2024/08/30スイング辞典by内藤雄士

テークバックはどこに上げるのが正解?【レッスン用語♯7/テークバック】

シャローイング、スティープ、サイドベンド…、レッスン界には実に多くの専門用語があふれている。今企画はそうした一見難しそうなレッスン用語を、プロコーチ界の第一人者・内藤雄士に解説してもらう。“辞書”をひも解き、上達に役立ててもらいたい。7回目は「テークバック」について。 インサイドに上がり過ぎるのはゼロ点 シャフトプレーンに対して、クラブがインサイドに上がり過ぎるのはゼロ点です。なぜかと言うと、体の運動量に対してヘッドの動きが大き過ぎるからです。そこからピタッとキレイなトップを作るのは難しい。インサイドに上がり過ぎる人は、肩が回っていなくて、結局外からクラブが下りてくる逆ループ軌道の方が多いで...
2024/10/11スイング辞典by内藤雄士

毎回同じアドレスが作れるコツとは?【レッスン用語♯10/スタンス】

シャローイング、スティープ、サイドベンド…、レッスン界には実に多くの専門用語があふれている。今企画はそうした一見難しそうなレッスン用語を、プロコーチ界の第一人者・内藤雄士に解説してもらう。“辞書”をひも解き、上達に役立ててもらいたい。10回目は「スタンス」について。 ボールの位置とスタンス幅を気にしていない人が多い アマチュアのゴルファーの方とラウンドする際に感じるのは、スタンスやボール位置を気にする方が少ないこと。止まっている球を打つゴルフでは、ボール位置とボールと体の距離感が一定で、さらにスタンスも含めた体の向きがターゲットラインと揃うことが大前提。その上で正しい軸回転ができれば、毎回同...
2024/08/16スイング辞典by内藤雄士

改めて「掌屈」とは?本当に必要なモノなのか【レッスン用語♯6/掌屈】

シャローイング、スティープ、サイドベンド…レッスン界にはさまざまな専門用語があふれているが、果たしてこれらの言葉をちゃんと理解しているゴルファーはどれだけいるのだろうか。今企画はそうした一見難しそうなレッスン用語を、プロコーチ界の第一人者・内藤雄士に掘り下げて解説してもらう。“辞書”をひも解いて上達のヒントに役立ててもらいたい。6回目は「掌屈」(しょうくつ)について。 そもそも「掌屈」とは何ぞや 「掌屈」とは手首が手のひら側に折れていることを指します。手首の形とクラブフェースは連動していて、左手首が掌屈するとフェースはクローズになりやすい。掌屈の反対、つまり手首が甲側に折れる状態を「背屈」(...