2010/11/22上達ヒントの宝箱

「オヘソに突起打法」でスライス撲滅!

「オヘソに突起打法」でスライス撲滅! インパクトでこんな風に左肘が引けちゃってる人いませんか?見た目もカッコ悪いし、ボールにパワーを伝えきれず、擦ってる感丸出しですよね。これも、多くのスライサーに共通するアクションです。今回は、この悪癖をビシッと完治させましょう。まず、肘が引けるインパクトとは、具体的にどんなインパクトなのでしょう? 体の左サイドでインパクトするのがスライサー 写真をよく見て下さい。肘が引けている状態に加えて、もう一つ言えることは、インパクトのときに、クラブが体の中央を追い越して、体の左サイドで当たっていること。アウトサイドからクラブが降りてきて、フォローでクラブの通り道がなく...
2010/11/29上達ヒントの宝箱

「尻ポケット打法」でフックが治る!

「尻ポケット打法」でフックが治る! いきなり、お尻を向けてごめんなさーい。今回のレッスンはフック解消にスポットを当てますが、その練習ポイントはお尻の左ポケットです!それを、どのようにフック解消に役立てるかはお楽しみ!その前に、まずフックの原因についてお話しいたしましょう。 体が止まると腕だけ返る! フックにはさまざまな原因がありますが、大きな原因として上げられるのが、インパクトの前後で体が止まってしまうこと。体の回転が止まってしまうと、急に腕だけが返ってしまい、インパクトでフェースがかぶって、フックに至るのです。 腰はよどみなく回り続けるもの フック解消に限らず、理想的なスイングではダウンスイ...
2010/11/15上達ヒントの宝箱

「左腕は上から右腕は下から」でスライス矯正

「左腕は上から右腕は下から」でスライス矯正 スライスに悩んでいる人を数多く見ていると、そこに共通するいろいろな特徴が見えてきます。その一つが、アドレスの状態でいきなり肩が開いてしまっていること。これでは、まさにスライスを打つために、セットアップしているようなものですよ!! 肩が開けばフェースは開いているも同然 何も考えずにグリップすると、当然、左手よりも右手が体より遠くなりますよね。だから、右腕が左腕の上になり、どうしても右肩が前に出て、肩のラインが開いてしまうものなんです。いくらフェースをスクエアに合わせても、そもそも肩が開いていれば、フェースは開いているも同然。開いた肩を元に戻してみれば、...
2010/12/20上達ヒントの宝箱

「左肩ホールド打法」でトップと決別

「左肩ホールド打法」でトップと決別 どうしてトップが出ちゃうのでしょう?答えは簡単。それは単純に、インパクトでクラブがボールに届いてないからです。体が伸び上がったり、過剰なアッパーブローなど、トップにはさまざまな原因がありますが、その原因の一つが、暴れてしまう左肩にあります。 インパクトで左肩が暴れるとは・・・ 左肩の理想は、インパクトでアドレスと同じ位置に戻ってくること。しかし、写真のように、左腕が詰まって左肩が浮き上がってしまったり・・・ 背中の方向に引けてしまったり あるいは、体重移動が逆になるリバース・ピボットのような感じで、左肩が背中の方向に引けてしまうようなインパクトになると・・・...
2010/12/27上達ヒントの宝箱

「ゴムティ打法」でシャンク一掃!

「ゴムティ打法」でシャンク一掃! ミスショットの中でも、シャンクは何ともいえないほど、ガッカリな感触ですよね。コースで突然シャンクが出たら戦意喪失です。でも、大丈夫。今回は、シャンクを一掃する練習法をご紹介しましょう。 どうしてシャンクが出るのか? インパクトでフェースがボールから離れてしまうとトップ。逆に、インパクトで近づいてしまうと、ネックに当たってシャンクとなります。アドレスしたときの位置にフェースが戻らず、前に突っ込んでしまうことが原因です。 細かい原因はいろいろあります・・・ 前に突っ込んでしまう原因はいろいろ考えられます。たとえば、カカト体重でアドレスしてしまい、ダウンスイングで体...
2011/01/11上達ヒントの宝箱

「前へならえ!打法」でアプローチの距離感UP!

「前へならえ!打法」でアプローチの距離感UP! アプローチの距離感が、思うように掴めなくて悩んでいる人いませんか?でも、それって距離感が掴めないのではなくて、そもそも掴みようがないスイングなのでは・・・?そんなあなたに、今回は「前へならえ!打法」を伝授いたしましょう! 距離感を掴みようがないスイングとは? アプローチの距離感は、インパクトの強さではなく、振り幅で掴みますよね。たとえば腰から腰、膝から膝といった一定の振り幅で、自分にとってどのくらいの飛距離になるのかを把握していくわけです。でも、そもそも振り幅に対する飛距離が安定しないスイングでは、距離感なんて掴みようがありませんよね。 手首や肘...
2010/09/27上達ヒントの宝箱

アプローチの距離感は体の回転量で決まる!

体の回転量で掴むアプローチの距離感 「大きい!」と思って、慌てて引いたり、「届かない!」と、慌てて足したり。そんな人をよく見かけます。しかし、スイング中に慌てて足したり引いたりすれば、スイング軌道は乱れ、ミスは必至です。こうした事態を避け、迷わず自信を持って振るためにも、自分の距離感を養っておくことが肝心です。今回は、距離感を高めるための大原則を伝授しましょう。 いつも一定のスピードで振ること 大きなバックスイングをしたにもかかわらず、「強い」と思って、急減速しないこと(上写真)。また、小さなバックスイングなのに「弱い」と思って、慌てて急加速するのもNG(下写真)。スイング軌道を安定させるため...
2010/10/18上達ヒントの宝箱

アプローチのトップやダフりを撲滅!

アプローチのトップやダフりを撲滅! ターゲットが目前にあって期待が膨らむほど、大失敗のダメージは大きいもの。ライも良好で、確実に寄せワンを狙いたいところで、トップしてグリーンオーバーしたり、ダフって大ショートしたり・・・。こうした精神的な落胆の激しいミスは避けたいところです。今回は、アプローチでトップやダフりのミスをなくすポイントについて、考察していきましょう。 インパクトを点で考えるからミスが出る まずは、アプローチのミスを避ける心構え。それはインパクトを点で捉えないこと。ボールのある1点に、インパクトをアジャストしようとし過ぎるから、突っ込んだり、浮き上がったりというミスが生じるのです。イ...
2010/11/01上達ヒントの宝箱

ヘッドを走らせる「インパクト・ストップ打法」

ヘッドを走らせる「インパクト・ストップ打法」 飛ばしたいですか?飛ばしたくないですか?そう訊かれれば飛ばしたくないゴルファーなんていませんよね。でも、そんな願望があるにもかかわらず、本当に心からそれを求めているのか疑わしい人も多い。その一つが、ヘッドの走らせ方。今回は、ヘッドを走らせるコツを掴む方法を、こっそり教えちゃいましょう! ヘッドが走ってない人ばかり 飛距離をアップする単純にして最善の方法は、ヘッドスピードを上げること。自分の肉体的なポテンシャルを最大限に使って、クラブの先端のスピードをめいっぱい加速することです。しかし、アベレージゴルファーを見渡すと、上手くヘッドを走らせていない人ば...
2010/11/08上達ヒントの宝箱

体重を乗せて飛ばす「ピッチング占い打法」

体重を乗せて飛ばす「ピッチング占い打法」 自分のポテンシャルをフルに使い切って、そのパワーを余すところなくボールに伝えることが、飛ばしの秘訣。体重移動もその一つです。インパクトで、しっかり体重が左に乗っているか、ピッチングウェッジを腰に立てかけるだけで分かっちゃいます。名付けて「ピッチング占い打法」です。 バッチリ体重が乗ったインパクト ダウンスイングからインパクトにかけて、右から左へとバッチリ体重が乗ったインパクトができれば、少なくとも体重移動によるパワーロスはなし。きちんと体重が乗ったインパクトは、こんな形になるはずです。 体重移動がアマいのはこんなインパクト 右に体重が残り左足に体重が乗...
2011/08/01上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第8回 グリーンを外したらガッツポーズ!?

ゴルフが上手い=感情のコントロールが上手い 大きなミスからカムバックできず、ミスの感覚をズルズルと引きずってしまう人。ハザードやOBが気になると、思い通りのショットができなくなってしまう人。大叩きしたホールがあると、そこから集中力が途切れてしまう人・・・。 誰でも苦手意識のある場面はあるし、ミスもピンチもつきものです。メンタル的な波もあります。しかし、ゴルフが上手い人は誰しも、感情を上手くコントロールして、自分のプラス面を導き出すことに長けているといえます。 技術的なレベルは向上しているはずなのに、自分のスコアの壁をなかなか越えられない方は、感情やフィーリングを上手くコントロールができているか...
2011/08/15上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第10回 自分のベストパターンを意識せよ

悪かったことばかりに支配されていませんか? 自分のラウンドを振り返ってみたとき、悪かったところばかりを思い出していませんか?良いプレーがあった時には、パッと一瞬、気が晴れるけど、悪かったところは、いつまでもグダグダと引きずってしまったり・・・。 たとえば、スコアカード。OBを打ったところとか、3パットをしたところなど、悪かったところは几帳面にチェックするけど、良かったところに、振り返るきっかけを与えていますか? たとえば良かったホールに丸をつけてみる ゴルフはミスのゲームといいます。ミスを反省し、今後それをいかに回避すべきか検証する上では、OBや3パットを記録するのも正論です。でも、あのOBが...
2011/07/26上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第7回 スイング作りで目指すべきゴールとは?

あなたの目指すべきスイングは何ですか? 目指すべきスイングとは何かと訊かれて、どう答えますか?打球の方向性が安定したスイングですか?大きな飛距離が稼げるようなスイングですか?それとも、番手通りの距離感が出るようなスイングでしょうか。 こうした理想を実現するために、誰しも美しいスイングを身につけたいと思うはずです。では、あなたが目指すべき美しいスイングとは、具体的にどんなスイングなのでしょう。明快に即答できますか? プロでもスイングは千差万別 プロのスイングは淀みなく力強くて、とても美しく見えますが、それでも千差万別です。共通すると思われるインパクトの形を見てみても、実際、その形はそれぞれ微妙に...
2010/08/23上達ヒントの宝箱

アプローチのワザを磨く原点「ピッチ&ラン」

アプローチのワザを磨く原点「ピッチ&ラン」 これから10回に渡ってお届けするのは、アプローチのワザをとことん磨く集中レッスンです。第1回目は、「ピッチ&ラン」についてお話しいたしましょう。さまざまなワザに通じる、最もベーシックなショットなので、しっかり身につけてくださいね。 アプローチウェッジを使いましょう 理想的なピッチ&ランのショットのイメージは、キャリーとランが半々くらいです。従って、サンドウェッジでは上がって転がりにくく、ピッチングウェッジではランが多くなってしまうので、その中間となるアプローチウェッジを使うことをオススメします。 グリップの中央くらいを握る ピッチ&ランは、高く上げる...
2010/08/30上達ヒントの宝箱

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」 さまざまな状況に合わせて、もっともミスの確率が少なく、寄る確率の高いアプローチを選ぶ。そんな引き出しが多いほど、ショートゲームが楽しくなるし、スコアもまとまってきます。転がせるときは迷わず転がせるよう、「ランニングアプローチ」をマスターしましょう。 迷わず転がすべきシーンとは? たとえば、グリーンエッジ近くで、ピンまでは遠い状況のアプローチ。この状況で、わざわざ高く上げて、ピンの根元に落として止めるショットは必要ありませんよね。振り幅が小さいのでミスが断然少なく、ラインのイメージも出しやすい「ランニングアプローチ」をチョイスするのが得策です。 PW...
2011/07/15上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第6回 パッティングは100%の決断で臨め

あなたは10センチのパットにどう臨む? この、わずか10センチのパットで、あなたはどう臨みますか?右に切れるのか、あるいは左に切れるのか、ラインで思い悩んだりしますか?スムーズなストロークができるかどうか、不安がよぎったりしますか? どう臨むも何も、この距離だったら、まず外すことは考えないですよね。打てば間違いなく入るという、100%絶対的なフィーリングで臨むはず。この100%の感覚をいかなるパッティングでも、強く意識して欲しいのです。それが今回のテーマです。 ラインを読むのに時間をかけ過ぎていませんか? 下りのスライスラインと想定してみましょう。スライスラインのはずだけど、一体どのくらい切れ...
2011/06/20上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第2回 超シンプル・アプローチ

テクニックでガチガチになっていませんか? アプローチでは、あらかじめ体重を左足にかけて、ハンドファーストに構え、手首の角度は変えずに・・・。なんて、頭の中をカタチばかりが渦巻いて、その挙げ句に、体はガチガチという人はいませんか?セオリー通りのはずなのに、出来上がったアドレスは写真のように不自然でガチガチ。 アドレスはガッチガチの上、トップやザックリといった、ガッカリするミスを避けたいばっかりに、当てにいく意識にも囚われて、スムーズに振ることさえままならない。一体、どうすればいいのでしょう? アプローチのセットアップはもっとシンプルに! ガチガチになってしまう大きな原因は、チェックポイントが多す...
2011/06/27上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第3回 ドライバーを力まず飛ばす音感

ココ一番のドライバーでなぜ力む? 広々としたフェアウェイやドラコンホールなど、思い切って飛ばしたいココ一番の場面で、ドライバーショットをミスる人を多く見かけますよね。 思わず力みすぎたのでしょうか。スイングが速くなってしまったのでしょうか?普段と違った心理的な悪影響が大きく働いたことには間違いありません・・・。 スイングが速かったのでしょうか? 「今のはスイングが速かったよ」と指摘する人がいるかも知れません。しかし、いつもよりももっと飛ばしたい時に、どうすべきかといえば、やはり速く振るしかありません。誤解のないよう正確に言えば、普段よりもヘッドスピードを上げること。 それ以外に、ここぞという時...
2011/06/10上達ヒントの宝箱

物理を使いこなせば飛びヂカラ増強!第10章 ターン・アップ&フィニッシュ編

ターン・アップでもう一押し! いよいよフォローからフィニッシュへ!といきたいところですが、クラブが90度ずつ位置を変える、すべてのポジションに着目するのが永井流。フォローでクラブが飛球線と平行になり、そこからフィニッシュへ向かう前に、90度位置を変えたポジションにも要注目。この位置がターン・アップです。 聞き慣れない言葉だと思いますが、ここでのもう一押しが、あなたの飛びヂカラを未知なる高みへと導いてくれます。さて、どんな風にもう一押しを加えるのでしょうか・・・。 「ターン」して「アップ」 おヘソがターゲットに正対する形で腰を「ターン」。そして、フォローで右腕とシャフトが一直線となった状態キープ...
2011/06/03上達ヒントの宝箱

物理を使いこなせば飛びヂカラ増強!第9章 フォロー編

飛びと方向性に磨きを増すフォロー インパクトのポジションから、クラブが90度動いた位置がフォローのポジションです。すでに、ボールを打ち終えている状態ですが、このフォローでの意識を高めることで、飛びと方向安定性に磨きをかけることができます。 物理を使いこなすという視点で、「作用反作用」「入れ替え」というキーワードで、ゴルフスイングの各ポジションを見てきたわけですが、ここで問題です。フォローではどのような作用反作用を意識すべきでしょうか? 追い越したクラブが体と引っ張り合う ちょうど180度対象的なポジションにあるプレインパクトでは、走り出そうとするヘッドを抑えて、タメをキープするために、左へ体重...