2020/01/28ギアニュース

話題の新作「SIM」&「マーベリック」投入1カ月 主な選手の気になる成績

2020年の年明け早々に発表されたテーラーメイドの「SIM」シリーズとキャロウェイ「マーベリック」シリーズ。日本ではともに2月7日から発売されるが、米ツアーでは1月第1週の「セントリートーナメントofチャンピオンズ」から各選手が投入し、その性能に関心が寄せられている。主な使用選手の成績を追ってみた。 ■SIMシリーズ ・タイガー・ウッズ SIMドライバー(9度) 20年の自身初戦となった前週の米ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」で新クラブを投入した。4日間のフェアウェイキープ率は全体18位の58.93%だった。通算9アンダーの9位で大会を終えた。 ・ロリー・マキロイ SIMドライバー...
2017/07/14ギアニュース

ソールが牙? クラウンがウェーブ? ブリヂストンが新作「JGR」をお披露目

ブリヂストンスポーツ株式会社(本社・東京都港区)は、9月発売予定の「ツアーB JGR」シリーズをお披露目した。すでにツアーでは実戦投入されており、渡邉彩香など女子契約選手がプロトタイプ「P01-7」として使用。4月「KKT杯バンテリンレディスオープン」で優勝した西山ゆかりが使用して話題を集めたクラブだ。 ドライバーの特徴はソール部分のパワーリブ“牙模様”にある。同社ブランド・広報・宣伝室の家村佳那さんによると「ソールの剛性を高め、クラウン側のたわみを増やすことにより、打ち出し角と反発性能を上げました。目には見えないですが、クラウンの前方と後方にスリットが入っており、ウェーブ状に変形することで...
2019/01/24ギアニュース

HS38m/s以下のゴルファー向け 「PHYZ」新作は266gモデルも

ブリヂストンスポーツ株式会社(東京都港区)は、飛びの効率化を追求した『PHYZ』(ファイズ)シリーズの5代目「ブリヂストン PHYZ ドライバー」を3月8日に発売する。 ヘッドスピード38m/s以下のゴルファーが楽に振れるクラブを目指した。前作から軽量化させ、総重量270gと266gの2本を用意。ともに重心角を同シリーズ最大の32度とし、つかまりやすさを実現した。 シャフトには、弾性の異なる複数のカーボンファイバーを組み合わせた三菱ケミカルの「モジュラス ディファレンシャル テクノロジー」を搭載。初速のアップにつなげた。 価格は7万2000円+税。問い合わせは、ブリヂストンスポーツ0120-1...
2024/04/03ギアニュース

コブラの新作「3D プリンテッド」「ヴィンテージ」パターが登場

プーマジャパン株式会社(本社・東京都品川区)は、コブラゴルフから「3D PRINTED(プリンテッド)パター」と「VINTAGE(ヴィンテージ)パター」を4月13日に発売する。 「3D プリンテッドパター」では、異素材を組み合わせる複合構造を採用した。ヘッド内部には独自の3Dプリントで製造された、複雑構造のナイロン製カートリッジを内蔵。高い慣性モーメントをもたらすとともに、心地よい打感と打音が得られる。 インサートの中央部には、飛行機の翼や機体にも使われる軽量で高強度の素材「6061アルミニウム」を採用することでしっかりとした打感を得られ、クラウン部にはカーボンファイバーを使用してさらなる軽量...
2023/10/30優勝セッティング

新作&長めのシャフトで飛距離向上 リ・ハナの初優勝ギア

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント最終日(29日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6650yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆5629人) 韓国のリ・ハナがツアー初優勝を挙げた。クラブ契約はフリーだが、キャロウェイを中心に14本をそろえている。 1Wのシャフトは10月6日発売のUST マミヤ「LIN-Q BLUE(リンク ブルー)EX」を愛用する。 「UST マミヤのスタッフさんといろいろ相談しました。シャフトがすごく合って飛ぶようになりました」 また、2週前からシャフトを45.25インチから46インチに変更。0.75インチ(約1.9センチ)の差が飛距離アップに直結したという。 山...
2022/06/23ツアーギアトレンド

日本発のアイデア満載 キャロウェイの新作ウェッジがツアーでお披露目

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前(22日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72) キャロウェイのウェッジ「JAWS」シリーズの最新作「JAWS RAW」が、今週の日本男子ツアーの会場でお披露目された。「RAW」の“生”という意味から、『生溝』でよりスピンが掛かるという機能を表現した。 キャロウェイの担当者によると、当初は日本モデルとして発売されたが、ジョン・ラーム(スペイン)が使用したことで人気に火がついて世界中での発売に至った「JAWS FORGED」の形状を踏襲した。 2019年発売の「JAWS」から大きく変わったのは、リーディングエ...
2022/03/03ツアーギアトレンド

テーラーメイドの新作1Wを投入したプロは? 新垣比菜は新契約

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前(2日)◇琉球GC(沖縄県)◇6590yd(パー72) タイガー・ウッズやコリン・モリカワが投入して米男子ツアーでも話題となったテーラーメイドの「ステルス」シリーズ。赤いフェースが特徴的で、沖縄で開催される国内女子ツアー初戦でも多くのプロが手にしている。 ホステスプロで同社と契約をする諸見里しのぶは「ステルス プラス」のドライバーを投入する。「打ったときの初速が速いなと感じました」と第一印象が良かった。飛距離への感触も良く、さらに「横風に対しても強い」とアピールした。 テーラーメイドのロゴが入った帽子を被り、今季から契約プロとして臨む新垣比菜も1W...
2023/01/05ツアーギアトレンド

キャロウェイ発表の新作「パラダイム」 契約プロが続々と手に

◇米国男子◇セントリートーナメントofチャンピオンズ 事前(4日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73) 2023年初戦の開幕を控えるなか、米キャロウェイは新シリーズとなる「PARADYM」(パラダイム)を発表した。ブルーを基調としたカラーリングが印象的。同社のホームページでは「パラダイム」、「パラダイム X」、「パラダイム ◆◆◆」の3モデルがラインアップされている。 同社と契約を結ぶPGAツアー選手らはすでに練習ラウンドで調整を重ねており、昨年大会で2位のジョン・ラームは「◆◆◆」(トリプルダイヤモンド)をチョイスした。 サム・バーンズは、同じくツアー...
2024/05/16ツアーギアトレンド

ツアーADの新作か? 松山英樹が1Wシャフトをテスト

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前(15日)◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609yd(パー71) 開幕3日前の13日(月)、松山英樹は人知れず新しいシャフトをテストしていた。痛めている背中の状況が気になって、なかなかそちらに注意が向かなかったが、明らかにいつも使っているグラファイトデザイン「ツアーAD DI」のオレンジ色ではないシャフトだった。 手元側に縞々の柄が入っているのでツアーADと推測はできるが、今まで見たことのない茶色、どちらかというと銅のような色。先端にかけての白色の具合も「ツアーAD HD」のような発色の良い白ではなく、落ち着いた白。同社のシャフトは単色のイメージ...
2024/02/26ツアーギアトレンド

清本美波は「Qi10 LS × 24 VENTUS BLUE」 “新作づくし”でプロデビュー

◇国内男女◇HEIWA×PGM チャリティゴルフ(24日)◇PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄)◇男子7116yd、女子6359yd(パー73) 2023年プロテストでトップ合格を果たした清本美波。沖縄で行われた1日競技のペアマッチでプロデビュー戦を飾った(大槻智晴とのペアで16位タイ)。そのキャディバッグの中をのぞくと、14本すべてテーラーメイドに。アマチュア時代からクラブを使用していた同社と用具契約を結んでいた。 クラブの中でも目を見張ったのはドライバーだ。「Qi10 LS」(10.5度)に、薄い青色をした藤倉コンポジットの最新シャフト「24 VENTUS BLUE」(5SR)の組み合わせ。 ...
2024/08/26ギアニュース

スリクソンの新作ドライバー「ZXi」 適合ヘッドリストに掲載 今回は4機種!

ゴルフルールを統括する全米ゴルフ協会(USGA)とR&Aは、26日までに適合ドライバーヘッドリストを更新。住友ゴム工業(ダンロップ)の最新作とみられる複数のヘッド画像が掲載された。同社のドライバーは2年おきにモデルを更新しているが、今回新しいシリーズを出す可能性が高い。 リストにも記載されているが、モデル名は「ZXiドライバー」となる模様。公開された画像を見ると、4タイプの各ヘッドにはソールトウ側に「ZXi」の文字が刻まれている。モデル別では「5」や「7」といった数字は無くなり、ソール中央部分にはそれぞれ「LS」、「TR」、「MAX」などタイプ名の文字が視認できる。 画像を見る限り、「LS」の...
2024/07/17ツアーギアトレンド

藤田寛之が55歳で選んだ最新14本 シャフトはディアマナ新作「BB」

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)、7045yd(パー71) 「全米シニアオープン」で優勝争いを演じ、健在ぶりをアピールした藤田寛之。今季3試合目となったレギュラーツアーの現場で、最新クラブセッティングをチェックした。 「年齢に合わせて、少しずつアレンジを加えています」という14本。シニアツアーを主戦場にしている今、大きく変わったのは短い番手が厚くなったこと。ロフトが2度立った「RMX VD/M」アイアン(7Iで31度)を入れたことで、PWとウェッジの間にロフトの開きが出た。50度のウェッジを新たに投入し、50、54度...
2010/06/02ギアニュース

トーナメントで発見!フジクラの新作シャフト「モトーレ スピーダー VC.2」

国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」狭山ゴルフ・クラブでの練習日。ドライビングレンジにて、まだ市場に発表されていないシャフトを発見した。 「フジクラ モトーレ スピーダー VC.2」。カラーリングは黒で構成されており、すでに発売されている「モトーレ スピーダー VC.1(青)」をより、しっかりさせたシャフトに仕上がっているとのこと。現在は「プロトタイプ」ということなので、今後半年間かけてツアープロの意見を取り入れ改良を重ねてから、市場に投入される予定だ。 最近の国内男子のツアープロのシャフト使用率は、石川遼などが使用するグラファイトデザイン「ツアーAD DIシリーズ」がおよそ3~...
2024/10/23ツアーギアトレンド

ジャスティン・トーマスは新作「GT2」ドライバーを投入 なぜ“2”を選んだ?

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70) 11歳からタイトリストユーザーというジャスティン・トーマスのバッグでまず目を引くのは、最新モデルのドライバー「GT2」。トーマスといえば“3”の付くシャープ顔を長年愛用してきたイメージがある。前作「TSR」シリーズでは、彼の“定石”通り「TSR3」から使用をスタートするが、途中で「TSR2」へとチェンジしていた。 トーマスのクラブ担当に聞けば、「もともとより好ましい結果の得られる『2』に移行させたかったんだ。本人の感覚とのマッチング期間を設ける意味で『TSR2』を挟み...