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2014年 ノルデアマスターズ
期間:05/29〜06/01 場所:PGAスウェーデンナショナル(スウェーデン)

ブリクストとステンソンがマルメで初の凱旋優勝を目指す

世界2位のヘンリック・ステンソンと同胞のヨナス・ブリクストは今週、初めてPGAスウェーデンナショナルで開催される「ノルデアマスターズ」で母国優勝を目指すことになる。

この2人のスウェーデン人コンビは先週の「BMW PGA選手権」でともにトップ20入りを果たすなど、好調を維持してマルメへと乗り込んでくる。

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賞金総額150万ユーロの今大会で、2人はいずれも勝利寸前までいった経験を持っている。ブリクストは昨年大会でミッコ・イロネンに続く2位に入っており、ステンソンは2005年大会でプレーオフの末、オーストラリアのマーク・ヘンズビーに敗れたほか、04年はスウェーデンの同胞であるピーター・ハンソンに続く2位に入っている。

ステンソンは今年の始めにPGAスウェーデンナショナルより栄誉生涯会員の座を授与されており、レイクコースで開催される今年の大会は、さながらホームグラウンドのようにも感じるだろう。

ステンソンは「良い1週間になるね。自分のゴルフ史上最も忙しい1週間になるだろうけれど、楽しい1週間にもなるだろうから本当に楽しみにしているんだ」と述べた。

一方、ブリクストは「マスターズ」で2位タイに入り、先週のウェントワースクラブでは16位タイに入るなど、現在絶好調である。

9月にグレンイーグルスホテルで開催される「ライダーカップ」にデビューを果たすべく、その出場枠の獲得に迫っている30歳のブリクストは、再び欧州代表チームのポール・マッギンリー主将の目にとまるよう、地元スウェーデンでも目覚ましい活躍を見せたいところだ。

ブリクストは、「優勝争いに絡んでいる時はいつだって、プレーするのが楽しいものだよ。だから今週もまた良いプレーができればいいね。ウェントワースでは週末に思うようなプレーができなかった。けれど、それもゴルフだからね。練習場で足りなかった部分を補い、今週はもう少し良いプレーができたらと思っている」と述べた。

「母国でプレーし、友人たちと旧交を温めるのは良いことだね。確か友人と家族と合わせて25人が応援に来ることになっていて、みんなで一軒の家に寝泊まりすることになっているんだ。食べ慣れた食事に見慣れたテレビ番組となるわけで、今週は本当に楽しみなんだ」。

「レース・トゥ・ドバイ」で首位を走るトーマス・ビヨーンは、昨年の「ノルデアマスターズ」では4位タイに入っており、先週のウェントワースで5打差のリードを守り切れずに勝利を逃した失望からの復活を期している。

ロリー・マキロイの後塵を拝し4位タイで先週の大会を終えたこの偉大なるデンマーク人選手は、それでも今季の通算獲得賞金を1,470,194ユーロとして「レース・トゥ・ドバイ」の首位を快走しており、12年ぶりとなる「ライダーカップ」の出場枠を事実上確定させている。

ディフェンディングチャンピオンのイロネンは、2007年の大会初優勝、そして昨年の勝利に続く「ノルデアマスターズ」3勝目を狙っている。

現在「レース・トゥ・ドバイ」で26位につけているフィンランドのイロネンは、昨年の5月に戴冠したコースとは異なる地でのタイトル防衛に臨むことになるが、この大会で3勝を挙げたスコットランドのコリン・モンゴメリー、そしてイングランドのリー・ウェストウッドといった錚々たる顔ぶれへの仲間入りを果たしたいと願っている。

その他では先週のウェントワースで500回目のヨーロピアンツアー出場を果たしたロバート・カールソンも有力選手の一人である。

カールソンは、過去にこの大会を制したイェスパー・パーネビック(1995年と1998年)、ヨアキム・ヘックマン(1997年)、ピーター・ハンソン(2008年)、リチャード・S・ヨンソン(2010年)、そしてアレックス・ノレン(2011年)に続く7人目のスウェーデン人王者となるべく大会に臨む。

PGAスウェーデンナショナルは、この大会が1991年に初めて開催されて以来、同大会を開催する7つ目のコースとなる。コースはカイル・フィリップスの設計で、レイクコースの全長は7,390ヤードである。

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