昨年プレーオフを制したショーン・オヘアー（Harry How /Getty Images）

米国男子ツアーの今季31戦「RBCカナディアンオープン」が、7月26日（木）から29日（日）までの4日間、カナダのハミルトンG&CCで開催される。今年で102回目の開催と歴史ある大会に日本の石川遼が出場する。

石川は6月に米ツアー5連戦に挑み、一時的に帰国し日本ツアーにも出場した。そして先週の「全英オープン」から再び5連戦に突入している。先週は初日の終盤に5ホール連続ボギーをたたくなど予選落ちとなったが、今週はショットの精度を立て直し、上位進出を狙う。

＜＜　下に続く　＞＞

昨年の大会は通算4アンダーのショーン・オヘアーとクリス・ブランクスとのプレーオフが行われ、オヘアーが勝利を掴んだ。カナダで開催される大会だけに、地元出身のマイク・ウィアやスティーブン・エイムスなどの奮起が期待される。カナダの選手が優勝をおさめたのは1954大会のパット・フリッチャーが最後。04年にはウィアがプレーオフまで進出したが、ビジェイ・シンに敗れてしまった。

注目選手としては、「全英－」で最終日に大逆転優勝を果たしたアーニー・エルス（南アフリカ）が出場を予定している。日本勢では石川と今田竜二が出場予定だ。先週は「トゥルーサウスクラシック」に出場し、今季自己最高の10位タイに食い込んだ。好調を維持し、フィールドが強くなる今大会でも上位進出を果たすことはできるか。