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UBS香港オープン
期間:10/22~10/25  場所: 香港GC(香港)

A.パバンと呂偉智が首位発進 J.ローズが1打差で肉薄

「UBS香港オープン」は初日を終え、アンドレア・パバン呂偉智が首位に立って2日目を迎える展開となった。後続には1打差にメジャー王者のジャスティン・ローズが肉薄している。

午前中のラウンドで「64」(パー70)をマークした首位の二人は早い段階で集団から抜け出すも、後半に4バーディを奪った世界7位のローズがジーブ・ミルカ・シンとパン・チェンツンと並んで、首位から1打差の好位置につけた。

香港GCを舞台に開催されている今大会は、ファイナルシリーズが開幕する前のレギュラーシーズン最終戦であり、シード権確保の当落線上にいる選手たちにとっては、極めて重要なポイントを獲得する最後のチャンスとなっている。

「レース・トゥ・ドバイ」でのランキングを191位として今週を迎えたパバンは、シード権を獲得してQスクール行きを回避するには、今大会で2位以上の成績を残す必要がある。

初日を6アンダーの「64」でラウンドした26歳のパバンは、呂と並ぶ首位タイに立っただけでなく、トップ2フィニッシュへ向け絶好のスタートを切ったわけだが、イタリア出身の彼自身、まだこの完璧なタイミングでの勝利については考えてないと明かした。

「何と言っても今年は苦しんだからね」とパバン。「とにかく全力を尽くすだけだし、毎週楽しみにしているんだ。もちろんこれは最終戦だし、僕はQスクールに行くことになるだろうね。とにかくチャンスを作り出して行くだけのことだよ」。

「僕はただ自分のゴルフを少しでも良い状態にしようとしているんだ。少し自信が足りないと感じている。きょうは15ホール目までとても良いプレーができたけれど、そこからいくつか悪いショットを打ってしまった。何度かそのピンチを切り抜けることはできたんだけどね」。

「とにかく待つのみだね。自分に(シード権確保に必要なだけの)腕前があることは分かっているんだ。昨年と今年はとてもタフだったけれど、じきに来季へ向けた道筋が見えてくればと思っている」。

パバンは2番でバーディを奪うと、3番でボギーを叩くも、5番と7番でバーディを奪う盛り返しを見せた。後半に入り13番でバーディを奪ったパバンはそこから勢いに乗り、上がり6ホールで4つのバーディを奪ってみせた。

3年前、脳の手術によりあわや引退というところまで追いつめられた呂も、初日を8バーディ、2ボギーの「64」として勢いを見せた。

呂はパー5の3番でボギーを叩く幸先悪いスタートを切るも、4番、5番、6番とバーディを奪い返して前半を「32」(パー34)とした。

36歳の呂は後半に入ると10、11、13番とバーディを奪い、15番で大きく曲がる6メートルのバーディを決めたことで、単独首位に抜け出した。しかし、彼は16番で3メートルのパーパットを決め損ない、この日2つ目のボギーを叩くも、続く17番でバーディを奪って6アンダーに戻した。

「きょうは出だし3ホールで、ゴルフコースに対してきっちりと集中できていなかった」と台湾出身の呂。「そして3番でボギーを叩いたとき、こんなことじゃいけない、自分の調子を取り戻さないと良いラウンドにはならないぞ、と自分に言い聞かせたんだ」。

「幸運にも4番から連続して5番、6番とバーディを奪うことができ、気分が良くなって流れに乗ることができた。そしてバックナインはとても心地良くプレーできたね」。

「きょうはとても良いラウンドだった」。

「レース・トゥ・ドバイ」で5位につけるローズは、前半は4番でのバーディ1つのみと、「33」で後半へ折り返すも、10番、13番、14番、そして17番とバーディを奪い、ラウンドの終わりにかけて次第に脅威となっていった。

今週はシード権確保へ向け3位以上が必須と、好成績が求められる選手の一人であるシンは、奪ったバーディ7つに対し、ボギーは最終ホールを含む2つのみと、幸先良いスタートを切った。

呂と同じく台湾出身のパンは初日を6バーディ、1ボギーの「65」として、こちらも首位から1打差の5アンダーにつけている。

その後方の4アンダーのグループには、いずれもこの大会でのシード権確保を狙うシブ・シャンカラ・プラサド・チョウラシア、オリバー・フィッシャー、そしてケビン・フィーランがつけている。

チョウラシアは「レース・トゥ・ドバイ」の順位を111位として今週を迎えたのに対し、フィーランは123位、そしてフィッシャーは圏内の105位としているが、まだ安全圏に達したわけではない。

ルーカス・ビエルゴー、ラヒル・ガンジー、そしてグレーム・マクドウェルも4アンダーのグループにつけている。

「ブリティッシュマスターズ」で初優勝を果たして以来の大会出場となったマシュー・フィッツパトリックは、首位から3打差の12位タイにつけており、年間最優秀新人賞をかけた争いでそのフィッツパトリックにとって最大のライバルになると目されるアニルバン・ラヒリも同じグループにつけている。

「レース・トゥ・ドバイ」でシード権確定ラインの110位につけるプロム・ミーサワット、そして今大会への出場を断念した招待選手のリッチ・ビームの代わりに急遽出場が決まったイアン・ポールターも3アンダーの12位タイグループにつけている。ポールターは、ヨーロピアンツアーのメンバーシップを維持する上で課せられた最低13大会への出場義務を果たす上で、この大会へ出場する必要があった。

世界20位のパトリック・リードは2アンダーで初日を終え、世界8位のダスティン・ジョンソンはその1打後方につけている。


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