2019/02/22中古ギア情報

飛ばない人に多い「ドライバー選び」のあるある

「ヘッドスピードはそこそこ速いのに、飛距離があまり出ない」と嘆くゴルファーは意外と多い。飛距離が伸びない原因の1つが、インパクト時にフェースが開いていることだ。ボールは右に飛び出しスライスするし、インパクト効率が落ちバックスピン量が増えることで、飛距離を大きくロスしてしまう。 そんな人たちのドライバーをチェックすると、米ツアーで人気のモデルを使用している確率が高いことに気付く。いわゆる「あるある」話といえる確率だ。こういったドライバーのほとんどは重心距離が長く、スイング中にフェースが開きやすい。ハードヒッターなら左へのミスが出にくくなるが、フェースが開きやすい人は、せっかくのヘッドスピードをボ...
2019/03/01中古ギア情報

「アームロック式パッティング」を試してみるなら

最近好調な米ツアー選手のマット・クーチャーや、ブライソン・デシャンボー、キーガン・ブラッドリー、アダム・スコットには、アームロック式パッティングを採用しているという共通点がある。 2016年、パターを胸などに当ててストロークするアンカリングが規制され、それに代わる方法として注目されているのが、アームロック式パッティングだ。左腕にグリップを押し当て、腕とパターが固定されたイメージでストロークをする。 これを普通のパターで試してみると、クラブに長さがある方が打ちやすいことが分かる。アームロック式の選手たちのパターを見てみても、通常より長い37.5~41インチぐらいを使っている。 アームロック式がま...
2012/06/21中古ギア情報

全米オープンで使用された気になるギアをピックアップ

今年の全米オープンはメジャー戦にふさわしい厳しいセッティングで行われた。苦しいピンチをパターでしのいで3日目を終えて首位に立つも、最終日に崩れてしまったジム・フューリックは、オデッセイのホワイトホットXG #7を使っている。このモデルは海外選手に人気で、パットの名手である世界ランキング上位のルーク・ドナルドもこのパターを使っている。大形ヘッドで、テイクバックを引きやすい形状だが、マニュアル感も残る名器だ。 そしてもう一つ気になるギアは、最終日「68」でまわり、メジャー初制覇を果たしたウェブ・シンプソンのドライバー。彼のドライバーは、タイトリスト 909D3というやや懐かしいドライバー。重心距離...
2013/09/06中古ギア情報

誰も教えてくれなかったUTの選び方

20年前には無かったが、すっかり普及したユーティリティ(ハイブリッド、UT)。ロングアイアンの代わりとなってすっかり市民権を得た。これからもますますこの傾向は強まるだろう。 それはなぜか・・・答えはボールの進化が原因なのだ。ドライバーの飛距離をアップさせるために、速いヘッドスピードではスピン量が少なくなるボールが増えている。その結果、ロングアイアンではボールが上がりにくくなってしまったのだ。 まずロフト角の選び方だが、3番、4番アイアンの代わりが基本20度、23度前後のものを入れるのが一般的。女子ツアーでは25度以上のUTを5番アイアンの代わりに使う場合が増えている。我々もぜひ参考にしたいポイ...
2017/09/08中古ギア情報

秋シーズン、新兵器となるドライバー探し

夏が終わると、秋のゴルフシーズンが到来する。いろいろなコンペが目白押し、という人も多いのではないだろうか?せっかくだから、今のうちに新兵器を投入して、勝負に備えてみてはどうだろう。 クラブに関心の高い人は、飛距離性能だけでなく、顔や打感にもこだわる人が少なくない。さらに、できれば新しめのクラブを、お手頃な価格で手に入れたいというのが正直な気持ちだと思う。「ブリヂストン ツアーB XDシリーズ」ならば、そんなぜいたくな希望をかなえてくれるかもしれない。 この「ツアーB XDシリーズ」は、発売されてから1年足らずのモデル。なかでも「XD-3 ドライバー」は、先日の「ダンロップ・スリクソン福島オープ...
2014/01/10中古ギア情報

冬のゴルフ攻略はテキサスウェッジを使え

暖かかったこの冬も1月となると本格的な寒さが我々ゴルファーを襲ってくる。体は防寒対策グッズで温めることが大切だが、冬に大活躍するクラブセッティングがあるのをご存知だろうか。 まず、クラブは全体的に重めにすること。体が動かない分クラブの重さを使うことで飛距離ダウンを防ぎたいからだ。ヘッドに鉛を貼るのもいいだろう。最近の可変スリーブのドライバーを持っている人は、カチャカチャして重めで軟らかい冬用シャフトを1本持っておくといい。地面下が硬くなると少々ダフり気味でもミスになりにくい。フェアウェイウッドやユーティリティなどソールが広いとミスしにくく、ボールも上がりやすいので飛距離が稼げる。 問題はアプロ...
2013/11/08中古ギア情報

スコアアップをしたいならスプーンを抜いてみては?

ロングホールで2オンしてイーグル!一般ゴルファーは奇跡の一発を信じ、ロングホールのセカンドショットをスプーン(3W)で乗せたいと思っている。 2オンを狙おうとすると、前が空くまでセカンド地点で待たなければならない。同伴者だけでなく、後ろの組もティショットが打てないので見守る。後ろの組も「あんなとこから届くのか?!」とあまり好意的でない場合が多い。当然プレーヤーにはいつも以上のプレッシャーが掛かるわけだ。そしてクラブは、14本のクラブで一番難しい3W。相当なレベルでないとナイスショットなんて出るはずがないと思うゴルファーはごく稀。結果は大きく曲げてしまいOB、ダフリ、チョロのオンパレードでほとん...
2013/11/01中古ギア情報

専用ウェッジで目指せ100切り!

ゴルフに悩んでいる人、ゴルフを始めて間もない人がまず目標にするのは、スコアで「100」を切ることだろう。「100」を切ってしまうと、なんだそういうことだったんだ!と気が付くのだが、当事者はなかなか気が付かないことがある。 それはショートゲームの重要性。OBなどティショットのミスに注目してしまい、練習場でついついドライバーばかり打ってしまう。しかしスコアに直結するのは、パターとアプローチ。パターは自宅で練習できるが、アプローチはなかなか難しい。まず練習場ではドライバーの倍はアプローチに時間を割いてほしい。 そして特別なクラブ「チッパー」を使おう。上級者からはどうしても敬遠されるクラブだが、アプロ...
2013/03/15中古ギア情報

森田、横峯など有力選手のギアをチェック

シーズン開幕前にクラブ契約の変更が多かった今年。馬場ゆかり、イ・ボミ、宮里美香、笠りつ子、金田久美子など多数の優勝経験があるプロの契約が変更になった年は珍しい。なかでも開幕戦で目立ったのは、ダンロップの契約プロの活躍だ。 ツアー開幕戦、初日、2日目トップだった木戸愛をはじめ、プレーオフに残った森田理香子と横峯さくらもそうである。この2人のクラブセッティングを覗いてみると対照的なことに気づく。横峯さくらは、プロデビューから一貫して、ゼクシオブランドを使用。ドライバーもずっと純正シャフトを使っている。横峯さくらは、軽量のドライバーを上手く使って飛距離を稼いでいる。 一方、ツアーきっての飛ばし屋であ...
2013/09/20中古ギア情報

誰も教えてくれなかったアイアンの選び方

ドライバーやパターは、ちょこちょこ買い換える人が多いが、なかなか変えれないのはアイアンセットだろう。ドライバーに比べると、可変スリーブなどといった見た目ではっきりと分かる劇的な技術革新が少ないので、買い換えるきっかけがないのも事実。 アイアンのモデルチェンジは見た目のデザインは変わるが、性能的にどう変わったのか聞かれると答えに困る場合も多い。まずマッスルバックやハーフキャビティなど、顔や形状を気にするクラブは性能的に変化を出しにくい。形状が大きく変わらないと性能も大きくは変わらないからだ。 しかし今やっと注目されてきた要素がバウンス角。ゴルフギアのレーティング企画「HOT LIST JAPAN...
2017/12/15中古ギア情報

サービスホールを楽しむ強い味方

距離の短いパー4やパー5をサービスホールと呼ぶことがある。良いスコアが出しやすいからそういうのだが、極端に狭くて落とし所が難しかったり、ドッグレッグしていたりと、得てしてティショットが難しいことも多い。 ティショットをドライバーで思い切り飛ばせれば、バーディが取れる可能性は高まるが、逆に曲がった場合に大叩きにつながるのも特徴のひとつだろう。特に飛ぶけど曲がるという人が多いハードヒッターは、サービスホールが鬼門になることも珍しくない。 こういったゴルファーが「曲がらないドライバー」や「飛ぶスプーン」を欲しがる気持ちは痛いほどわかる。でもせっかくなら、もっと安全にティショットできる「アイアン型ユー...
2017/04/28中古ギア情報

FWが苦手な90切りゴルファーにはコレだ!

ヘッドスピードも速く、スコアもコンスタントに90を切れるが、フェアウェイウッドが苦手なゴルファーは意外と多いという。特にスプーン(3W)は、クラブセッティング14本の中でも最も難しいクラブだと言われている。 地面から打つクラブでの中では一番ロフトが立っていて、長さもあるので難しいわけだが、フェアウェイウッドには、特にヘッドスピードの速いゴルファーが “打ちにくい”と感じる理由があることにお気づきだろうか? ヘッドスピードが速いゴルファーは、ドライバーのシャフトをカスタムシャフトに変えているケースが多いのではないだろうか。ドライバー用のカスタムシャフトの重量帯は60g台がほとんどだ。 一方、市販...
2013/04/12中古ギア情報

比嘉のセッティングはHOTLISTだらけ!?

日本女子アマなど、アマチュアでも大活躍していた、比嘉真美子がプロ入り早々初勝利を上げた。沖縄出身で、北九州の小倉カンツリー倶楽部所属。アマチュアでは輝かしい戦歴を誇る彼女だが、プロテスト合格するまで、キャディ業務をこなしていた堅実派。 さて、彼女のクラブセッティングを見てまず驚いたのは、“HOT LIST JAPAN 2013”で選ばれたクラブばかりなのだ。1Wは「TOURSTAGE X-DRIVE 709 D450」と今年のシルバー賞で、450ccのヘッドは安心感がある。アイアンは「TOURSTAGE X-BLADE 709 CB」、これは軟鉄鍛造だが、大きめのヘッド、広いソールとアマチュア...
2011/02/24中古ギア情報

今シーズンは女子プロ愛用のアイアンでスコアアップ

ため、通常のものに比べ芯が広くできている。 本格的に見えて、実はやさしい女子プロアイアン。人気の両プロが、最新モデルを使わず2008年モデルで2011年の開幕を迎えているのだから、我々も中古ショップで買い揃えてみては?そしてまもなく訪れるゴルフシーズンの開幕ダッシュを狙いたいものだ。
2015/11/27中古ギア情報

契約フリー宮里優作が選んだ“男前アイアン”

先週の「ダンロップフェニックストーナメント」で、宮里優作が今シーズン初勝利、通算3勝目を飾った。最終日の宮里はボギーが先行しても慌てることが全くない、まさに横綱相撲。彼の実力がそのまま出た、真の強さを実証するゴルフを見せてくれた。 完璧な勝利の要因は、こちらの記事『宮里優作と杉澤キャディのシンプルなメンタルゲーム』でも記されている通り、勝負を決める日曜の朝にキャディとした約束「とにかくボールを曲げて遊ぶ。右からも、左からも、ボールを操りながらやろう」を実行したからではないだろうか。 そんな宮里は、現在クラブ契約はフリー。ドライバーは長年契約していたブリヂストン社の新製品『JGR ドライバー』を...
2013/12/13中古ギア情報

日本中が泣いた!優作が使い続けるUTとは

国内男子ツアー「日本シリーズJTカップ」今季最終戦で、宮里優作が悲願の初勝利を飾った。アマチュア時代の輝かしい戦歴でデビュー以来、期待され続けて11年。劇的な18番のチップインはツアーの名勝負として語り継がれるだろう。 宮里優作と言えば、ブリヂストンの看板プロ。ドライバーはX-DRIVEのGRシリーズを好んで使い続ける。この試合も発売されたばかりのGRのプロトタイプを使っていた。大型で構えやすい形状ながら、ミスヒットに強く。ボールも上がりやすいので、上級者に限らず、幅広いゴルファーに対応できるモデルとなっている。 ドライバーやアイアンは、新製品が出るタイミングで、切り替える事が多い宮里優作だが...
2013/10/25中古ギア情報

復活!石川遼のパターの秘密

米国男子ツアー第2戦「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で石川遼が2位タイに入り、一時の不調から復活ぶりをアピールしている。2013年シーズンから米ツアーに本格参戦した石川遼だが、腰の不調からくるパッティングの練習不足など、シードを失い入れ替え戦を余儀なくされた。 ショットは徐々に復調したが、パターがなかなか本調子にならず、トレードマークのL字マレットから、オデッセイ WHITE HOT PRO #7に変更するなど、悩みの深さを感じさせた。復活の糸口は、もちろん練習量もあるだろうが、2014年度から米ツアー本格参戦の松山英樹が言った「L字の遼が俺は好きだ」というこの一言ではない...
2012/03/08中古ギア情報

女子ツアー開幕戦!気になる飛ばし屋のクラブセッティングをチェック

日本女子ツアーがついに開幕!「ダイキンオーキッドレディス」で、優勝こそ逃すも最終日驚異的な追い上げを見せた三塚優子にスポットを当てる。三塚はなんといっても飛距離が魅力。あれだけ飛んでいるけど、何のドライバーだろう?と注目しながら見てみると、なんと2007年モデルのテーラーメイド バーナーTPを使っているのだ。そしてシャフトは、純正のテーラーメイド REAX スーパーファスト(S)と、まったくのノーマル。 三塚の歴代のクラブセッティングをチェックすると、重心距離の長いドライバーを好んでいるのがわかる。この2007年モデルのバーナーは、重心距離が長く、低重心、ヘッドの重量が重いという、今騒がれてい...