2021/10/12優勝セッティング

ウェッジ4本体制 渋野日向子の優勝クラブセッティング

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(10日)◇東名CC(静岡)◇6592yd(パー72) 4人によるプレーオフを制してツアー5勝目を挙げた渋野日向子。3月「ダイキンオーキッドレディス」以来、貫いてきたウェッジ4本体制で勝利を手繰り寄せた。 「ウェッジの距離も伸びてきたし、4本あると使う場面が多くて頼りになりました」と改造したスイングで100yd以内の精度を高めてきた。 正規の18番パー5では3打目95ydから52度で1mに。プレーオフ1ホール目では88ydから54度で30cmに寄せ、続く2ホール目では108ydから46度で1.5mにつけて“3連続バーディ”と正確なショット...
2021/10/25優勝セッティング

“スペア”のパターで「いいフィーリング」 松山英樹の母国Vセッティング

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 最終日(24日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70) 単独首位から出た松山英樹が2イーグル3バーディ、2ボギーの「65」をマークし、通算15アンダーでPGAツアー通算7勝目を日本で飾った。後半10番でキャメロン・トリンガーリにトップを譲る場面こそあったが、終わってみれば後続に5打差の圧勝。「マスターズ」制覇と同一年に母国で優勝した選手は2011年以降で4人目となった(2011年シャール・シュワルツェル、2013年アダム・スコット、2017年セルヒオ・ガルシア)。 事あるごとに「状態が本当に良くなかった」と口にしてい...
2021/06/15優勝セッティング

バッグの半分は“ウッド型” 青木瀬令奈の優勝セッティング

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(13日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72) プロ11年目の28歳・青木瀬令奈が4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた。身長153㎝と小柄な体型で、青木自身も「スタッツを見ると私が一番飛んでいない大会もあったり、シード選手の中でもランク外だと思う」と客観視している。 キャディバックには2020年シーズンから使うダンロップ ゼクシオ エックス ドライバーをはじめ、7本もの“ウッド型”の顔のクラブがそろう。 「『飛距離のある選手と同じ土俵で戦うのは大変でしょう?』って言われるけど、私の中では当たり前にやってきたこと。...
2018/08/28優勝セッティング

やさしさ優先で飛距離アップ アン・ソンジュのセッティング

大会名:ニトリレディスゴルフトーナメント 日時:8月23日(金)~ 26日(日) 開催コース:小樽CC(北海道) 優勝者:アン・ソンジュ アン・ソンジュ(韓国)が通算7アンダーで今季4勝目をあげた。前回優勝した7月の「ニッポンハムレディスクラシック」では、キャロウェイ ローグ サブゼロ ドライバー(9度)を使用していたが、今回はキャロウェイ ローグ ドライバー(9度)を起用した。 投影面積がひとまわり大きくなって、やさしさもアップ。難関の小樽CCで唯一、4日間アンダーパーを記録した。「これまでは高い音が嫌いでカスタムしていたが、それだと重くなってミスショットが多かった。今回はそれをやめたので軽...
2018/03/05優勝セッティング

1Wのロフト角は7度 イ・ミニョンの優勝セッティング

大会名:ダイキンオーキッドレディス 日時:2018年3月1日(木)~4日(日) 開催コース:琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 優勝者:イ・ミニョン(韓国) 2打差を追ってスタートしたイ・ミニョン(韓国)が6バーディ、ノーボギーの「66」をマークし、通算11アンダーで開幕戦を制した。 クラブ契約はテーラーメイド。1Wは話題の最新モデル『M3』『M4』ではなく、前作の『M2 ドライバー』を使用する。 特徴的なのは、そのロフト角だ。標準9.5度のロフト調整スリーブをめいっぱい立たせた“LOWER”に合わせ、さらに調節を加えることで7度に設定。「もともと球が上がりやすいので、その設定にしています」と、女子プ...
2017/10/02優勝セッティング

ショット力が光った4日間 小平智の優勝セッティング

大会名:トップ杯東海クラシック 日時:2017年9月28日~10月1日 開催コース:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知) 優勝者:小平智 小平智が今季初優勝を飾り、2016年「ブリヂストンオープン」以来となるツアー5勝目を挙げた。4日間のパーオン率1位(79.17%)、フェアウェイキープ率2位(64.29%)が示すように、持ち味とする安定したショットで優勝をたぐり寄せた。 契約4年目となるプロギアの担当者は、小平のクラブ選びのこだわりについて「コントロール性能を気にされます。ドライバーはどこまでも高く打ち上げられて、なおかつ飛ばせるもの。その中でもちょっとしたフェードやドローでフェアウェイに...
2017/11/21優勝セッティング

契約フリーで変幻自在の14本 申ジエの優勝セッティング

大会名:大王製紙エリエールレディスオープン 日時:11月16日(木)~19日(日) 開催コース:エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 優勝者:申ジエ 申ジエ(韓国)が賞金ランキング1位の鈴木愛に2打差をつける通算17アンダーとし、今季2勝目を挙げた。 クラブ契約はフリー。今季1勝目を挙げた8月「ニトリレディス」以降もクラブの入れ替えを行い、現在のアイアンはミズノ製の最新モデルミズノプロ 518 アイアンを使用する。5Wも1勝目とは異なり、3Wと同じテーラーメイドのM2 ツアー フェアウェイウッドにした。1打リードで迎えた終盤の17番(パー5)。残り200ydから2オンさせて2打差に広げた決定打...
2017/08/29優勝セッティング

前年ラストVからクラブを一新 申ジエの優勝セッティング

日時:8月24日(木)~27日(日) 開催コース:小樽CC (北海道) 優勝者:申ジエ 通算10アンダーで3日間を終えた申ジエ(韓国)が、今季出場15試合目にしてシーズン初優勝を決めた。2016年最後の優勝となった10月「樋口久子 三菱電機レディス」では1Wに『本間ゴルフ ツアーワールド TW727 455ドライバー』を採用していたが、今大会では『テーラーメイド M2 ドライバー』を選んでいる。 1Wのみならず、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジも当時から一新。パターも『オデッセイ ワークス #5CS』から『オデッセイ ホワイトホットツアー #5』にチェンジ。「リズムだけ意...
2017/08/21優勝セッティング

新投入のパターも 1億円を導いた藤本佳則の優勝セッティング

日時:8月16日(木)~8月20日(日) 開催コース:恵庭カントリー倶楽部(北海道) 優勝者:藤本佳則 32人が出場したツアー外競技「ネスレマッチプレーレクサス杯」の頂点に立ったのは、藤本佳則。決勝戦で小平智を2UPで破り、頂点に輝いた。国内では破格の優勝賞金1億円を手にした。 1UPのリードで迎えた17番(パー5)では、グリーン左エッジから6mのパーパットをパターでねじ込みボギーを回避。小平に並ばれるピンチを逃れ、「17番のパーパットが勝因だと思う」とした。 パターは、今週から『オデッセイ ホワイトホット 2ボールブレード』を投入した。「以前から試していた」という太目のグリップとも感覚がマ...
2017/08/29優勝セッティング

クラブ契約フリー2年目 池田勇太の優勝セッティング

大会名:RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 日時:8月24日(木)~8月27日(日) 開催コース:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県) 優勝者:池田勇太 昨季賞金王の池田勇太が、「大好き」と公言する福岡で今季初勝利を飾った。今年は海外メジャー4試合を含む米国ツアー10試合に出場し、国内ツアーはまだ6試合目。賞金ランキングではやっと15位に浮上したが、最終戦まで15連戦となる秋シーズン初戦での勝利に、2年連続賞金王獲りへの意欲も見せた。 シーズンオフに取り組んだ筋力トレーニングと、契約フリー2年目となるクラブの調整、さらに米ツアーでの戦いを経て、「何回か自分でもびっくりした」という飛距離アップ...
2017/10/30優勝セッティング

アイアンは3種類の構成 小鯛竜也の初Vセッティング

大会名:マイナビABCチャンピオンシップ 日時:2017年10月26日(木)~29日(日) 開催コース:ABCゴルフクラブ(兵庫) 優勝者:小鯛竜也 2007年にプロ転向した小鯛竜也がツアー初優勝。最終日が荒天のため中止となり、第3ラウンド終了時点で単独首位だった27歳が54ホールの短縮競技を制した。 16年からミズノ契約プロとしてツアーを戦う。1Wは今季からミズノの最新モデル『MP TYPE-2ドライバー』を使用。また、秋口に入り58度のウェッジを9月発売の最新モデル『ミズノプロ S18 ウェッジ』に切り替えた。 アイアンは2番からPWまで9本を入れるが、2種類のキャビティバックモデル(2番...
2017/07/25優勝セッティング

1Wシャフトを1インチ短くして安定 穴井詩の優勝セッティング

大会名称:センチュリー21レディスゴルフトーナメント 日時:2017年7月21日~7月23日 開催コース:瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県) 優勝者:穴井詩 1打差リードの単独首位からスタートした穴井詩が通算11アンダーで逃げ切り、2016年9月「ゴルフ5レディス」以来となるツアー通算2勝目を挙げた。 5月上旬から替えた1Wのシャフトは、それまでより1インチ短くした44インチ。硬さもSからXに変えた調整が体に馴染み、7月に入ってティショットの安定が増していたという。 58度のウェッジは、前週から『グラインドスタジオ ウェッジ Ver.2』を使用。「いろいろと試した」結果、ようやくフィットした...
2018/04/17優勝セッティング

クラブ選びは感覚派 過去モデル並ぶ重永亜斗夢のセッティング

大会名:東建ホームメイトカップ 日時:2018年4月12日(木)~15日(日) 開催コース:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重) 優勝者:重永亜斗夢 4打リードの首位から出た重永亜斗夢が「73」と2つ落としながらも後続を1打差で振り切り、通算12アンダーでツアー初優勝を飾った。 クラブはすべて2014年から契約したキャロウェイゴルフで固める。メーカー担当者によれば、同じモデルや重量の1Wシャフトでも、感性とフィットするまで数本を試すという感覚派。好みのモデルを使い込むタイプで、キャディバッグの多くを過去モデルが占めている。 1Wは2017年2月に発売のGBB エピック スター ドライバーを...
2018/10/16優勝セッティング

長尺シャフトを短く 成田美寿々の今季3勝目セッティング

大会名: 富士通レディース 日時:10月12日(金)~ 14日(日) 開催コース:東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) 優勝者:成田美寿々 首位のアン・ソンジュ(韓国)と2打差からスタートした成田美寿々が「68」でプレーし、通算8アンダーで逆転し今季3勝目を手にした。 前半8番(パー3)でボギーを出すも10番(パー5)で「残り115ydの位置からPWで打ち、球をしっかり落としたいところに落とし、止めた」とイメージ通りの一打でバーディを奪った。 2月の米ツアー「ホンダ LPGAタイランド」では海外選手との飛距離の差やスピン量の違いに衝撃を受け、ショット精度を上げる目標を掲げた。「方向性は間違っ...
2015/09/14優勝セッティング

「ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯 」武藤俊憲の優勝セッティング

日時:2015年9月11日(金)~13日(日) 開催コース:恵庭カントリー倶楽部(北海道) 優勝者:武藤俊憲 日本のプロゴルフで唯一のマッチプレー大会は、武藤俊憲が1回戦から5マッチを勝ち抜き、国内ゴルフ最高額の優勝賞金7000万円を獲得した。決勝では大会ホストの片山晋呉と対戦した。3ホールを立て続けに取られる苦しい序盤となったが、2ダウンまで戻した後の6番から3連続で取り返して逆転。後半は優位に試合を進め、1ホール残して勝負を決めた。 <最終日コメント> 「スタートからすぐに片山さんにリードされ『仕掛けてきた』と思いましたが、前半は観察してチャンスを待った感じです。最後に勝負を決めた17番(...
2015/10/05優勝セッティング

「日本女子オープンゴルフ選手権競技」 チョン・インジの優勝セッティング

日時:2015年10月1日(木)~4日(日) 開催コース:片山津GC(石川県) 優勝者:チョン・インジ 国内女子ツアーの今季メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で、日本ツアー2戦目となるチョン・インジ(韓国)がプレーオフを制し逆転優勝。日本ツアーデビュー戦での優勝に続く、国内女子メジャー2勝目。21歳55日での2勝目達成は、2006年に宮里藍が記録した21歳83日を更新する最年少記録となった。 プレーオフは18番(423yd)のミドルホールで実施。2打目に距離が残ることを想定して、プレーオフ開始前に8Iを抜いて19度のUTをバッグに加えるスイッチ技で、76ホールの激戦を制した...
2015/05/18優勝セッティング

「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」 アダム・ブランドの優勝セッティング

日時:2015年5月14日(木)~5月17日(日) 開催コース:太平洋クラブ江南コース 優勝者:アダム・ブランド 3日目を終えて後続に6打差のリードをつけたアダム・ブランド(オーストラリア)が、最終日の逃げ切りに成功した。日本ツアー本格参戦2年目での初勝利をメジャーで飾った。 現在ツアーメンバーでただ一人の左打ち。レフティのツアー優勝は実に24年ぶりの出来事だった。1Wの平均飛距離は280yd以下だが、ショットとショートゲームの精度の高さが持ち味。昨シーズンはパーキープ率、リカバリー率で全体1位の数字を残していた。 <最終日コメント> 「リードしている難しい緊張感もあり、1番でいきなり大き...
2015/11/23優勝セッティング

「大王製紙エリエールレディスオープン」イ・ボミの優勝セッティング

日時:2015年11月19日(木)~22日(日) 開催コース:五浦庭園カントリークラブ(福島) 優勝者:イ・ボミ 前週、自身初の賞金女王に輝いたイ・ボミが2週連続優勝を果たし、男女を通じて国内ツアー史上最高となる年間獲得賞金額2億2581万に到達した。シーズン7勝は、2004年の不動裕理以来11年ぶりのこと。 16本体制を敷くイは、3UT(19度)、5I、48度のウェッジをコースによって使い分ける。五浦庭園CCで前週と違ったのは、48度のウェッジを抜いて5Iを入れたこと。トーナメントコースレコードの「65」をマークした大会3日目は、その5Iで2度、1mにつけてバーディを奪っている。 <最終...
2016/11/21優勝セッティング

平均飛距離302.6yd ブルックス・ケプカの優勝セッティング

日時:2016年11月17日(木)~20日(日) 開催コース:フェニックスカントリークラブ(宮崎) 優勝者:ブルックス・ケプカ 5打差リードの単独首位から出たブルックス・ケプカが、後半に池田勇太に並ばれながらも最後2ホールを連続バーディで締めくくり、1打差で辛くも逃げ切った。世界でも屈指のパワーと「一番自信がある」というパットを武器に、大会レコードの通算21アンダーを記録。将来有望の世界ランク21位が、日本ツアーデビュー戦を優勝で飾った。 クラブの契約先は、今年8月にゴルフクラブ・ボール事業からの撤退を発表したナイキゴルフ。1Wのみ9月「ライダーカップ」からテーラーメイドのM2 ドライバーに...
2015/10/12優勝セッティング

「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」 イ・キョンフンの優勝セッティング

日時:2015年10月8日(木)~11日(日) 開催コース:石岡ゴルフ倶楽部(茨城県) 優勝者:イ・キョンフン 終盤までこう着状態が続いた大混戦を制したのは、2打差を追ってスタートしたイ・キョンフン(韓国)。1打差リードの終盤17番(パー3)では8Iでピンそば50センチに絡め、熱戦に終止符を打つバーディで後続を振り切った。 クラブ契約はテーラーメイドと交わす1Wのみ。今週から使用する『テーラーメイド M1 460 ドライバー』が今季1勝目の支えになったという。他の13本は「いろいろなクラブを試したい」と未契約。ユーティリティの1本は今大会を主催した本間ゴルフの『TW-U』を使用しており、「...