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UBS香港オープン
期間:10/22~10/25  場所: 香港GC(香港)

ビエルゴーとローズの一騎打ちに

「UBS香港オープン」は首位で並んだルーカス・ビエルゴーとジャスティン・ローズによる香港GCでの3日目の熱戦を経て、最終日は2人による一騎打ちの様相となった。

デンマークのビエルゴーに対し1打差の首位で3日目をスタートしたローズは、この日を2イーグル、2バーディと、見事「64」でラウンドし、通算15アンダーまでスコアを伸ばした。

しかし、ビエルゴーも負けじと応戦し、最終ホールではこの日唯一のボギーを叩くも、3日目を「63」でラウンドして、ヨーロピアンツアー初優勝へ向け首位タイで最終日を迎えることとなった。

3位には3日目を「65」でラウンドして通算11アンダーとしたアニルバン・ラヒリがつけており、その1打後方にはラヒリと同じインドのジーブ・ミルカ・シンマシュー・フィッツパトリックがつけている。

「最高でしたね。ジャスティンとのプレーを楽しみました。彼はとても良い人で、僕らはバーディを決め続けました。特に前後半の折り返し周辺はすごかったですね」とビエルゴー。

「きょうはとても良いゴルフがプレーできましたし、良いスタートを切ってプレッシャーから解放されたのが良かったですね。あしたが本当に楽しみです」。

「もちろんボギーでラウンドを終えるのは面白くないものですし、特にきょうはそうでしたね。18番では酷いティショットを打ちましたが、あれがきょう唯一の悪いショットでした」。

「ですので、望み通りの締めくくりとは行きませんでしたが、それでもきょうのラウンドにはとても満足しています」。

ローズはティショットを右奥へ押し出し、セカンドはフェアウェイにチップショットで戻すだけだった1番でいきなり試練にさらされるも、3打目でピンそば3メートルに寄せてパーをセーブする貫禄を見せた。

2ラウンド連続の「67」で週末を迎えたフィッツパトリックは、2番と3番でバーディを奪って首位との差をわずか1ストロークまで詰めた。

すると、ローズはパー4の3番でドライバーを356ヤード飛ばしてグリーンを捉え、イーグルパットを決めて一気に通算11アンダーまでスコアを伸ばした。

一方、ビエルゴーは同ホールをバーディとして通算9アンダーとすると、フィッツパトリックは見事なバンカーショットを見せた6番でこの日3つ目のバーディを奪った。

飛ばし屋のビエルゴーは4番でも立て続けにバーディを奪い、2打目をピンそば60センチに寄せる美技を見せた6番でもバーディを奪って首位のローズに並んだ。

フィッツパトリックは9番でカラーからのロングパットを沈めてバーディを奪い、前半を「30」として、通算10アンダーで後半へ折り返した。

しかし、勢いの止まらない首位の2人はともに10番でバーディを奪うと、波に乗ったビエルゴーは11番で3.6メートルのバーディパットを沈め、ティショットをピンそば3メートルにつけたパー3の12番でもバーディを奪い、2打差の単独首位に躍り出た。

対するローズも「全米オープン」王者の肩書きがただの飾りではないところを見せつけ、13番で15メートルのイーグルパットをねじ込んで首位に並ぶと、ビエルゴーも4ホール連続バーディを奪って応戦した。

ローズは続く15番でバーディを奪って再び首位に並ぶと、時を同じくして18番でバンカーに捕まったフィッツパトリックが同ホールをボギーとしたことにより、首位タイの2人には5打差のリードができた。

序盤はおとなしいゴルフを展開したラヒリは、この日のフロントナインをイーブンパーでラウンドし、通算6アンダーで後半へ折り返すと、10番、11番、そして13番でバーディを奪って一躍優勝争いに名乗りを上げた。

ラヒリは16番で小気味良いチップショットからバーディを奪い、二桁アンダーに乗せると、17番でもバーディを奪い、年間最優秀新人賞を争うフィッツパトリック、そして同胞のシンに1打差をつけて最終日を迎えることとなった。

シンは「35」の1オーバーで前半を終えるも、10番からの3連続バーディで息を吹き返し、上がり4ホールでも3つのバーディを奪って、後半を「30」でラウンドした。

現在「レース・トゥ・ドバイ」で140位のシンは、最終日にシード権獲得に望みを繋ぐも、それを実現するには現在の4位タイよりも上の順位で大会を終える必要がある。

コース上では終盤にもドラマが生まれ、ビエルゴーが16番でこの日8つ目のバーディを奪うも、ティショットを大きく外した18番でボギーを叩き、激しいつばぜり合いを展開した首位タイの2人が最終日も同組でプレーすることとなった。

「ルーカスはきょう、信じられないくらい素晴らしいプレーをしたね」とローズ。「実は、彼がどのようなゴルフをするのかほとんど知らなかったのだけど、1番では彼が素晴らしい人間であることが分かり、2番では彼が本物の実力者であることが分かったんだ」。

「僕は彼に食らいついて行ったし、きょう特に良かったのはいくつかの絶対外してはならなかったパーセーブなんだ」。

「1番は良いプレーができなかったけれど、4.5メートルのほどのパーパットを沈めることができたし、3番のイーグルで勢いに乗ることができたね」。

「きょうはルーカスとプレーして、お互いにバーディやイーグルを奪い合う本当に楽しい一日だったし、これで後続を引き離すことができたからね。とても楽しかったよ」。

シード権確保へ向けて奮闘するジェイソン・スクライブナーとマット・フォードは、通算9アンダーでY.E.ヤンと並び、目的を果たすチャンスを掴んだ。

現在ランキングで117位につけるイングランド出身のフォードはこの大会で6位タイに入れば2016年シーズンのプレー資格が得られるが、豪州出身のスクライブナーは現在139位と、さらに結果が求められる状況になっている。

「レース・トゥ・ドバイ」でスクライブナーの一つ上の順位を行くネーサン・ホルマンはさらに1打後方につけており、彼もQスクール行きを回避するには最終日に好スコアが求められる。

シード権獲得にはこの大会の優勝が必須となっているガガンジート・ブラーも通算8アンダーにつけており、パトリック・リードトンチャイ・ジェイディーもこのグループにつけている。

駆け込みで大会出場が実現し、2016年のヨーロピアンツアーのメンバーシップを維持する上で課せられた最低13大会への出場義務をクリアしたイアン・ポールターは3日目を「73」でラウンドし、通算4アンダーの23位タイに後退した。


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