リリースのポイントが直感的に分かる方法をお教えします。 ゴムボールとウェッジを用意 直径20~30cm大のゴムボールとウェッジを用意してください。ウェッジは逆さまにヘッド側を右手で握ります。ボールは、ゴルフ同様に体の正面に置きます。 ボールを足で抑えてもらう 誰か協力者がいれば、ボールを足で抑えてもらってください。一人で行う場合には、ボールの左側に重い障害物を置くか、壁の横に置くと良いでしょう。 ...
2009/04/28上達ヒントの宝箱

左右に打ち分ける軌道コントロールドリル

左右に打ち分ける軌道コントロールドリル 球を左右に打ち分けるための、ヘッド軌道をコントロールするドリルを紹介します。ガムテープを用意してください。 ガムテープドリル ガムテープを30cmほどの長さに切って、ボールより20cm後ろ側の飛球線後方に貼ります。貼り方は飛球線と平行のもの(青矢印)と、その内側にインサイドアウトの形になる線(紫矢印)の2つを貼ります。 ※練習場で実施する際には、練習場に迷惑が掛からないよう、必ず確認をとってから実施してください。 フェードを打つなら フェードを打つなら、青矢印のガムテープの線をなぞるイメージでテークバックからダウンスイングまで行ってください。ストレートボ...
2009/04/22上達ヒントの宝箱

アプローチのダフリ解消

アプローチのダフリ解消 グリーン周りからの短いアプローチでザックリ!・・・精神的にこたえますよね。しかし一つの事だけ注意すれば成功確率がグンと上がる秘訣があります。お教えしましょう。 スタンスを肩幅の広さに 短い距離のアプローチのアドレスは、スタンスを肩幅の広さに抑え、ボールをスタンス中央に置いてください。 手首のコックは抑える そしてココがポイント。手首のコックはなるべく抑えて、右ひじを支点に最大90度まで曲げることでテークバックを行います。 緩やかな角度で振り下ろす そしてあとは振り下ろすだけ。緩やかな角度で振り下ろすイメージが大切です。 短い距離はシンプルさを心がける コックの使いすぎが...
2010/10/25上達ヒントの宝箱

アプローチのクラブ選択イメトレ

クラブ選択のイメージトレーニング 短いアプローチであれば、もう何の疑いもなく、自動的にAWを選んでしまっていませんか?しかし、たとえば同じ距離でも、その状況によってクラブ選択の余地が残っているはずです。自分のイメージにあったクラブをチョイスする幅ができれば、アプローチのイメージはもっと広がりますし、一層アプローチの感覚が磨かれていきます。今回は、クラブ選択のイメトレの仕方について、お話ししましょう。 SW、PW、8Iを使ってみましょう クラブ選択の幅を広げ、アプローチのイメージを磨くために、サンドウェッジ、ピッチングウェッジ、8番アイアンの3本を使ってみましょう。まずは、この3本の選択肢が、新...
2010/03/05上達ヒントの宝箱

綱引き感覚でパワフルインパクト!

綱引き感覚でパワフルインパクト! パワーヒッターの共通点は、ハーフウェイダウンでの写真のような形。ダウンスイングで生じたヘッドの遠心力を、グッと引きつける感覚です。とはいっても、それがどんな感覚なのか、イメージを伝えるのが難しいところです・・・。 ハーフウェイダウンは綱引きのイメージ 分かりやすく言えば、ダウンスイングでクラブが水平になるポジションでは、綱引きするようなイメージなんです。腰の高さにある綱を力強く引く動きはどうなるでしょうか? 一番力の入る体の使い方は? 水平に綱を引くイメージで、ハーフウェイダウンの形を作ってみてください。体全体を使って力強く引くなら、グリップは体に近い位置にな...
2011/07/29上達ヒントの宝箱

【WORLD】どんなピン位置でもピッタリと寄せよう!by リッキー・ファウラー

40ヤード以内は2打で 40ヤードからなら2打でカップインが可能だ。シンプルな動きで、下半身をしっかり固定したまま、流れるようにクラブをテイクバックし、ほぼクォータースウィングで打つだけだからだ。それでもこのアプローチは、誰でも、時にはプロであっても難しく感じられるときがある。ピン位置がどこであれ、クラブヘッドのスピードで自分の手首が曲がるように軽くグリップし、コンパクトにバックスイングする。高さを変えたい場合には、セットアップとリリースを微調整するだけでいい。ピンがグリーンの手前にある場合、ボールをより高く打ち出して、ランを減らす。ピンが奥にある場合には、低めに打って、転がすようにする。アジ...
2011/07/01上達ヒントの宝箱

方向性を高める松村道央の練習法

300ヤード先のフェアウェイを狙う方向性 2010年はツアー2勝を挙げて賞金ランク5位につけるなど、飛躍の年となった松村道央。平均飛距離289.4ヤードを誇るティショットは大きな武器だが、さらに注目すべきは“トータルドライビング”だ。トータルドライビングとは、ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算して順位づけする部門で、松村は2010年度、全選手中トップに君臨した。つまり飛んで曲がらない選手の代表ということになる。300ヤード先のフェアウェイを狙える方向性は、どんな練習から生まれるのか。トーナメント練習日に本人を直撃した。 ※数値、順位はJGTO公式記録。 ラウンド前の練...
2011/06/24上達ヒントの宝箱

正確なショットを生むキム・キョンテの練習法とは?!

正確無比なショット 言わずと知れた2010年賞金王、キム・キョンテ。正確かつ安定感抜群のショットを武器に、あまりの強さから“鬼”の異名をとる。2010年度のパーオン率は72.43%(JGTO調べ)を誇り、全選手中1位。その正確なショットを打ち続けるためにどんな練習をしているのか…?トーナメント練習日に本人を直撃した。 無意識に右を向く癖はありませんか!? 私にはいくつか悪い癖があります。その1つがアドレスの向きなのです。目標方向に対して平行にスタンスをとっているつもりですが、助々に右を向くというか、クローズドスタンスになってしまうのです。それをラウンド中に修正するのは難しいので、ドライビングレ...