2023/09/14振るBODYメソッド

今日からオレは「腰引け」とおさらばだ たった10回の体重移動ストレッチ

ダウンスイングで腰が引けてしまうと、体が開きやすく、スライスや引っ掛けなどいろんなミスが出ます。そもそも腰が引ける原因のひとつは、トップでうまく右側に体重を乗せたとしても、そこからスウェーを怖がって左足にしっかり体重移動ができていないから。今回は、左足に体重を乗せる感覚をつかむストレッチをご紹介します。 両足を大きく広げ、腰を落として前傾します。 (1)手だけを動かさないよう、両手は頭の後ろに組みます。 (2)続いて、ダウンスイングと同じように左側に体重移動しながら上体を左に捻じります。このとき、右ヒジを(仮想の)ボールにぶつけるイメージで動かすと、体重移動がしやすくなります。左足のヒザが伸...
2023/09/28振るBODYメソッド

「左の壁」ってこういうことか インパクトの再現性を高めるストレッチ

ダウンスイングで腰がスウェーすると、打点がズレやすく球に当たりにくくなってしまいます。『スウェーしないよう左の壁を意識する』と言ったりもしますが、その左の壁を作るためにはしっかり腰を回すことが重要。自分では腰を回転させているつもりでも、実は上半身や手だけを動かしていたり、左腰を引いているだけの人が意外と多いです。腰の回転ができていないと、左に流れてスウェーにつながりやすい。今回は腰を回す動きを体に覚えさせるストレッチをご紹介します。 足を肩幅の広さで開き、クラブを腰骨に当てて立ちます。 (1)右足を一歩引いて、クラブを腰にくっつけたまま左側に腰を回します。この時、顔は一緒に左(目標)を向いて...
2024/09/05振るBODYメソッド

「お尻」と「内もも」をお手軽パンプアップ/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.6

鈴木愛がシーズン中にやっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第6回は体をひねるトレーニングの応用編。より実際のスイングに近い動きで行い、内ももとお尻で踏ん張る感覚を養いましょう。 アドレスの状態から、右足を後ろに上げて片足立ちからスタート (1)椅子などに右足のつま先を乗せて足を浮かせます。ひざ下と床が平行になるように。右足は真後ろではなく少し外側、「ハ」の字を意識して立つと、体がブレにくいです。 (2)クラブやスティックを胸の前に持ち、ひざを軽く曲げてアドレスと同じように前傾姿勢を作ります。お尻が後ろに出たり、背筋が曲がったりしないよう注意。 (3)下半身と頭は動か...
2024/09/19振るBODYメソッド

片足ピョン!で「お尻」&「太もも」強化/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.7

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第7回は内もも&お尻強化のハードバージョン。結構キツいので、最初は少ない回数から始めてちょっとずつ慣らしていきましょう! 片足立ちの状態から軽くピョンッ!と (1)椅子などに右足のつま先を乗せた状態からスタート。ひざから下と床と垂直になるようにセット。前回は右足を「ハ」の字に開いて足を乗せていましたが、今回はそこまで開かずに安定する位置に置きましょう。 (2)骨盤がしっかりと正面を向くように意識し、軽く左ひざを曲げて両足に均等に体重がかかるような姿勢を作ります。前足に体重がかかりすぎて前傾しすぎたり、体がブレて横に...
2024/10/03振るBODYメソッド

“ひざクロール”で股関節の可動域UP↑/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.8

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第8回は“足クロール”。股関節の可動域を広げるトレーニングだ。 右足を軽く浮かせて片足立ちからSTART (1)両足を軽く広げて、右足を軽く浮かせた状態からスタート。手はバランスを取れるように広げても、腰に当ててもOK。右脚を後ろから前に回します。軸になる左足がブレないように。どうしてもバランスが取れない場合は、壁に手をついても大丈夫です。 (2)ひざの皿で円を描くように回します。真横からスタートするのではなく、体の後ろから円を描きましょう。足で“クロール”するようなイメージです。 (3)軸にしている左脚の左ひざは...
2024/10/17振るBODYメソッド

目指すはカタカナの“イ” お尻がキュッと締まる/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.9

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第9回は片足で立って別の足を大きく上げるトレーニング。お尻に力を入れて下半身を強化、前傾がキープできない人、フィニッシュがいつもうまく取れない人に効果的だ。 (1)両足を軽く広げ、アドレス同様に軽く前傾した状態からスタート。手は腰に当てても胸の前に組んでもOK。左足1本で立ち、右足を後ろに真っすぐ伸ばしていきます。左ひざは軽く曲げてバランスをとりましょう。 (2)右足を後ろに上げながら、かかとから頭が一直線になるよう上体を倒します。足は上げられる高さでOK。目安としてはウェッジを持ったときのアドレスぐらいの前傾です...
2024/10/31振るBODYメソッド

腕上げ“スクワット”で背中の柔軟性UP↑/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.10

鈴木愛がシーズン中に行うトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第10回は腕を上げたまましゃがみ込むトレーニング。背中の柔軟性をアップさせて、バックスイングで背中の反りすぎを防止しましょう。 (1)クラブを両手で持ち、両足を軽く開いた状態で始めます。ひじを伸ばしたまま腕を頭の上に上げましょう。この際、お腹が前に出たり、後ろ重心になって倒れたりしないように注意。しっかり腹筋に力を入れましょう。 (2)腕はまっすぐ上げたまま、スクワットのようにお尻を後ろに突き出しながらしゃがみます。しゃがんだ際、腕が下がらないよう意識。姿勢がキープできない方は、いちばん下までしゃがまなくても大丈夫...