2020/10/07女子プロレスキュー!

「ワイドスタンスにすれば飛ぶ」は大間違い!? 押尾紗樹

「飛距離アップのためのアドレス」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「飛ばすためには、やはりワイドスタンスで構えたほうが良いのでしょうか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 スタンスを広げて体重移動を大きくしたほうが飛距離が伸びると言う人はいますが、私は逆にマイナスと考えています。体の動きよりヘッド軌道を優先させた飛ばしの理論をお伝えします。 1. 体の重心を高く保つ ワイドスタンスにすると、トップの位置が低くなります。クラブは低い位置よりも、高い位置から落下させたほうが、スピードが速くパワーも大きくなります。体の重心を高くキープし、高い所から落とす勢いを使うべきだと考えます...
2020/10/14女子プロレスキュー!

意外に多い!ドライバーのダフリ・トップを防ぐ方法 押尾紗樹

「ティショットでのダフリ・トップ防止」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「飛距離を意識すると、ティショットでダフリやトップといったミスが頻出してしまいます。何が悪いのでしょうか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 ダフリやトップというと、アイアンでのミスばかりを思い浮かべてしまいますが、ドライバーでも同じような現象が意外と多いです。特に飛距離を意識して上体が沈み込んだり、起き上がることで、多くのミスを生んでしまいます。 1. ダフリ防止にはヘッドを浮かせる ダフリ防止には、体の高さの重心をいつもより上げておくことが肝心です。そのためにヘッドを浮かせて構えます。ソールをした状...
2020/05/06女子プロレスキュー!

シャンクを防ぐ足裏3点の意識 熊谷かほ

「アプローチでの脱シャンク」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「ライが悪いわけではないのに、グリーン周りで突然シャンク…。どうしたら防ぐことができますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 シャンクの原因はいろいろ考えられますが、私は体重の意識で防ぐことができると思っています。まずはシャンクの原因を知り、それに向けた簡単な対策法をお教えします。 1. 原因はアドレス時の重心の高さ アドレス時の体の重心が高いと、スイング中に体が伸び上がってシャンクが起こりやすくなります。インパクトで手元が離れ、フェースが開いたままネック付近でボールをとらえてしまうからです。重心は低く構え、前...
2020/05/13女子プロレスキュー!

“何となく”は危険! バンカーでのフェースの開き方 熊谷かほ

「バンカーショットの苦手意識」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「とにかくバンカーが苦手です。大ダフリやホームランせず、脱出するにはどうしたら良いですか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 バンカーはフェースを開き、バウンスを使って砂を爆発させるエクスプロージョンショットが必須です。バンカーが苦手という人は、フェースを開く正しい方法を知らず、何となく開いてしまっているケースが多いように感じます。 1. 何となくフェースを開くのはNG 何となくフェースを開く人の多くは、クラブを持ったまま体で開く動作をしてしまっています。グリップを握ったまま行うと、手首を旋回させたり、上体を傾...
2020/03/18女子プロレスキュー!

パッティングで右手が強すぎる人の対処法 宮田成華

「不安定なパッティング」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「大事なパットの時ほど、利き手である右手が強く入って外してしまいます。どうしたら良いでしょうか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 ここで外したくない! とプレッシャーがかかった時ほど、私も同じように利き手である右手が強くなってしまう欠点をもっています。今回はそんな私のウィークポイントでもある、ミスの対処法と効果的な練習法をお教えします。 1. 右手が強すぎると打点がズレやすい そもそも右手が強すぎてしまうと、なぜ悪いのか? 右手が強くなると、毎回同じ力感、同じストローク、同じヘッド軌道で動かすことが難しくなってしま...
2020/02/12女子プロレスキュー!

アドレスの基本 骨盤を立てるって何!? 宮田成華

「飛ばしにつながるアドレス」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーLさんの悩み】 「飛ばしにつながる構え方ができていない気がします。何をどのように意識すれば良いですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 飛距離を伸ばすためには、強振してもバランス良く立ちつづけることが求められます。今回は体の軸をブレにくくするアドレスのつくり方で、押さえるべき3つのポイントをご紹介します。 1. スタンスは肩幅よりやや広め まずはスタンス幅です。理想的な幅は、肩幅より少し広いくらい。注意したいのは、飛ばすことを意識するほどついついワイドになってしまう点です。ワイドになると軸が左右にブレて、ミートしにくくなってし...
2020/05/20女子プロレスキュー!

パットが上達!効果的な素振りとは? 熊谷かほ

「パッティングでの合わない距離感」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「グリーン上でカップを大きくオーバーしたりショートしたり…。どうすれば距離感を磨くことができますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 カップに入れたい、寄せたいという気持ちが強いほど、距離感を合わせることが難しくなります。原因は、手先を使って合わせようとしているから。毎回バラバラに腕や手を動かしてしまい、いつも同じイメージで距離を出すことが難しくなっているのです。 1. 手首の角度を変えない 距離感が合わない人は、アドレス時とインパクト時で、手首の角度を変えてしまっています。手先の小さな筋肉でパターを動か...
2020/10/28女子プロレスキュー!

シャフトの“しなり”をうまく使うには? 押尾紗樹

「飛距離アップのためのクラブの使い方」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「シャフトをしならせて飛ばそうとしているのですが、なかなか飛距離が伸びません…。シャフトを効率よくしならせるにはどうしたら良いですか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 シャフトのしなりを使うには、力を入れるポイントとタイミングが重要です。うまくしならせるには、体の動かし方というより考え方が重要。今回はシャフトをしならせるための考え方をお教えします。 1. 力を入れ続けるのはNG シャフトを効率よくしならせるには、スイング中に力を入れ続けていては不可能です。クラブを速く振るという意識から、力をフィニッシ...
2020/04/08女子プロレスキュー!

飛距離を伸ばす“逆回転”の意識とは? 熊谷かほ

「効率の良い飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「ドライバーの飛距離をもう20~30yd伸ばしたいです。どこにポイントを置いてスイングすれば良いですか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 飛距離アップのために私が重視しているのは、切り返しでの意識です。ダウンスイング以降で、下半身リードの力強いスイングを行うため、上半身と下半身が反転する動きを意識することが大事だと思っています。 1. 上半身の力を抜く まず切り返しの動きに入る前に、上半身の力を抜くことが肝心です。飛ばそうという意識が強いと、腕に余分な力が入り、全身のバランスを崩してしまいます。振り遅れやヘッドを...
2020/10/21女子プロレスキュー!

フルスイングでつくる飛距離の壁を超える術 押尾紗樹

「飛距離アップのための力加減」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「飛ばすにはヘッドスピードが必要だと思うのですが、どうすればスピードアップできますか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 ドラコンとストローク競技をどちらも経験して思うことは、飛距離と方向性を両立させた練習では、飛距離アップは難しいということです。飛ばしのための練習には、力を出しきるフルスイングでの準備が必要と考えます。 1. 7割スイング練習はHSが下がる ボールをコントロールしたいと思うと、力加減を10割ではなく7~8割に抑えて振る練習を続けがちです。練習時に力を抑えると、いつの間にか本来の7割が10割、...
2020/02/26女子プロレスキュー!

目線で変わる アイアンでの高さの打ち分け方 宮田成華

「アイアンのコントロールショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーDさんの悩み】 「アイアンショットで弾道の高さを打ち分けたいのですが、ポイントはどこに置けば良いのでしょうか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 球の高さをコントロールするには、目線とボール位置がポイントになります。かなり基本的な方法と思われるかもしれませんが、この2点の変化で驚くほど弾道の高さを変えることができます。 1. 目線とボール位置で打ち分ける ショット直前でのターゲット方向に向けた目線がとても重要です。目線の高さによりフォローでのヘッドの高さが変わり、弾道の高さも変わるイメージです。ボール位置は右足寄りに置くほ...
2022/05/18女子プロレスキュー!

ヘッドはボールから離す? 離さない? 飛距離を伸ばす構え方 桑山紗月

ステップ優勝したばかりの実力派ルーキーが登場!! 昨年11月のプロテストに合格し、4月に行われたステップアップツアー「九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ」で初優勝を遂げた桑山紗月プロ。苦手なクラブはないというオールマイティな彼女が、アベレージゴルファーの悩みを解決する。勢いに乗る実力派ルーキーのショット時に意識しているポイントや、おすすめの練習法とは!? 「飛距離に悩むゴルファー」をレスキュー♪ ヘッドはボールから離す? 離さない? 飛距離を落とす構え方 桑山紗月がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「ドライバーのティショットがスライスばかりで、飛距離が伸びません。...
2022/05/25女子プロレスキュー!

“足を使う”とは具体的にどういうこと? 桑山紗月

「ショットの精度を上げたい人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーZさんの悩み】 「下半身を意識して、手打ちにならないスイングを心がけているのですが、一向に成果が出ません…。どのような意識で振ることが正しいスイングにつながるのでしょうか?」 【桑山紗月のレスキュー回答】 ゴルフのレッスンではよく「足を使え」と聞きますが、単に足を動かしても良いショットは生まれません。逆に積極的に動かそうとすると、左右への体重移動の意識が強くなりすぎて、軸ブレにつながり安定感を欠いてしまいます。 1. 足の力が下方向にかかること 具体的に“足を使う”とは、バックスイングで右足、ダウンスイング以降で左足を、下(...
2022/06/01女子プロレスキュー!

アイアン練習に最適な“アレ”とは!? 桑山紗月

「アイアンのミート率が低い人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「アイアンでのミスショット後、よく同伴者から『手打ちになっているよ』と指摘されます。どうすれば、クラブとの一体感を生むことができますか?」 【桑山紗月のレスキュー回答】 アイアンのミート率を上げるためには、クラブが必ず体の正面にある意識が重要です。常にクラブが正面に位置していれば、腕に頼った動きではなく、上体の回転でボールを運ぶことができるからです。体の回転を促す良い方法として、今回は“アレ”を使った練習法をおすすめします。 1. 両わきに“アレ”を挟んで練習する “アレ”とは、タオルのことです。定番の練習メ...
2022/06/08女子プロレスキュー!

右端? 左端? それとも真ん中? 練習場でのベストな打席選び 桑山紗月

「最適な打席選び」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「練習場に行くと、いつも打席選びに悩みます。打席の位置は、持ち球によって決めるべきなのでしょうか?」 【桑山紗月のレスキュー回答】 練習場では、左右にあるネットをうまく利用することで、持ち球の精度を高める効率的な練習が可能です。ドローヒッターの私は基本的に左端を選び、調子が落ちたと感じたときには右端を選ぶようにしています。 1. 基本はドローが左端・フェードが右端 基本的には、ボールの打ち出し方向を広く使える打席がベストです。ドローヒッターは左端、フェードヒッターは右端。どちらも広く使いたい場合は真ん中。練習時は極力プレ...
2022/06/15女子プロレスキュー!

雨ゴルフは雨の日用のアイアンショットで 桑山紗月

「雨の日の大崩れ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「この時季は雨の日のラウンドが多く、アイアンショットでダフリのミスが頻発します。どんな対策をして臨めばよいですか?」 【桑山紗月のレスキュー回答】 芝は水を含むと抵抗力が増し、クラブのソールが抜けにくくなります。ヘッドが少しでもボールの手前に落ちると、ダフリのミスが起きてスコアは伸びません。雨の日のアイアンショットでは、ボールに直接コンタクトするためのアドレスやスイングで対処しましょう♪ 1. 短く握って近くに立つ 基本的な対処法は“短く握って近くに立つ”ことです。クラブは通常時よりも短く、雨量によってはこぶし1個分ほど...
2022/06/22女子プロレスキュー!

球数が多くても上達しない! 練習場でできるアプローチドリル 桑山紗月

「効率のいいアプローチ練習」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーFさんの悩み】 「打ちっぱなし練習場で、グリーン周りを想定してボールを打ち続けても、アプローチがなかなか上達しません。どんな練習をすれば良いですか?」 【桑山紗月のレスキュー回答】 距離感や方向性はフィーリングに頼る部分が多く、感覚が鍛えられる反復練習や、頭ではなくて体で覚えるポイントが重要です。今回は、練習場でも技術を磨くことができる、おすすめのアプローチドリルをお教えします。 1. 目標を見ながら打つ おすすめなのは、目標を見続けて打つ練習法です。理由は、下(ボール)ばかり見ていても、距離感のフィーリングが向上しないから。...
2023/07/05女子プロレスキュー!

100切りレベルでも持ち球って必要? ドローとフェードのすすめ 岸部華子

「持ち球の必要性についての悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「プロはドローかフェードのどちらかの“持ち球”を決めて、コース攻略している話をよく聞きます。まともにストレートさえ打つことができないレベルの私だと、持ち球を決めることは必要ないのでしょうか?」 【岸部華子のレスキュー回答】 常に持ち球をイメージしてコースを攻めることは、とても理にかなったマネジメント法です。しかもプレーヤーは誰にでも、ドローかフェードどちらかの弾道を打ちやすいスイングのクセを持っています。コース攻略だけでなく、ミスを防ぐメンタル面にとってもメリットは大きい。今回は、持ち球の必要性とどちらに向い...
2023/08/02女子プロレスキュー!

トップの位置って気にするべき? それとも気にしないでOK? 岸部華子

「スイングチェックでの悩み」をレスキュー♪ トップの位置って気にするべき? それとも気にしないでOK? 岸部華子 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「スイングを動画で撮影してチェックしていますが、毎回トップオブスイング(以下トップ)の位置が変わってしまいます。最適なポジションに上げるには、どのようなことを意識するべきでしょうか?」 【岸部華子のレスキュー回答】 トップの位置を気にする人は多いと思いますが、最も重要なのはインパクトの形であり、切り返しはあくまでも通過点でしかありません。意識しすぎると、逆にスイングを崩すことになりかねません。気にするポイントは最小限に抑え、スムーズにクラブを上...
2019/05/15女子プロレスキュー!

練習場とコースの違い…見落としがちなボール位置 鶴岡果恋

「アイアンの方向性」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「練習場では思い通りコントロールできているのに、コースでは左右に散らばってしまいます。どうすれば良いでしょうか?」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 練習では良いのに実戦で曲がってしまう…そんな傾向の主な原因は、ボール位置だと考えています。練習場では同じ立ち位置なのでうまく打てていても、ターゲットもライも異なるコースでは、毎回同じようにアドレスすることはプロでも至難の業なのです。 1. ボールを真ん中寄りに置く アイアンショットが安定しない時は、ボールをいつもより真ん中寄りに置くようにしています。無意識に左足寄りに置いてし...