2010/01/06上達ヒントの宝箱

左足下がりのバンカーショット

左足下がりのバンカーショット いや~な左足下がりのライ…しかもバンカー。こんなシチュエーションでも上手く打つコツを伝授します! こんな風になりがち ボールが上がらなそう…そう思っても決してこんな風に下からすくい上げようとしてはいけません!ボールの手前を叩いて全然飛ばなかったり、ホームランしてしまったりといったミスを誘発してしまいます。 傾斜なりにアドレス まずこのライを攻略するための一番の肝は傾斜なりに構えるということです。体軸を傾斜に沿って傾けてアドレスしてください。 フェースを開きスタンスはオープン 平坦なライより球が上がりにくいので、フェースは普段よりも開き気味にセットします。その分スタ...
2010/04/23上達ヒントの宝箱

嗚呼、池ポチャ!救済ルール完全マスター

嗚呼、池ポチャ!救済ルール完全マスター 今日イチのドライバーショットで、フェアウェイど真ん中!残りおよそ、130ヤードのセカンドショット。ここは、きっちりグリーンに乗せたいところだけど、右には池。イヤ~な予感がいたします・・・。 ほぼ確実に池ポチャですか? ナイスオンを夢見て放ったショットは、力なくスライスしながらダイレクトに池へ。白い水柱が上がり、ププッとほくそ笑む同伴競技者。しかし大切なのは池ポチャがほぼ確実であること。 池ポチャの救済措置その1 1ペナを払って、また同じところから打つ。これも池ポチャの処置としてOKです。でもまた、さっきみたいに池へ入れてしまったら・・・。同じところから「...
2010/09/27上達ヒントの宝箱

アプローチの距離感は体の回転量で決まる!

体の回転量で掴むアプローチの距離感 「大きい!」と思って、慌てて引いたり、「届かない!」と、慌てて足したり。そんな人をよく見かけます。しかし、スイング中に慌てて足したり引いたりすれば、スイング軌道は乱れ、ミスは必至です。こうした事態を避け、迷わず自信を持って振るためにも、自分の距離感を養っておくことが肝心です。今回は、距離感を高めるための大原則を伝授しましょう。 いつも一定のスピードで振ること 大きなバックスイングをしたにもかかわらず、「強い」と思って、急減速しないこと(上写真)。また、小さなバックスイングなのに「弱い」と思って、慌てて急加速するのもNG(下写真)。スイング軌道を安定させるため...
2010/01/20上達ヒントの宝箱

クロスバンカーからの脱出法

クロスバンカーからの脱出法 今回は、クロスバンカーにつかまってしまった場合の脱出法を伝授します! ボールの位置は右足寄り まず、ボールの位置ですが、普段のバンカーショットよりも右足寄りなるようにアドレスします。 足場を固める 2つ目のポイントとして、バンカー内ではスイング中にバランスを崩しやすくなりますので、しっかりと足場を固めるようにしてください。 短くグリップ しっかりと足場を固めると、少し足が砂に埋まって、自分が通常より低い状態になります。この低くなった分、グリップを半インチほど余らせて、短く握ってください。 当てにいく意識を捨てる そしてスイングでは、ボールに当てたい意識が強いと、こん...
2010/01/13上達ヒントの宝箱

残り40ヤードのバンカーショット

残り40ヤードのバンカーショット 今回は、中途半端な残り距離がイヤな、40ヤードのバンカーショットの打ち方を伝授します。 PWか9Iを選択 サンドウェッジのエクスプロージョンショットだと届かない距離なので、クラブはピッチングウェッジ、もしくは9番アイアンを、自分の力や砂の質にあわせてチョイスします。 基本的に通常どおりのスイング スイングは、基本的に通常のバンカーショットのイメージでかまいませんが… フォローで飛距離を出す より飛距離を出すために、フォロースルーをしっかりと大きくとるようにスイングしましょう。フォローを大きくすることで飛距離を出す、という感覚を身につけてください。 上体がつっこ...
2010/10/25上達ヒントの宝箱

アプローチのクラブ選択イメトレ

クラブ選択のイメージトレーニング 短いアプローチであれば、もう何の疑いもなく、自動的にAWを選んでしまっていませんか?しかし、たとえば同じ距離でも、その状況によってクラブ選択の余地が残っているはずです。自分のイメージにあったクラブをチョイスする幅ができれば、アプローチのイメージはもっと広がりますし、一層アプローチの感覚が磨かれていきます。今回は、クラブ選択のイメトレの仕方について、お話ししましょう。 SW、PW、8Iを使ってみましょう クラブ選択の幅を広げ、アプローチのイメージを磨くために、サンドウェッジ、ピッチングウェッジ、8番アイアンの3本を使ってみましょう。まずは、この3本の選択肢が、新...
2010/10/18上達ヒントの宝箱

アプローチのトップやダフりを撲滅!

アプローチのトップやダフりを撲滅! ターゲットが目前にあって期待が膨らむほど、大失敗のダメージは大きいもの。ライも良好で、確実に寄せワンを狙いたいところで、トップしてグリーンオーバーしたり、ダフって大ショートしたり・・・。こうした精神的な落胆の激しいミスは避けたいところです。今回は、アプローチでトップやダフりのミスをなくすポイントについて、考察していきましょう。 インパクトを点で考えるからミスが出る まずは、アプローチのミスを避ける心構え。それはインパクトを点で捉えないこと。ボールのある1点に、インパクトをアジャストしようとし過ぎるから、突っ込んだり、浮き上がったりというミスが生じるのです。イ...
2010/08/23上達ヒントの宝箱

アプローチのワザを磨く原点「ピッチ&ラン」

アプローチのワザを磨く原点「ピッチ&ラン」 これから10回に渡ってお届けするのは、アプローチのワザをとことん磨く集中レッスンです。第1回目は、「ピッチ&ラン」についてお話しいたしましょう。さまざまなワザに通じる、最もベーシックなショットなので、しっかり身につけてくださいね。 アプローチウェッジを使いましょう 理想的なピッチ&ランのショットのイメージは、キャリーとランが半々くらいです。従って、サンドウェッジでは上がって転がりにくく、ピッチングウェッジではランが多くなってしまうので、その中間となるアプローチウェッジを使うことをオススメします。 グリップの中央くらいを握る ピッチ&ランは、高く上げる...
2010/08/30上達ヒントの宝箱

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」

転がせるときは迷わず「ランニングアプローチ」 さまざまな状況に合わせて、もっともミスの確率が少なく、寄る確率の高いアプローチを選ぶ。そんな引き出しが多いほど、ショートゲームが楽しくなるし、スコアもまとまってきます。転がせるときは迷わず転がせるよう、「ランニングアプローチ」をマスターしましょう。 迷わず転がすべきシーンとは? たとえば、グリーンエッジ近くで、ピンまでは遠い状況のアプローチ。この状況で、わざわざ高く上げて、ピンの根元に落として止めるショットは必要ありませんよね。振り幅が小さいのでミスが断然少なく、ラインのイメージも出しやすい「ランニングアプローチ」をチョイスするのが得策です。 PW...
2010/09/20上達ヒントの宝箱

ラインを出してアプローチの方向性アップ!

ラインを出してアプローチの方向性アップ! ショットやアプローチなどで、よく「ラインを出す」という言葉を聞きますが、具体的にはどういうことなのでしょう?分かりやすく言えば、方向性の明確なイメージを持って、それをボールに伝えることです。では、何を意識すれば、方向性のイメージを、よりリアルにボールへと伝えられるのでしょうか? 一番イメージしやすいのは右の手のひら ラインを出す際、体のある部分を意識して、それを出したい方向に合わせていくのですが、それはプロによって人それぞれです。ですが、やはり一番、方向性のイメージを出しやすいのは、右の手のひらです。 ゴミ箱にゴミを放り込む様子を想像してみましょう た...
2010/09/13上達ヒントの宝箱

低く出してキュッと止めるアプローチ

低く出してキュッと止めるアプローチ 上方に木の枝が張りだしていて、なおかつ転がせない状況などで、ワザが光るアプローチです。低く出すのでグリーン面に当たる角度が浅くなる上に、強いスピンで止めなければならないので、かなり難易度が高いショットですが、アプローチの楽しみを広げてくれるはずですよ。 インパクトはカットではなく、押し込む感じ カットめにフェースを入れて、ボールを上げながらスピンをかけるのは、イメージできると思います。しかし、低く出してキュッと止めるのは、ちょっと想像が難しいですよね。インパクトのイメージは、カット目ではなく、ボールに対してフェースを被せて、強く押し込むような感じなんです。で...
2010/10/04上達ヒントの宝箱

アプローチの高低を打ち分ける超基本

アプローチの高低を打ち分ける超基本 同じクラブで高さを打ち分けたいとき、皆さんはどうしますか?当然、ボールを上げたいときにはすくう感じで振って、低く出したいときには突っ込む感じで振りますよね・・・。というのはウソ。振り方を変えるのは絶対NGですよ!今回は、誰でも簡単にボールの高さをコントロールできる超基本をお教えいたしましょう。 追い越しても遅らせてもダメ! まず覚えておきたいことは、振り方で高さを打ち分けようとしないこと。低く出そうとして、突っ込むように振れば、上半身が先に行って腕が遅れるように動きます。(写真左)逆に、高く上げようとして、すくうように振れば、腕は上半身追い越していきますよね...
2010/10/11上達ヒントの宝箱

しっかりスピンをかけるコツ!

しっかりスピンをかけるコツ! ビシッとスピンをかけたかったのにポッコン。キュキュッと止めたかったのに、ダルマ落としみたいな感じの緩~いインパクトになって、止まるどころか、逆に転がってしまうようなことはありませんか?今回は、固いグリーンなど、しっかりスピンをかけたい場面で、思い通りにスピンを利かせるコツをお教えいたしましょう。 ヘッドをしっかり走らせること ダウンブローでボールを捉えれば、自然に逆の回転がかかりますが、強くスピンを利かせる場合には、インパクトでヘッドを強く走らせることが大きなポイント。つまり、スピンをうまくかけられない人は、うまくヘッドを走らせることができていないといえます。で...
2010/09/06上達ヒントの宝箱

高く上げることで止める「ロブショット」

高く上げることで止める「ロブショット」 ロブショットというと、上級者向けの難しいショットのように聞こえるかも知れませんが、実はそれほど繊細なショットではないんです。ハザードを越えてアプローチしたいときなどに、高く打ち上げて、真上からドスンと落とすことで止めるのですが、狙いは結構アバウト。距離感はハザードを越え、奥にこぼさなければOKという程度です。 ボールが浮いているライであることが条件 ある程度ボールが芝の上に浮いていて、ロフトを寝かせたフェースが滑り込むスペースがあることが、ロブショットを打てる条件になります。ラフに深く潜っていたり、ボールが浮いていないときは、あまりオススメできません。 ...
2009/06/10上達ヒントの宝箱

パットの距離感があわない場合の応急処置

パットの距離感があわない場合の応急処置 5メートル以上のパットの距離感が合わない場合の対処法をお教えしましょう。距離感習得には訓練が欠かせないのですが、手っ取り早く「寄る」確率を上げる方法があります。 距離感がでるまで振り子のように 目標を見ながら素振りを繰り返してください。 目標を見ながら素振りを行う テークバックからフォローまで・・・こうしながらボールがカップ付近に止まる、またはボールがカップに沈むイメージを出してください。イメージが出るまで素振りを繰り返します。 カップを見ながら 大切なのはカップを見ながら素振りを繰り返すことです。 イメージが出るまで素振り イメージが出るまで素振りして...
2009/11/18上達ヒントの宝箱

転がすバンカーショット

転がすバンカーショット 今回は、エッジからピンまでの距離があって、ランを使って攻めたい場合のバンカーショットを伝授します! フェースを少し閉じる まず通常のバンカーショットよりもフェースを少し閉じた状態にします。 スタンスをスクエアに近づける そしてフェースを閉じた分だけ、普段のオープンスタンスからスクエアに近いスタンスに。これで転がすための構えは完成! 払い打つイメージで 次にスイングですが、普段のバンカーショットより打ち込むイメージを弱くして手前の砂ごと払っていくようなイメージで振ってみてください。これでスピンが抑えられてランの出る球が打てます! 打ち込むのはNG! 上から打ち込むようなイ...
2009/07/29上達ヒントの宝箱

飛ばしの素振り(3)【シャフト編】

飛ばしの素振り(3)【シャフト編】 今回は、シャフトを使ったヘッドスピードが上がるドリルの紹介です。用意する物はヘッドを抜いたシャフトで、40インチ前後のものがあればOKです。古くなったクラブのシャフトを工房で抜いてもらうか、既にシャフトだけの状態のものが中古ショップなどで格安で販売している場合もありますので、グリップ付のものをご用意ください。 練習のコツ 練習のコツですが、「スイングのキレ」を意識して素早く振ることです。力を抜いて、腕を鞭のようにしならせるのがポイントです。体が先行して腕が後からついてくる意識だと速く振れません。体の正面で「ピュッ!」とシャフトが通り過ぎていくのを体感できるく...
2009/07/15上達ヒントの宝箱

飛ばしの素振り(2)【バット編】

飛ばしの素振り(2)【バット編】 「飛ばしの素振り」2回目は、バットを使った練習方法です。これは最も飛距離アップを体感してもらえる練習法ですが、注意したい点がいくつかありますので紹介しましょう。 まずは野球のバットをご用意ください。または、ゴルフの素振り用バットも市販されているので、そちらでも結構です。 ゆっくりと大きなスイング それでは素振りのポイント【1】をお教えしましょう。 バットを持って、普段どおりのスイングしてください。このとき、ゆっくりと大きなスイングを心がけて、体が温まるまで繰り返し振り続けてください。 右から左への体重移動を意識する そしてテークバックからフォロースルーまで、右...
2009/08/12上達ヒントの宝箱

風に負けない突き刺す球

風に負けない突き刺す球 今回は、向かい風に負けずに飛距離を稼ぐ、突き刺すような球の打ち方です。まずは半インチ程度、グリップを余して短く持ってください。 アドレスの注意点【1】 アドレスの際の注意点が2つあります。1点目は、スタンスを狭くすることです。 アドレスの注意点【2】 そして2点目は、ハンドファーストに構えること。ショートアイアンを打つ時のような感じで、クラブヘッドよりも手元側が飛球線方向に倒れている状態のことです。 スイング中の注意点【1】 スイングでの注意点は、スイングプレーン。アップライト(タテ振り)にすると、ボールにスピンが掛かり易くなるため、吹け上がって飛距離をロスしてしまいま...
2009/12/02上達ヒントの宝箱

目玉からのバンカーショット

目玉からのバンカーショット 今回は目玉の状態からの脱出のしかたを伝授します。パワーがないとなかなか脱出は難しいのでは・・・?と思われがちですが、正しい準備と振り方をすれば、あまりパワーのない方でもカンタンに脱出できるのです。 フェースをかぶせる まず最初のポイントとして、フェースをかなりかぶせ気味にセットしてください。 スタンスをややクローズに そしてフェースを閉じたぶん、普段のバンカーショットよりもスタンスをクローズめに調整します。これで上から打ち込みやすい構えが完成しました。 左わきのゆるみに気をつけて 次にスイングですが、左わきがゆるんでしまうとクラブが寝て入り、フェースも開いてヘッドが...