2021/04/07女子プロレスキュー!

意外と知らないユーティリティの基本 上野陽向

「UTの苦手意識」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーCさんの悩み】 「ユーティリティ(以下UT)がうまく当たりません。どのようなことを意識して振ればいいでしょうか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 UTはもともとロングアイアンの代わりに、ウッドとアイアンの要素を併せ持つ便利なクラブとして生まれたと聞きました。ただ、いまではセッティングの中に当たり前に入るようになって、ウッドなのかアイアンなのか、どちらの意識で振って良いのかが分からない、と悩む人が多いように感じます。 1. アイアンに近いイメージで振る 基本的な打ち方は同じでも、クラブが短くなると、ヘッド軌道は自然と横から縦になります。ウ...
2021/03/17女子プロレスキュー!

打つ瞬間、意識はどこが正解? 上野陽向

期待のNEWヒロイン・上野陽向が登場! 今回から悩めるゴルファーをレスキューしてくれるのは、今年のプロテスト合格を目指す23歳の上野陽向さん。細身ながらドライバーの飛距離は240ydと、スケールの大きなゴルフが持ち味。ショットからパットまで、彼女が考える上達のポイントを学び、スコアアップを目指そう! 「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーOさんの悩み】 「飛んだり、飛ばなかったり、ドライバーショットの飛距離にバラつきがあります。安定して飛ばすには、どうすれば良いですか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 飛距離を安定させるには、スイングの再現性が重要です。自分の体に無理...
2021/03/31女子プロレスキュー!

フェアウェイウッドたったこれだけ!即効上達 上野陽向

「FWのミート率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「フェアウェイウッド(以下FW)のミート率を上げたいです。効果的な練習法はありますか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 シャフトが長く、ロフト角が立っているFWは、プロでもなかなかミートしにくい難しいクラブです。特にフェアウェイからのショットで苦手意識を持ってしまうのは、スイングの良し悪しが結果に出やすいからと言えます。 1. ハイティアップで練習する 苦手意識を払拭するために、ティアップして練習することをおすすめします。ドライバーの時のティよりもやや高めにセットし、ボールだけをクリーンに打ちます。弾道はドライバー...
2021/08/18女子プロレスキュー!

やっぱコレ必要! 飛ばしにマストな練習法 佐久間夏美

姉を目標に日々練習に励む元気娘が初登場! 今回から悩めるゴルファーをレスキューするのは、プロゴルファーの姉をもち、自らもプロテスト合格に向けて日々トレーニングに励む佐久間夏美さん。得意のユーティリティであれば、距離が長くてもグリーンに乗せる自信があるという正確なショットは、我々アマチュアも参考にしたいところ。そんな彼女が教えてくれるレッスンは、スコアアップに役立つヒントが満載だ! 「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「年齢とともに飛距離が落ちて困っています。いまより20~30yd飛ばすための良い練習法はありますか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 ...
2021/02/03女子プロレスキュー!

7番で100ydを打つ練習のメリット 斉藤愛璃

「アイアンの距離感をつくる方法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「ミドルアイアンよりクラブが長くなると、番手通りの距離を打つことができません。5~7番の距離の階段をしっかりつくる効果的な練習法はありますか?」 【斉藤愛璃のレスキュー回答】 ミドルアイアンの距離感をつくるには、腕に頼った“手打ち”のスイングでは不可能と言えます。“手打ち”で打ち分けられるのはショートアイアンまで。7番より長いクラブでは、腕の力加減に頼らない再現性の高いスイングが求められます。 1. ゆったり振ることで欠点が見つかる 効果的な練習法として、7番でフルスイングをせず、振り幅を変えずにスイングス...
2021/04/28女子プロレスキュー!

目指せハーフ15以下! パット上達3つのドリル 上野陽向

「練習グリーンで行う効率の良い練習法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「調子が悪いと1ラウンドで45パットを越えてしまいます。練習グリーンでできる効果の出やすい練習法はありますか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 パッティングの上達には、距離感と方向性を磨くことが不可欠ですが、漠然と練習していては、なかなか習得できません。特にコースの練習グリーンは、実戦向きのドリルを行う絶好の場。今回は私が実際に行っている3つのドリルをご紹介します。 1. 超ロングパットを10往復する 一つ目は、グリーンの端から端までを転がす練習です。以前はショートパットで、プレッシャーから手が震えて...
2021/09/08女子プロレスキュー!

フェアウェイバンカーが得意になる練習法 佐久間夏美

「効率のいいフェアウェイバンカー対策」をレスキュー♪ フェアウェイバンカーが得意になる練習法 佐久間夏美【女子プロ・ゴルフレスキュー】 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「距離があるフェアウェイバンカーからのショットが苦手です。ガードバンカーとは違い、練習場で行う環境も少なく、なかなか上達が見込めません。何か良い方法はありますか?」 【佐久間夏美のレスキュー回答】 「確かにフェアウェイバンカーから、ユーティリティやロングアイアンを使ったショットを練習できる場所は限られます。実戦以外で練習する機会は少なく、マットの上で想定して打つしかありません。今回はそんな時でも効率のいい、フェアウェイバン...
2021/10/20女子プロレスキュー!

ボールを運ぶように打ちたいときの練習法 後藤未有

「安定感に欠けるショットの悩み」をレスキュー♪ ボールを運ぶように打ちたいときの練習法 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「ドライバーでもアイアンでも、右に左にボールが曲がってスコアがまとまりません。確実にショットを安定させるには、どんな練習をすれば良いですか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 狙ったところにボールを打つためには、リストターン(手首の回転)のコントロールが重要です。ただし、リストの正しい操作を習得するには、ボールを単に打ち続けるだけでは困難。今回は手首の動きを確認しながら、ボールを運ぶ感覚が身につくドリルをご紹介します。 1. スプリットハンドで練...
2021/11/03女子プロレスキュー!

コントロールショットのときほど陥りがちな罠 後藤未有

「アイアンの番手間で悩んだとき」をレスキュー♪ コントロールショットのときほど陥りがちな罠 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「アイアンの番手と番手の間の中途半端な距離のときは、プロはどのようなことを考え、どのようなスイングをしているのでしょうか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 大きなクラブで弱めに振るべきか、小さなクラブで強く振るべきか――。そんな番手間で悩んだ場合は、決められた判断基準をもっていると楽に臨むことができます。今回は私の判断している要素と、大きなクラブで弱く振るとき(コントロールショット)の注意点をお話しします。 1. 番手間で悩んだらグリーン...
2021/11/10女子プロレスキュー!

バンカーの傾斜攻略 コツは極端な体重配分 後藤未有

「左足上がり&下がりのバンカーショット」をレスキュー♪ バンカーの傾斜攻略 コツは極端な体重配分 後藤未有 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「ただでさえ苦手なバンカーで、さらに傾斜地だと、もう脱出できるイメージが湧きません。何かアドバイスをお願いします!」 【後藤未有のレスキュー回答】 グリーン周りのガードバンカーで、傾斜からのショットは決して簡単な状況ではありません。ですが、それぞれの傾斜の状況に応じた構え方とスイングイメージを覚えれば、それほど悩むライでもないのです。今回は、比較的多い左足上がりと左足下がりに焦点を当て、傾斜のあるバンカーの攻略法をお教えします。 1. 左足下がりは...
2021/11/17女子プロレスキュー!

プロが真ん中にティアップしない理由 後藤未有

「ティショット時のコースマネジメント」をレスキュー♪ プロが真ん中にティアップしない理由 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「プロや上級者は、ティショットの調子がどんなに悪くても、スコアをまとめている気がします。どんなマネジメントをしているのでしょうか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 プロや上級者とアベレージゴルファーの差は、マネジメントのちょっとした思考法の違いにあると思っています。決して難しいことではなく、シンプルに知っているかどうか――。スコアをまとめる方法は、意外と些細(ささい)な状況判断の違いによるものが大きいです。 1. 対角線で狙う ティイングエリ...
2021/11/24女子プロレスキュー!

ショートホールでのティアップ ここに注意! 後藤未有

「ショートホールでのコースマネジメント」をレスキュー♪ ショートホールでのティアップ ここに注意! 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「ショートホールでは必ず一回でグリーンに乗せられず、最良でボギー&いつもダボ以上…。どんなところに気をつければ良いのでしょうか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 ショートホールで大たたきをする原因として、ティショットで難しい場所に外してしまうことが挙げられます。ピンポジションに対し、2打目以降も考慮してティアップすること。ミスショットをしても、大きなミスにせずスコアをまとめることを意識しましょう。 1. 基本は対角線に狙う 基本的...
2021/12/01女子プロレスキュー!

朝のパッティング練習 プロはちょっと違う! 後藤未有

「効率のいいパッティング練習」をレスキュー♪ 朝のパッティング練習 プロはちょっと違う! 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「1ラウンドのパット数を減らしたいです。ラウンド直前に、プロはどのような練習をしているのでしょうか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 ラウンド直前での練習は、ロングからショートまで4つの段階に分け、目的意識をもって練習しています。順番はロング→ミドル→ショートで、その日のグリーンの状態を把握しながら、本番に向けて効率の良い準備を行います。 1. スピードを確認しながらロングパット まずは15~20mのロングパットで、その日のグリーンのスピード...
2021/03/24女子プロレスキュー!

ドローボールはヘッドの上げ方で決まる 上野陽向

「カット打ちで飛距離ロスの悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「カット打ちのクセが抜けず飛距離が伸びないので、ボールがしっかりつかまるドローボールを打ちたいです。ポイントは何ですか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 私も以前までアウトサイドインのカット軌道で、飛距離を大幅にロスしていました。そんな私が実際にドローが打てるようになった経緯とともに、その解決策をお教えします。 1. クラブはインサイドから下ろす ダウンスイングで、インサイド(内側)からヘッドを下ろし、ボールをつかまえたいと思っていたので、以前はヘッドをインサイドに上げていました。しかし、インに上げた反動で...
2021/12/08女子プロレスキュー!

飛んで曲がらないドライバーショットのつくり方 山田彩歩

黄金世代の注目ルーキー・山田彩歩が登場! 今回からレッスンを担当するのは、1998年度生まれの黄金世代のひとりで、20年度のプロテストに合格した山田彩歩プロ。4度目の挑戦で狭き門を通過し、プロとして新たなスタートを切った彼女が、アベレージゴルファーの悩みをレスキューしてくれる。緻密な思考と鋭い感覚のレッスン内容は必見! 「ティショットの方向性アップ」をレスキュー♪ 飛んで曲がらないドライバーショットのつくり方 山田彩歩がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「ティショットが左右に曲がり、スコアを大きく崩してしまいます…。とにかくドライバーショットを安定させたいのですが、どうすれ...
2021/12/15女子プロレスキュー!

ドライバーとアイアンの体重配分 同じで良い?悪い? 山田彩歩

「不安定なアドレスの立ち方」をレスキュー♪ ドライバーとアイアンの体重配分 同じで良い?悪い? 山田彩歩がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「ティショットとフェアウェイ上からのショットは、クラブの長さによって構え方が違うと聞きます。ドライバーとアイアンで体重配分を変えるべきでしょうか?」 【山田彩歩のレスキュー回答】 再現性の高いショットは、アドレスの安定感から生まれると思っています。意識していることは、前回ご説明した重心を下に置くことと左右の体重配分。前後左右と上下の重心ポジションを保つことで、力みのない再現性の高いアドレスをつくることができます。 1. 全てのクラブで体...
2021/12/22女子プロレスキュー!

アイアンが劇的にうまくなる3つの練習法 山田彩歩

「アイアンのミート率アップ」をレスキュー♪ アイアンが劇的にうまくなる3つの練習法 山田彩歩がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「アイアンショットの当たりが薄く、思うように狙った位置につけることができません。どのような練習をすれば良いでしょうか?」 【山田彩歩のレスキュー回答】 アイアンの飛距離と方向性が安定しない理由は、クラブの入射角が一定でないことが挙げられます。私はヘッド軌道において、アッパーブローでもダウンブローでもなく、レベル(平ら)に振ることを意識しています。今回は、そのための練習方法を3つご紹介します。 1. 逆手で打つドリル ひとつ目は、左右の手を入れ替えて...
2020/01/29女子プロレスキュー!

テークバックしないパタ練が絶対おすすめ! 荒川侑奈

「パッティングの安定感」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「大事なパットをいつも外してしまいます。ストロークを安定させるには、どうしたら良いですか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 インパクトで手元が緩んだり、フォローで上体が起き上がったり、ストロークが安定しない原因は多々あります。そこで今回は、私も必ず練習メニューに入れている、とっておきのパター練習法をお教えします。 1. フォローの意識が高まる テークバックをせずに、アドレスした位置からボールを押し出す練習法です。テークバックを取らない分、フォローをしっかり取らないとボールは思うように転がってくれません。この練習を反...
2020/02/19女子プロレスキュー!

右を消すor左を消す、ティショットの打ち分け方 宮田成華

「狭いホールでのティショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「フェアウェイが狭く、左右にOBがあるホールでのティショットは、どのようなことを考えるべきですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 狭いホールでのティショットでは、行きたくない方向(右or左)を定め、どちらかを消すことが有効です。より鮮明に狙い所をイメージできますし、ミスをしても最悪のケースだけは避けられるという気持ちから、打つ前の安心感につながるメンタル的メリットがあります。 1. ドローorフェードは構え方で変える 左右を消す方法は、ドローとフェードで弾道を打ち分けることです。右を消したい場合はドロー、左...
2020/03/11女子プロレスキュー!

実戦で役立つ2種類のロブショット 宮田成華

「バンカー越え、ピン手前の状況」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「バンカー越えやピンが手前に位置している時のアプローチは、どのように攻めるべきですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 このような状況では、ボールを高く上げてランを出さないロブショットが有効です。ただし「ロブショット」とひと言でいっても、実は2種類が存在します。ひとつは高さを抑えたハーフショットのロブ(以下ハーフロブ)、もうひとつは可能な限り高さを出すフルショットでのロブ(以下フルロブ)です。 1. ハーフロブとフルロブを使い分ける ハーフロブは高さを抑える分、ミスの度合いが小さく、実戦で使う頻度が高いのが...