2020/02/26女子プロレスキュー!

目線で変わる アイアンでの高さの打ち分け方 宮田成華

「アイアンのコントロールショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「アイアンショットで弾道の高さを打ち分けたいのですが、ポイントはどこに置けば良いのでしょうか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 球の高さをコントロールするには、目線とボール位置がポイントになります。かなり基本的な方法と思われるかもしれませんが、この2点の変化で驚くほど弾道の高さを変えることができます。 1. 目線とボール位置で打ち分ける ショット直前でのターゲット方向に向けた目線がとても重要です。目線の高さによりフォローでのヘッドの高さが変わり、弾道の高さも変わるイメージです。ボール位置は右足寄りに置くほ...
2020/09/09女子プロレスキュー!

パットの引っかけ、なぜ起こる? 吉川桃

「パットの引っかけ防止」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「重要なパッティングほど引っかけるミスが頻出します。どうしたら防ぐことができますか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 実は私もパット時の引っかけに悩まされている一人です。元々カップの左へ外すことが多く、フックラインではつかまりすぎて、思う方向に転がすことが苦手です。今回は試合でも気をつけている引っかけ防止策をお教えします。 1. ヒール寄りにセットしているかを疑う アドレス時に気をつけている点は、ボールに対して置くフェースの位置です。引っかけの多い人は、ヒール寄りに置いてしまう傾向が強いと思われます。ヒール寄りに置く...
2020/12/16女子プロレスキュー!

安定したアプローチは縦回転♪ 森美穂

「アプローチの安定感アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「グリーン周りからのアプローチで、ダフリやトップなどのミスを出さずに、安定感をもたせる方法はありますか?」 【森美穂のレスキュー回答】14 アプローチで意識していることは、下半身をしっかり固定し、上半身の回転のみで振るということが最も重要です。私が常にグリーン周りで意識している、基本ポイントをいくつかご紹介いたします。 1. 下半身はアドレスで固める アドレスでは目標に対してややオープンに構え、ボールを右足寄りに置くことで、自然なハンドファーストをつくります。体重は左足に乗せたまま、フィニッシュまで変えることな...
2020/12/09女子プロレスキュー!

スタート前にやっておくべき即効ドリル 森美穂

「効果的な朝の練習メニュー」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「朝のドライビングレンジで、何をどのように練習すれば良いかが分かりません。おすすめの練習法はありますか?」 【森美穂のレスキュー回答】 朝の練習時におすすめのメニューは、スイング中に体の軸をキープして、普段通りの感覚を取り戻すことが重要です。特に時間も限られているので、なるべく短い時間で効果を発揮する、おすすめのドリルを2つご紹介します。 1. スウェー対策をやっておくべき 短時間でスイングの感覚をつかむには、体の軸がブレずに動けているかをチェックする必要があります。特にバックスイングで右に流れてしまう腰のスウ...
2020/10/21女子プロレスキュー!

フルスイングでつくる飛距離の壁を超える術 押尾紗樹

「飛距離アップのための力加減」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「飛ばすにはヘッドスピードが必要だと思うのですが、どうすればスピードアップできますか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 ドラコンとストローク競技をどちらも経験して思うことは、飛距離と方向性を両立させた練習では、飛距離アップは難しいということです。飛ばしのための練習には、力を出しきるフルスイングでの準備が必要と考えます。 1. 7割スイング練習はHSが下がる ボールをコントロールしたいと思うと、力加減を10割ではなく7~8割に抑えて振る練習を続けがちです。練習時に力を抑えると、いつの間にか本来の7割が10割、...
2019/05/15女子プロレスキュー!

練習場とコースの違い…見落としがちなボール位置 鶴岡果恋

同じようにアドレスすることはプロでも至難の業なのです。 1. ボールを真ん中寄りに置く アイアンショットが安定しない時は、ボールをいつもより真ん中寄りに置くようにしています。無意識に左足寄りに置いて
2019/05/08女子プロレスキュー!

ダフリ・トップを抑える腰の回し方 鶴岡果恋

「ダフリ・トップの悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「大事な場面でアイアンのダフリやトップが頻出してしまいます。上下の打点を安定させるにはどうしたら良いですか?」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 「ダフリもトップも、原因は体が上下に動いてしまうことだと思っています。上体が沈み込めばダフリやすく、伸び上がればトップしやすくなります。そこで今回は上下の打点を安定させるための練習法をお教えします」 1. ティアップして練習する スイング中の上下動を防ぐには、ティアップしたボールを、ティに触れずボールだけをとらえる練習法がおすすめです。スイング中の上体を上下させず、レベルに(...
2019/04/24女子プロレスキュー!

スライスを直すちょっとしたポイント♪ 鶴岡果恋

期待のルーキー鶴岡果恋が登場♪ 今回から登場するのは、昨年のプロテストで一発合格を果たした鶴岡果恋。切れ味鋭いショットを武器に今後の活躍が期待される美人プロだ。ドライバーからパッティングまで
2019/09/18女子プロレスキュー!

バンカーショット 距離のありorなしの違い 野田すみれ

「バンカーショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「ピンまで距離のあるバンカーと距離のないバンカーで、打ち方はどのように違うのでしょうか?」 【野田すみれのレスキュー回答】 バンカーショットは大きく分けて2つの種類があります。ピンまで30yd以上ある距離の長い場合と、ガードバンカーなどの距離の短い場合です。今回はこの2つのショットの違いをシンプルにご紹介します。 1. ボールとの距離が違う 距離のあるバンカーショットでは、ボールからなるべく離れるように立ちます。離れてアドレスすることで、同じ振り幅でもスイングアークが自然と大きくなり、インパクトでヘッドが走ることで距離...
2019/09/25女子プロレスキュー!

朝の練習グリーンで効果的なのは上りパット?下りパット? 野田すみれ

「朝のパット練習」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「上りや下り、ショートやロングなど。朝の練習グリーンでは、どういう状況の練習が一番効果的なのでしょうか?」 【野田すみれのレスキュー回答】 朝の練習グリーンでは、下りの短いパットを重点的に練習しています。上りや平らなラインよりタッチや距離感などのフィーリングを研ぎ澄ます練習として効果的だからです。 1. タッチが敏感になる 下りはボールが惰性で転がる状況なので、タッチを微妙に調整しつつその日のグリーンの速さを習得できます。逆に上りでは強く打つことに終始してしまい、微妙なタッチを把握できないままとなってしまうのです。 2...
2019/05/22女子プロレスキュー!

ロフト56・58度でも転がすアプローチ 鶴岡果恋

「ランニングアプローチ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーVさんの悩み】 「グリーン周りでのウェッジの番手選びで、いつも悩んでしまいます。転がしたい時は、やはりロフト角が立っているものを選ぶべきでしょうか?」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 私はロフト角52度と58度の2本でアプローチを打っていますが、どちらを選択するかあまり決まりを作らないようにしています。好きなクラブでバリエーションを多く作っておくほうが、シンプルでイメージを出しやすいと思うからです。 1. 構え方でロフトを立たせる ロフト角が寝ている56・58度で転がしたい場合は、ボールを真ん中よりやや右足寄りに置きます。アドレスで...
2019/05/01女子プロレスキュー!

頭を動かすなって正解?不正解? 鶴岡果恋

「ヘッドアップの防止」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーOさんの悩み】 「ゴルフ仲間からよく『ヘッドアップしている』と指摘されるのですが、なかなか直りません。改善策を教えてください」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 よくアドバイスで『頭を動かすな』と言われることがあると思います。この助言が正解か不正解か?と聞かれると、結果的には正解なのですが、アドバイスとしては不正解であると私は考えています。 1. 頭を意識するとスイングが窮屈に ヘッドアップは結果的に上下の打点を安定させず、トップやダフリの原因となります。ただ、頭を動かさない意識をもつことで、逆に左右の回転運動が窮屈となり、本来動かした...
2019/06/12女子プロレスキュー!

1mを外さないヘッドの動かし方とは? 鶴岡果恋

「ショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「1mほどのショートパットに不安があります。しっかり決めきるにはどうしたら良いですか?」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 ショートパットで右に押し出したり、左に引っかけたりしてしまうのは、インパクトでフェースがブレてしまうことが主な原因です。今回はインパクトでフェースをスクエアに戻すための打ち方をお教えします。 1. ヘッドをピタッと止める インパクトの緩みを改善するには、フォローをとりすぎないことがポイントとなります。イメージとしては、ボールにフェースが当たった直後にピタッと止める感覚です。フェースがカップを向いたまま...
2019/06/05女子プロレスキュー!

ロングパットが得意な人と苦手な人の違い 鶴岡果恋

「ロングパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「ロングパットが苦手で、10m以上の距離が残ると必ず3パットしてしまいます。ロングパットを得意にするには、どうしたら良いですか?」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 ロングパットが得意な人と苦手な人の違いとして、方向性と距離感のどちらを優先するべきかという考えが、あるかないかが前提にあるように思います。 1. 距離感を優先する 得意な人は方向性より距離感を優先します。方向が少しくらい悪くても、距離感が合っていれば2パットで収める確率がぐっと上がるからです。そこでラウンドの朝は、カップに入れる練習より、10歩の距離にボールを止め...
2019/12/25女子プロレスキュー!

つま先上がりと下がりはどこが一番違う? 荒川侑奈

「つま先上がり・下がり」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「つま先上がりとつま先下がりの状況で、把握するべき最低限のポイントは何ですか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 押さえるべきポイントがいくつもあると、ラウンド中に整理しきれず、複雑なライに対応できなくなります。傾斜ではポイントを最低限に絞って、注意点をシンプルに把握して、どのような状況でも対応できるようにしておきましょう。 1. 一番の違いはミスする傾向 つま先上がりと下がりで共通している点は、傾斜に左右されないように、ボールを少し右足寄りに置くことです。肩から肩くらいの幅を意識して、コンパクトに振ります。逆に一番...
2019/04/03女子プロレスキュー!

ロブショットでフェースを開く理由 エイミー・コガ

「ロブショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「フワッと高く上げて、高さでボールを止めるようなやわらかい球を打つには、どうすれば良いですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 フワッとボールを高くやわらかく上げるには、ボールがフェース面に長く接地している感覚が重要です。そのためにはアドレス時にフェースを開いておくことが欠かせません。 1. フェース面を目いっぱい使う フェースを開くことで、ボールがフェース面をなぞる軌跡は、ヒール側からトウ側へ右斜め上に抜ける感じ(正面から見ると左斜め上)になります。通常のショットよりボールがフェース面に長く接地することで、スピン量...
2019/04/10女子プロレスキュー!

ラインの真ん中で素振りをするべき3つの理由 エイミー・コガ

「ロングパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「ロングパットで3パットしないためには、どうしたら良いでしょうか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 10m以上のロングパットでは、距離とラインの両面をある程度把握しておかなければ、なかなか寄せることができません。対処法としては、ボールとカップを結ぶラインの真ん中地点に立ち、ボールの転がりをイメージしながら素振りを行います。 1. 距離感をより具体化できる 真ん中で素振りをする一つ目の理由は、距離感がより鮮明になるからです。例えば、20mの距離を漠然と20m見つめて素振りをすると、ストロークの振り幅やタッチは、勘に頼ら...
2019/04/17女子プロレスキュー!

ショートパットは“集中ゾーン”を決めておく エイミー・コガ

「ショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「ショートパットが苦手です。カップイン率を上げるにはどうしたら良いですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 ショートパットで意識していることは、とにかく自分の最適な間合いで最適なリズムでストロークを行うことです。そのためにはヘッド軌道に集中する幅(ゾーン)を、初めから決めて臨むようにしています。 1.“集中ゾーン”をスタンス幅に決める 漠然とボールを真っすぐ打つことに集中すると、ボールにもヘッドにも意識が分散され、集中力が散漫になってしまいます。そこで私は、集中するゾーンをスタンス幅と決めて、その幅の内側でのヘッド...
2019/01/30女子プロレスキュー!

プロの体重移動はチョイ違う エイミー・コガ

ハワイ仕込みのテクニックが満載♪ 今回から登場するのは、昨年プロテストにトップ合格を果たしたエイミー・コガプロ。176cmの長身から繰り出される豪快なショットを武器に、今季の活躍が期待される美人プロ
2019/03/13女子プロレスキュー!

90度から90度のハーフスイング練習法 エイミー・コガ

「アイアンの安定感アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「アイアンショットを安定させるためには、どうしたら良いですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 私がゴルフを始めた頃から続けている練習法が、ハーフスイングでのドリルです。フルスイングでは作れない安定感を生み出すことができます。 1. 9時から3時までの振り幅 ハーフスイングではインパクト前後の体やフェースの動きを確認しています。振り幅は腕が地面と平行になる9時から3時まで。この振り幅を徹底的に反復することで、フルスイングでも軸がブレにくい体の動かし方を覚えていきます。 2. フェース面が垂直(90度)に...