2020/05/06女子プロレスキュー!

シャンクを防ぐ足裏3点の意識 熊谷かほ

「アプローチでの脱シャンク」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「ライが悪いわけではないのに、グリーン周りで突然シャンク…。どうしたら防ぐことができますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 シャンクの原因はいろいろ考えられますが、私は体重の意識で防ぐことができると思っています。まずはシャンクの原因を知り、それに向けた簡単な対策法をお教えします。 1. 原因はアドレス時の重心の高さ アドレス時の体の重心が高いと、スイング中に体が伸び上がってシャンクが起こりやすくなります。インパクトで手元が離れ、フェースが開いたままネック付近でボールをとらえてしまうからです。重心は低く構え、前...
2020/05/13女子プロレスキュー!

“何となく”は危険! バンカーでのフェースの開き方 熊谷かほ

「バンカーショットの苦手意識」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「とにかくバンカーが苦手です。大ダフリやホームランせず、脱出するにはどうしたら良いですか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 バンカーはフェースを開き、バウンスを使って砂を爆発させるエクスプロージョンショットが必須です。バンカーが苦手という人は、フェースを開く正しい方法を知らず、何となく開いてしまっているケースが多いように感じます。 1. 何となくフェースを開くのはNG 何となくフェースを開く人の多くは、クラブを持ったまま体で開く動作をしてしまっています。グリップを握ったまま行うと、手首を旋回させたり、上体を傾...
2020/10/28女子プロレスキュー!

シャフトの“しなり”をうまく使うには? 押尾紗樹

「飛距離アップのためのクラブの使い方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「シャフトをしならせて飛ばそうとしているのですが、なかなか飛距離が伸びません…。シャフトを効率よくしならせるにはどうしたら良いですか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 シャフトのしなりを使うには、力を入れるポイントとタイミングが重要です。うまくしならせるには、体の動かし方というより考え方が重要。今回はシャフトをしならせるための考え方をお教えします。 1. 力を入れ続けるのはNG シャフトを効率よくしならせるには、スイング中に力を入れ続けていては不可能です。クラブを速く振るという意識から、力をフィニッシ...
2020/04/08女子プロレスキュー!

飛距離を伸ばす“逆回転”の意識とは? 熊谷かほ

「効率の良い飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「ドライバーの飛距離をもう20~30yd伸ばしたいです。どこにポイントを置いてスイングすれば良いですか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 飛距離アップのために私が重視しているのは、切り返しでの意識です。ダウンスイング以降で、下半身リードの力強いスイングを行うため、上半身と下半身が反転する動きを意識することが大事だと思っています。 1. 上半身の力を抜く まず切り返しの動きに入る前に、上半身の力を抜くことが肝心です。飛ばそうという意識が強いと、腕に余分な力が入り、全身のバランスを崩してしまいます。振り遅れやヘッドを...
2020/02/12女子プロレスキュー!

アドレスの基本 骨盤を立てるって何!? 宮田成華

「飛ばしにつながるアドレス」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーLさんの悩み】 「飛ばしにつながる構え方ができていない気がします。何をどのように意識すれば良いですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 飛距離を伸ばすためには、強振してもバランス良く立ちつづけることが求められます。今回は体の軸をブレにくくするアドレスのつくり方で、押さえるべき3つのポイントをご紹介します。 1. スタンスは肩幅よりやや広め まずはスタンス幅です。理想的な幅は、肩幅より少し広いくらい。注意したいのは、飛ばすことを意識するほどついついワイドになってしまう点です。ワイドになると軸が左右にブレて、ミートしにくくなってし...
2020/12/23女子プロレスキュー!

ラフからの脱出 やって良いこと悪いこと 森美穂

「深いラフからの脱出」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ラフに沈んでいるボールを、フワリと上げてピンに寄せたいのですが…。プロは何を意識して打っているのでしょうか?」 【森美穂
2020/11/25女子プロレスキュー!

そもそも打ち急ぎって直せるの? 森美穂

「ドライバーの方向性アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ドライバーショットで飛ばそうと思うと、どうしても打ち急いでしまい、左右に散らばってしまいます。打ち急ぎって、そもそも直せるものなのでしょうか?」 【森美穂のレスキュー回答】 ミスショットの多くは、切り返しのタイミングが早くなる打ち急ぎが原因です。そんな打ち急ぎについて、完全に直すことは難しいですが、ある程度は防ぐことができると考えています。 1. そもそも「打ち急ぎ」とは… そもそも打ち急ぎとは、上体がトップの位置で静止せず、早めに左サイドに流れてしまい、上体が(飛球方向に)突っ込んだり、起き上がったりしてし...
2020/12/02女子プロレスキュー!

前傾角度はどうしたらキープできる? 森美穂

「アイアンのミート率UP」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーLさんの悩み】 「アイアンでボールを分厚くヒットさせ、強い弾道を生むためには、どうしたら良いですか?」 【森美穂のレスキュー回答】 アイアンショットで分厚い当たりを生むには、ボールより先(約20cm)までヘッドを低く長く保ち続け、インパクトすることが必要です。そのためには、アドレス時の前傾角度をキープすることが求められます。 1. 前傾キープは前傾を意識してもダメ 前傾角度を保とうと、前傾姿勢を意識しても、スイング中はどうしても崩れてしまうものです。インパクトでアドレスの体勢を再現しようと試みても、なかなか実現できないのは、それ...
2020/05/20女子プロレスキュー!

パットが上達!効果的な素振りとは? 熊谷かほ

「パッティングでの合わない距離感」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「グリーン上でカップを大きくオーバーしたりショートしたり…。どうすれば距離感を磨くことができますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 カップに入れたい、寄せたいという気持ちが強いほど、距離感を合わせることが難しくなります。原因は、手先を使って合わせようとしているから。毎回バラバラに腕や手を動かしてしまい、いつも同じイメージで距離を出すことが難しくなっているのです。 1. 手首の角度を変えない 距離感が合わない人は、アドレス時とインパクト時で、手首の角度を変えてしまっています。手先の小さな筋肉でパターを動か...
2020/08/12女子プロレスキュー!

ロングアイアンをショートアイアンのように打つには? 吉川桃

「ロングアイアンの苦手克服」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ショートアイアンは自信を持って振れるのですが、6番以上のロングアイアンになると、うまく当たりません。どうしたら良いですか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 ロングアイアンが苦手という人は、スイング中の“力み”が原因と思われます。どんなにクラブが長くても、100ydを飛ばす感覚で、スムーズに振ることができれば大きなミスにはなりません。 1. 飛ばすのではなく“飛ばせる”と考える 考え方としては、スイングの勢いで飛ばすのではなく、スイングは変えずにロフト角通り当てるというイメージをもつことです。ロングアイアンは飛ば...
2020/04/29女子プロレスキュー!

ピッチ&ランでのちょい足しアドレス術 熊谷かほ

「アプローチの寄せワン率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「アプローチが苦手です。簡単に距離や高さを打ち分ける方法はありますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 アプローチは複雑に考えれば考えるほど、ミスを引き起こしてしまうものです。なるべくシンプルに考えられるように、キャリーとランを半分ほど出して寄せるピッチ&ランがおすすめ! 打ち方は変えず、クラブ選びやアドレスのちょっとした違いで、打ち分けられるようにしましょう。 1. 52度と58度を使い分ける ピッチ&ランを打つ際は、52度と58度のウェッジを使い分けます。エッジからピンまでの距離が長い場合は52度、短い...
2020/09/30女子プロレスキュー!

飛ばしにベストなティの高さとは? 押尾紗樹

「飛距離アップのためのティの高さ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーJさんの悩み】 「ティアップをする際、ティの高さが気になります。飛距離を稼ぐには、どのくらいの高さが良いのでしょうか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 飛ばしを意識するのであれば、適度な高さが出て、スピン量を最小限に抑えるアッパー軌道でボールをとらえることが最適です。ボールはクラブの最下点よりあと(フォロー側)に位置していることがベストだと考えます。 1. ティは高いほうがベスト アッパー軌道で振るには、ティは高いほうがベストです。後方から見て、ソールしたヘッドよりボールの頭が4分の3ほど出る高さがベスト。ボール位置は左...
2020/10/07女子プロレスキュー!

「ワイドスタンスにすれば飛ぶ」は大間違い!? 押尾紗樹

「飛距離アップのためのアドレス」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「飛ばすためには、やはりワイドスタンスで構えたほうが良いのでしょうか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 スタンスを広げて体重移動を大きくしたほうが飛距離が伸びると言う人はいますが、私は逆にマイナスと考えています。体の動きよりヘッド軌道を優先させた飛ばしの理論をお伝えします。 1. 体の重心を高く保つ ワイドスタンスにすると、トップの位置が低くなります。クラブは低い位置よりも、高い位置から落下させたほうが、スピードが速くパワーも大きくなります。体の重心を高くキープし、高い所から落とす勢いを使うべきだと考えます...
2020/10/14女子プロレスキュー!

意外に多い!ドライバーのダフリ・トップを防ぐ方法 押尾紗樹

「ティショットでのダフリ・トップ防止」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「飛距離を意識すると、ティショットでダフリやトップといったミスが頻出してしまいます。何が悪いのでしょうか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 ダフリやトップというと、アイアンでのミスばかりを思い浮かべてしまいますが、ドライバーでも同じような現象が意外と多いです。特に飛距離を意識して上体が沈み込んだり、起き上がることで、多くのミスを生んでしまいます。 1. ダフリ防止にはヘッドを浮かせる ダフリ防止には、体の高さの重心をいつもより上げておくことが肝心です。そのためにヘッドを浮かせて構えます。ソールをした状...
2020/08/26女子プロレスキュー!

意外と知らない! ピッチ&ランを確実に打つコツ 吉川桃

合いません。プロはどのように打っているのでしょうか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 アプローチの基本動作は、同じように振っているつもりでも、微妙に打点がズレるだけで、安定感を失ってしまいます。今回は
2020/09/02女子プロレスキュー!

バンカーショット ピンが近いor遠いで何が違う? 吉川桃

「バンカーでの距離の打ち分け」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「バンカーショットが苦手でオーバーしたりショートしたり…。どうすれば距離をコントロールすることができますか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 バンカーショットは、基本的にライが悪い状況なので、難しく考えず、機械的に対応することをおすすめします。ポイントはアドレスでの腰の高さ。腰を落とすor落とさないで、距離を打ち分けるシンプルな方法をお教えします。 1. 腰の高さで打ち分ける 近くのピンに対してボールを浮かせたい時は、腰を落として重心を低く保ちます。逆に、距離を出してランまで想定したい時は、花道からのアプローチ...
2020/11/04女子プロレスキュー!

あなたはシュ?それともドン?飛ばしのリズムを知る 押尾紗樹

「飛距離アップのためのスイングリズム」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「調子が落ちるとリズムが悪くなっている気がします。いつも同じタイミングで、より遠くへ飛ばすには、どうすれば良いですか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 タイミングが合うリズムは、スイングの形が人ぞれぞれ違うように、プレーヤーによって千差万別です。飛距離アップを目指すには、まず自分の感覚に合うリズムを見つけることが重要です。 1.「3拍子or2拍子」を判断する スイングリズムは、「イチ・ニイ・サン」で振る3拍子と「イチ・ニイ」で振る2拍子の2つのタイプに分かれます。練習時にそれぞれのリズムを口にしながら...
2020/11/11女子プロレスキュー!

飛ばしのためのフェースを立てる練習法 押尾紗樹

「飛距離アップのための練習法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「球の弾道が高すぎて飛距離をロスしている気がします。どのような練習を行えば、飛距離アップにつながる最適な高さの弾道を打つことができますか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 高さは出るけれど、前に飛ばない。そんな悩みの原因は、フェースのロフト角が寝て当たっていることが挙げられます。適度な打ち出し角で遠くへ飛ばすことができる、最適な入射角を生む動きをマスターしましょう。 1. 右手添えドリルがおすすめ おすすめの練習法は、アイアンを使った右手を添えるだけのスイングドリルです。左手のみグリップを握り、右手は指を開い...
2020/11/18女子プロレスキュー!

ボールをつかまえるって、どういう動き? 森美穂

「安定感を生むコツ 教えます」森美穂プロ登場♪ 今回からアベレージゴルファーの悩みをレスキューしてくれるのは、天才少女としてジュニア時代から脚光を浴び、いまなお多くのファンから支持を受ける森美穂プロ
2020/09/16女子プロレスキュー!

ヘッドアップは頭の意識だけでは直らない! 吉川桃

「なかなか入らないショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「1m前後のショートパットが苦手です。狙いはカップを外していないつもりなのに、ボールが左右に外れてしまうのはなぜですか?」 【吉川桃のレスキュー回答】 ショートパットに苦労する主な原因は、ヘッドアップだと考えています。ただ、単に「頭を動かさない」という意識だけでは、上体が固まりやすく、スムーズにストロークができません。そこで今回は、より実戦的なヘッドアップ対策をお教えします。 1. 頭ではなく目線を意識する ヘッドアップを防ぐには、「頭」ではなく「目線」を意識します。インパクト直後は目線を保つこと。打つ...