2012/04/23上達ヒントの宝箱

【WORLD】ピン位置は無視しよう-PAR3を制する- by ジェイソン・デイ

正しいヤーデージを確認 私は2011年のPGAツアーで、パー3の成績でランキングトップになった。パー3については、通算21アンダーで終え、平均20%近くバーディを取った。どうやったのかって? 2008年、私のパー3の成績はとてもひどいもので、コーチのコリン・スワットンと私は、多くのゴルファーが実行は難しいと考えるシンプルな戦略に至った。ピン位置に関わらず、グリーンの真ん中を目指してプレーするというものだ。チップよりはロングパットのほうがマシだろう? それが、パー3をプレーするうえで効果的なやり方の基本となるのだ。 パー3のティに立って、キャディーと私は、まずボールを落としたい位置までの正しいヤ...
2011/10/06上達ヒントの宝箱

【WORLD】再現性あるスイングにしよう by マット・クーチャー

2011年6月 2、3年前になるが、私は自分のゴルフを安定させるためにコーチを何度か変えていた。その中の一人、ダラスにいたコーチのクリス・オコネルの言葉は衝撃的だった。彼は「君のスイングからアスリートの部分を取り除きたい」と言った。それはとても受け入れがたいことだった。なぜなら、アスリートであることで、自分がツアーで活躍できていると思ったからだ。しかし彼は、それが問題だと言った。私がアスリートということに頼り過ぎているというのだ。そして、そこから全てが変わった。 クリス曰く、私のスイングには色々な要素が含まれるため、(ナイスショットをするのに)完璧なタイミングが必要だった。インパクトで手が返る...
2011/10/17上達ヒントの宝箱

ヘッドがビュンビュン走る姫ゴルフ 第1回 スイングを一度リセットしてみませんか?

女性の初心者になったつもりで 女性限定でレッスンを続けていますが、定期的にレッスンに通って、今では80前後でラウンドできるようになった女性もいれば、一度もクラブを握ったことのない、まっさらな状態でレッスンを受ける女の子もいます。 女性限定のレッスンを通じて、今感じていることは、男性も女性に見習うべき点が多いということ。男性の場合は力があるので、いかようにも振れてしまい、しかもある程度飛んでしまうので、悪い癖が定着しがちです。その点、女性は非力なので、しっかりとスイングのツボを押さえてヘッドを走らせなければ、うまく飛ばすことすらできません。 しかし、スイングのツボといっても、別に女性限定というわ...
2013/03/07上達ヒントの宝箱

【動画】もっとフェアウェイキープしよう by トム・ワトソン

もっとフェアウェイキープしよう 左ドッグレッグのホールでドローを打つなど、ホールの形状に合わせてティショットを曲げるように言う人がいる。しかし私の経験上、そんなことが安定してできるアマチュアは殆どいない。それよりは、ホール形状がどうであろうと、毎ホール、自分の持ち球を打った方が良いのだ。フェアウェイのベストポジションにボールを置けないこともあるだろうが、フェアウェイキープやそれに近いところにボールを運ぶことはできるだろう。 持ち球を打つ際は、ティボックスが役に立つ。フェード系のボールを打つ時は、ティグラウンドの右側にティアップすると良い(写真)。そしてフックさせたいなら左サイドにティアップしよ...
2012/03/05上達ヒントの宝箱

【WORLD】ウェッジでもっと寄せる方法 by リッキー・ファウラー

ポスチャーを保つ 優れたウェッジプレーヤーが、深いディボットを作ることは滅多にない。弾道と距離を、一貫性を持ってコントロールするためには、ボールに対して浅い角度でヘッドを入れる必要がある。これにより、ディボットが薄くなる。プレーヤーがスティープにヘッドを入れすぎてしまう理由は、ダウンスイングで身体が突っ込むからだ。突っ込まないようにするために、私はアドレスからインパクトまでポスチャーを保つように心がけている。このためのコツは、実際には両足にある。足がしっかりしていれば、うまく打つことができる。 グリップ全体を使う 選手の中には得意な距離を持つ者もいるが、私はそうではない。私はコースから与えられ...
2012/03/19上達ヒントの宝箱

【WORLD】しっかり打つための感覚をつかむ by デビッド・レッドベター

左手でリードするようにする 多くのアマチュアは、ボールを上げるためにクラブヘッドをボールの下に入れなければいけないと考えている。これは、インパクト時に右手で行うすくい上げる動作に見られる。芝が多いところにボールがある時は、このようなスイングで抜け出すことができるかもしれないが、芝の薄いようなタイトなライにある時は、右手の動きが大きすぎると、ダフったりトップしたりすることが多い。 そこで、ダウンスイング時には、右手ではなく左手に注意を向けてほしい。つまり、左手主導にして、インパクト時に左手首をわずかに曲げるのが理想的である。そうすると、シャフトを左に傾けてアイアンを打ち込み(写真左)、ボールの先...
2012/02/20上達ヒントの宝箱

【WORLD】ハイブリッドで安定したショットを打つために by ブッチ・ハーモン

私のベストアドバイス ハイブリッドが出はじめてから10年以上が過ぎ、一般的なミスを見分けるのも簡単になった。最も大きなミスは、いまだに多くのプレーヤーがハイブリッドをバッグに入れていないこと。コースで3番アイアンや4番アイアンを打とうと思っているなら、あなたはクレージーだ。ユーティリティは、安定したコンタクトができ、ボールを簡単に上げることができるように設計されているのだ。 ユーティリティでボールを打つ時に、多くのゴルファーはボールを左に出してセットアップしている(写真右)。クラブヘッドを見て、ウッドのようにボールを払い打たなければならないと考えているのだろう。しかし、これは間違った考え方だ。...
2012/03/26上達ヒントの宝箱

【WORLD】ソフトにピッチショットを打つシンプルな方法 by ショーン・フォーリー

セットアップをアジャストし、普通にスイングする。 ショートゲームの練習をあまりしていないと、フェースを開いてボールに対してアウトサイドインにスイングする典型的なロブショットを打つのは難しいはずだ。この方法だとエネルギーがあまりボールに伝わらないため、どの程度強くボールを打てばいいのか、計算するのが難しい。さらに、開いたフェースだとボールは右方向へ飛ぶ。 そこでより良いテクニックがある。 1.ボールをスタンス中央より左側に出し、クラブフェースをターゲットに対してスクエアにセットする。ロフトをもっと寝かせたければ、ハンドダウンにする。そうすれば、シャフトがアップライトにならない(ハンドダウンにする...
2011/05/17上達ヒントの宝箱

畳一畳でできる!おウチでエコ練 第五弾「ラウンド前日と当日のセッティング」

1.初めて訪れるコースは、ウェブで情報収集 ラウンド前日になると、ゴルファーの心はワクワクドキドキするもの。私だってプロになってからも、やはり皆さんと同じようにラウンド前夜はコーフン気味です(笑)。 さて、皆さんはラウンド前日に何か準備をしていますか? よくラウンドしているコースなら勝手知ったるものですが、初めて訪れるコースの場合には、それなりの準備が必要です。まずやっておきたいのは、インターネットを使った情報収集です。ウェブで検索すれば、コースレイアウトやヤーテージ、天気や風の強さを簡単に調べることできます。 2.パー3のヤーテージは、特にチェック! プロゴルファーの多くは、ラウンドするゴル...
2011/07/04上達ヒントの宝箱

シングルへのフィーリング至上主義 第4回 やわらかく打つ時は心もやわらかく

教科書通りではやわらかく打てません たとえば、グリーン手前のハザードをフワッと越えて、ポトリとグリーンに落とし、ボールの自重で自然に止まるような球を打ちたい場面。こんな時どうしますか? オープンスタンスでフェースを開き、ボールを左足寄りにセットして、ハンドレイト気味に構えて、バンカーショットのように・・・。確かに、テクニカルなところは、バッチリ教科書通りなのに、それでもやわらかく打てない人は、一体何が問題なのでしょうか?? ボールを打ち急いだり セットアップには問題ないのに、こんな風にガチガチに力んだ腕で、ボールを打ち急いでしまったりする人を、よく見かけます。手前をザックリと耕して、ボールはチ...
2011/05/10上達ヒントの宝箱

畳一畳でできる!おウチでエコ練 第四弾「一夜漬けでもOKのパット必勝法」

1.2つのモデルから「今日の1本」を選ぶ 今回はパットの必勝法についてご紹介します。皆さんは、普段どんなパターをお使いでしょうか?ピン型、L字型、ネオマレット型など、いろんな形状のパターがありますよね。また、ゴルファーによっては、お気に入りの1つのモデルを使い続けている人もいれば、所有している複数のモデルから「今日の1本」を選んで使っている人もいると思います。 QP的にオススメしたいのは、「今日の1本」を選んで使う方法です。ヘッドの大きさが異なるモデルを2本用意しておいて、ラウンドの前日や当日にフィーリングのいいほうを使うのです。これは、多くのプロゴルファーも実践している方法です。 2.感性と...
2011/04/04上達ヒントの宝箱

スイングの肝はリズム&テンポ!

ゴルフスイングで一番大切なこと! みなさんはゴルフスイングで一番大切なことは何だと考えていますか?ここまで色々な動作について説明してきましたが、それらではありません。ゴルフスイングを上手く行うために一番大切なことは、リズムとテンポを一定にすることです。体と腕の各パーツが正しく動いても、リズムとテンポが不安定になれば、ナイスショットは生まれません。反対に動作が理想とかけ離れていても、リズムとテンポが一定であれば、安定した曲がり幅の弾道が生まれます。真っ直ぐな弾道が打てなくても、ボールの曲がり幅がコントロールできれば、スコアメイクが易しくなります。安定したゴルフを求めるのであれば、第一優先事項はリ...
2009/12/18上達ヒントの宝箱

右手の粗相を正してダフリさらば!

右手の粗相を正してダフリさらば! コックが早かったり、リリースが早かったり、右手の悪さはショットに甚大な影響を与えます。今回は、そんな右手の粗相を正して、ダフリを解消。ショットの安定感をグンと高める練習です。 グリップを離して握ってみましょう いつもは、左手の親指を包むように、右手をグリップしますが、思い切って、左右の手を写真のように、離して握ってみましょう。これだと、全然当たらなそう・・・。 グリップを離したままアドレス アドレスの状態だと、多少、左肩が下がる感じがあるし、やっぱり違和感がありますね~。でも、これで良いんです。でも、これって何の意味があるの?? とりあえず打ってみましょう と...
2013/09/24上達ヒントの宝箱

一発脱出のバンカーショット by 宮本勝昌

宮本勝昌プロが直伝! バンカーでダフったり、ホームランを打ってしまうアマチュアゴルファーは多いですよね。でも、コツさえつかめば、バンカーからボールを脱出させることはとても簡単です。打ち方に慣れれば、バンカーから寄せワンを狙うことだって可能になります。まずは一発脱出の技術を身に付けましょう。 今までの知識を忘れてみよう! スタンスをオープンにして構えて、フェースを開いて、カット軌道で打つ。皆さんがよく目にするレッスン書などには、こういった打ち方が推奨されていますよね。決して間違いではないのですが、これらの知識が皆さんのバンカーショットを難しくしている要因かも知れません。 スタンスはスクエアで、フ...
2011/02/21上達ヒントの宝箱

正しい体重移動で飛ばせ!

体重移動を詳しく理解する! 体重移動を上手く利用することでクラブヘッドスピードが加速し、飛距離アップが可能となります。しかし、体重移動は絶対に必要な動きではありません。アプローチやパッティングのように体重移動を使わないでスイングをすることで、方向性やコントロール性が高められます。しかし、ドライバーなどのクラブでは飛距離が求められますから、積極的に体重移動を利用するべきです。 軸が前へ流れてしまうミス 間違った体重移動の例を紹介しましょう。目標方向への体重移動を意識するあまり、軸が不安定になるケースです。アドレスとインパクトでは軸がほぼ同じ位置にあるべきなのですが、過度な体重移動を行うと軸が流れ...
2010/02/10上達ヒントの宝箱

左手の甲を意識してFWの安定性を手に入れよう!

フェースコントロールでFWの方向性アップ! 方向性がいまいちで、なかなかファイウェイウッドを使う気になれない…という方、フェースの向きを安定させて、方向性をアップするコツをお教えします! ポイントは左手の甲 さて、フェースの向きを把握するにはどうしたらよいのか? ポイントは左手の甲。インパクト時に左手の甲がどこを向いているかを意識することにより、フェースアングルをコントロールできるのです。 左手甲とフェースの関係 フェースがスクエアな時の左手甲の向きに対して、インパクト時、左手の甲が飛球線方向を向けばフェースが閉じてフック、逆に体の正面方向を向けばフェースが開いてスライスがでます。 他のクラブ...
2010/12/13上達ヒントの宝箱

「タメのキープ」でダフリよさらば

「タメのキープ」でダフリよさらば あなたのスイング、たまってますか?力強いインパクトをするためにも、ゴルフスイングのタメはとても大切です。タメがないとスイングのパワーを十分に伝えられないばかりか、ダフリといったミスにも繋がります。では、タメのないスイングとはどんな状態なのでしょう? ダウンスイング早々にコックがほどけてしまう こんな風に、ダウンスイングの途中で手首のコックがほどけてしまうのが、タメのないスイング。腕が伸びて、手首のタメが早くほどけてしまうことによって、ボールの手前を叩いてしまうんですね。じゃあ、手首のコックをほどかないようにキープすればいい?でも、タメは手首を意識して作れるもの...
2011/12/12上達ヒントの宝箱

【WORLD】早くパットを打てばスコアは上がる by リッキー・ファウラー

1.覚悟を決める パットが上手くなる日、それは恐怖を捨てたときだ。アドバイスしよう。ためらってはいけない。 15秒間のルーティンを伝授しよう。 《00秒~05秒》 プレイングパートナーがパットを打とうとしている時間は、自由時間のようなものだ。その時間を使って自分のパットのどこが悪かったのかを考え、自分の番が来たら、覚悟を決める。のんびりと芝を読んでいたら、プレーが遅くなったり急かされたりすることになるだろう。私は、ボールを置いたらだいたい5秒で自分のラインを確認する。ただしグループの中で自分が最初にパットを打つ場合は、このステップにもう少し時間をかけてもいいだろう。 2.ボールがどこからカップ...
2012/04/02上達ヒントの宝箱

【WORLD】バンカーから1打で脱出する方法 by ブッチ・ハーモン

私のベストアドバイス グリーン脇のバンカーに入れてしまった場合、多くのゴルファーの問題は、昔からある単純な恐怖感である。砂に入ったボールを見下ろすゴルファーはまるで、ヘビがウヨウヨいる穴を見ているようだ。そしてスイングでそれが立証される。短く、硬く、ボールまでしか振らないのだ。 恐怖感に耐える方法は一人ひとり違うが、気をつけるのは心拍数と、手と腕の緊張のレベルだ。スイング自体については、ひとつの考えに集中すること。砂を叩いて、フォロースルーする(左写真)。 しっかりと砂を先に打つために、スタンスの飛球線方向側、左足のかかと内側にボールを置く。それから4分の3ほどバックスイングして、クラブに勢い...
2012/04/09上達ヒントの宝箱

【WORLD】ショットを左にミスするのをやめよう by ハンク・ヘイニー

グリップをちょっと変えて、フックをなくそう もしショットがフック気味だとしたら、まずラッキーだと思うべきだ。フックはすばらしいゴルフスイングへの道のりで最後の停車駅であり、安定したパワフルなショットを打つところまであと一歩のところまで来ているということになる。ただし、もう一歩進んでスクラッチプレーヤー、あるいはそれに近づくためには、ボールの飛び方に関する問題をやはり解決しなければならない。 右から左にボールを曲げすぎる(フック)プレーヤーの間で最も一般的な誤りは、まずストロンググリップにしていることである。写真に示すように、右手がターゲットから離れるように右に向かってそれ、クラブの下側に移動す...