2021/04/14進藤大典ヤーデージブック
【進藤キャディ手記】“救われた”かつての相棒 松山英樹へ「ありがとう」
まさに松山英樹選手の真骨頂を見せてもらいました。トーナメントリーダーで迎える最終日最終組。世界中のゴルファーが憧れてやまない「マスターズ」の舞台です。日本の悲願を背負い、誰も想像できないプレッシャーを感じていたと思います。その中でも堂々と、風格すら感じる王者にふさわしいプレーでした。
4日間を通じてスイングのフィニッシュが崩れる場面もありましたが、しっかりとフェアウェイを捉え続けていました。それこそが、いま松山選手が目指すスイングができつつある証拠なのではないでしょうか。
昨年12月に2人でラウンドしたときのことです。11月開催だった「マスターズ」以来と話していたラウンド中、目澤秀憲コーチとス...