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永井と朴が首位! 古閑、有村が2差、さくらは出遅れる

国内女子ツアー第6戦目となる「フンドーキンレディース」が5月13日(金)、福岡県にある福岡センチュリーゴルフ倶楽部で開幕。全体的に伸び悩む展開の中、朴仁妃(韓国)と永井奈都が3アンダーで首位に並んでいる。

2アンダーの3位タイには、48歳のベテラン塩谷育代、服部真夕カン・スーヨン(韓国)、オナリン・サタヤバンポット(タイ)。1アンダーの7位タイに、宮里美香古閑美保有村智恵北田瑠衣佐伯三貴アン・ソンジュ(韓国)ら8人が集団を形成している。大会連覇がかかる横峯さくらは、金田久美子不動裕理らと並び3オーバーの46位タイ、上田桃子は4オーバーの62位タイと出遅れている。

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<パッティングを矯正し首位タイの永井奈都>

4バーディ、1ボギーの3アンダーでホールアウトし首位タイとなった永井奈都。2002年にプロ入りしてからツアーで首位になるのはこれが初めて。その要因は、パッティングの改善にあった。今季は5試合に出場し予選を通過したのは1回だけ。先週も予選落ちし「自分のイメージ通りのストロークができていない」と気づいた永井は、オフに使用していたパッティング練習用のレール(アルミ製)を取り出して、真っ直ぐに打てるように練習を繰り返した。その成果が早速現れて、この日は10m、8mのバーディパットをはじめ、随所でピンチも凌いだ。「今日は出来すぎです」と話す永井は「明日も同じようにパッティングが決まるとは思いませんが、確実にパーをセーブすることを心がけます」と気を引き締める。

<朴仁妃は2ボギーを叩くも実力発揮の首位タイ>

今季の開幕戦を制した朴仁妃は、その後3試合でいまひとつ優勝争いに加われずにいた。しかし、今週は初日から首位タイにつけ、残り2日間もスコアを伸ばす勢いだ。後半に2つのボギーを叩いてしまうが「このコースはインコースが難しいので、そこを気をつけながら明日も回りたい」と、気を引き締める。前日まで雨だったこともあり「今日回ってみて、コンディションも良く綺麗なコースだと知りました」と、初めてラウンドしたかのようなコメントを残す。「グリーンが広いので、いかにパット数を減らすかが勝負の鍵になります」と、優勝に向けた戦略も立てている。

<少しずつ少しずつ!好感触を取り戻す古閑が9ヶ月ぶりのアンダーパー>

首位と2打差、1アンダー7位タイに8人がならぶ混戦の中に古閑美保が加わった。今季は開幕戦を欠場し、その後4試合に出場して3試合で予選落ち。アンダーパーでラウンドできたのは、昨年8月の「CAT Ladies」以来、なんと9ヶ月ぶりとなる。前半の8番、9番で連続バーディを奪取。後半には11番から連続ボギーといまひとつ波に乗れないが、終盤の17番でバーディを奪いアンダーパーを記録した。「今までもショットが特別悪いとかはないのですが、少しずつ噛み合いだしたという感じですね。これが、もっと噛み合うようになってくれれば上位に入れると思います」と話す古閑。2日目もアンダーパーでラウンドできれば、優勝争いも見えてくる。

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2011年 フンドーキンレディース



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