2017/04/03新製品レポート

「ダウンブローが強めでもOK!」クリーブランド RTX-3 ウェッジ

【ミーやん】クリーブランドのウェッジ・シリーズである「RTX(ローテックス)」は、フェースに細かいミーリングを施してあるのが特徴のウェッジです。ブレードタイプとキャビティタイプの2種類が用意されていますが、今回試打するのはブレードタイプになります。 【ツルさん】ネック部分に「フィール・バランシング・テクノロジー」というレーザー刻印が入っていますが、これが新たに搭載された技術だそうです。ホーゼルを従来よりも短くして、ネック内部の重量を削ることで、ヘッドの重心位置がフェースのセンター部分にくるよう工夫されています。製造技術が進化してクラブの設計自由度が増したことで、最近はこういった“センター重心”...
2017/03/16新製品レポート

「地味にスゴイ!スピン性能が向上」ピン グライド 2.0 ウェッジ

【ミーやん】ピンのウェッジに早くも二代目となるモデルが登場しました。ヘッド形状は、従来どおりにクセがなくて構えやすいティアドロップ型です。リーディングエッジは、ほんの少し前方に出た形状です。この『グライド 2.0 ウェッジ』には、すでに『i ブレード アイアン』や『i200 アイアン』にも採用されている「パールクローム仕上げ」になっています。 【ツルさん】見た目もいいですが、「パールクローム仕上げ」は疎水性が高いので、ウェットな状況下でも安定したスピン量を得ることができます。ウェッジでは特に恩恵がありますね。 【ミーやん】まずフルショットしてみましたが、打感がとても心地いいです。ヘッド内部に振...
2017/03/30新製品レポート

「フィーリングが良くてミスにも強い」ミズノ MP TYPE-2 ドライバー

【ミーやん】前回試打した『MP TYPE1』に続いて、今回は『MP TYPE2』を試打します。こちらはヘッド体積が460ccです。ほんの少しシャローバック形状になっていて、ヘッドの投影面積が大きくて安心感があります。 【ツルさん】新たに採用されているテクノロジーは、435ccの『MP TYPE1』と同じですね。標準シャフトに専用設計されたツアーADが装着されているところも同じです。前回と同じように、まずはロフト角を10.5度にセットして試打してみましょう。 【ミーやん】ヘッド体積が大きくなっても、さすがMPシリーズと言うべきか、やはりクセがなくて構えやすいヘッド形状です。打ってみると、『MP ...
2017/03/09新製品レポート

「HS40m/s以下でも飛ばせる」ヨネックス ロイヤル EZONE ドライバー

【ミーやん】ヨネックスのロイヤルEZONE(イーゾーン)は、シニアやグランドシニア世代向けのシリーズです。その新作ドライバーは、47インチで総重量が287グラム(SRシャフト)という超・軽量長尺モデルとして登場しました。 【ツルさん】ヘッドは、ヨネックスが得意とするカーボン・コンポジット構造です。クラウンだけでなく、トウ側に回り込むようにカーボン素材が広い面積で使われています。手にしてみて驚いたのは、クラブの総重量よりもズッシリ感があることです。これはヘッドとグリップエンドを重くした独自の「デュアルタングステンパワーシステム」という設計によるものですね。 【ミーやん】ヘッドは着脱式で調整機能が...
2017/04/06新製品レポート

「高さと安定性を備えた中空アイアン」タイトリスト 718 T-MB アイアン

【ミーやん】今回試打するのは、二代目となるタイトリストの中空構造アイアンモデルです。ヘッド内部のトウ側とヒール側にタングステンウエイトが備えられているのは従来モデルと同じですが、さらに新モデルではボール初速を向上するためにL字型のフェースが採用されています。 【ツルさん】中空ゆえにヘッドを手に取ると厚みがあります。しかし実際に構えてみるとそうは感じません。トップブレードの厚さが抑えられているので、とてもシャープな雰囲気です。フェースのヒール側が少し高く、スクエアにセットアップしやすいのもいいですね。ヘッドのデザインだけでなく、構えやすさもマッスルバックの『716 MB アイアン』のようです。 ...
2017/03/27新製品レポート

「高次元の打感と安定性」ミズノ MP TYPE-1 ドライバー

【ミーやん】MPシリーズのドライバーは、なんとロフト調整機能付きのワンヘッド設計のクラブとして登場しました。今回試打する『MP TYPE-1』は、ヘッド体積が435ccのものです。ひとつのヘッドで7.5度から11.5度まで1度刻みでロフト角を調整できます。 【ツルさん】フェースのたわみを増やす溝構造「ウェーブテクノロジーソール」や、航空宇宙素材「ストロングフォージド・エリートチタン」を採用した新設計のフェースを使うなどして、従来モデルよりも高初速エリアを広げているのが特徴だそうです。どんな性能なのか、さっそく打って確かめてみましょう。 【ミーやん】MPシリーズだけあって、とても美しいヘッド形状...
2017/03/13新製品レポート

「柔らかい打感でもよく転がる」ピン シグマ G パター キンロック

【ミーやん】「シグマ G」は、ピンの新しいパターシリーズです。2016年度LPGAツアーの年間平均パット数で第1位となった鈴木愛プロが広告塔になっていて、ゴルファーの興味をそそる新シリーズとなっています。 【ツルさん】昨年発売されたヴォルトシリーズは、削り出しのヘッドで高価格帯のパターでした。それに対して、こちらはテクノロジーをいかした複合構造のヘッドでお値段も手頃です。こちらが普及シリーズともいえるでしょうね。特徴としては、0.76mmという極薄の6061アルミニウムインサートの裏側に、「ペパックス」というエストラマー樹脂を採用しています。これによって打感に柔らかさを出しつつ、初速が落ちない...
2014/05/15新製品レポート

「やさしい単品ウェッジならコレ!」フォーティーン DJ-11 ウェッジ

【ミーやん】フォーティーンの新しいウェッジは、なんといってもワイドソールが特徴です。球をつかまえやすそうなグースネックで、リーディングエッジもまっすぐ。小細工せずにやさしく打ちやすそうなモデルですね。 【ツルさん】シンプルにアプローチショットを打ちたいゴルファーや、初めての単品ウェッジを購入するゴルファー向けに開発されたモデルらしいよ。以前に同メーカーで「J.SPEC」というやさしいウェッジがあったけれど、さらにブラッシュアップされた感じ。そういえば、ミーやんは「J.SPEC」を使っていなかったっけ? 【ミーやん】今でも使っていますよ「MT-28 J.SPEC IVウェッジ」。ボクはフェースを...
2014/05/12新製品レポート

「弾くフェースで飛ばせる」キャロウェイ APEX アイアン

【ミーやん】こちらの「APEX アイアン」は、『HOT LIST』でゴールド賞を獲得したモデル。セミラージのヘッドには、適度にグースが付いています。想定ユーザーとしては中級者のゴルファーでしょうね。構えてみると、それほどヘッドの大きさを感じさせません。 【ツルさん】ボディはS20Cの軟鉄鍛造。フェースにはX HOTのフェアウェイウッドと同じ高強度のカーペンタースチールを採用していて、さらに5番以上の番手にはソールにタンスグテンを装着。まさに至れり尽くせりの現代的なモデルですねー。 【ミーやん】へッドの構造としては「レガシーブラック アイアン」と似ていますね。打ってみるとどうなのか。ツルさんから...
2014/05/08新製品レポート

「コントローラブルな可変ロフトUT」ナイキ VR_S コバート 2.0 ユーティリティ

【ミーやん】こちらのユーティリティの特徴は、ロフト可変機能が搭載されているところ。3番だと17~21度まで、4番だと21~25度まで、5段階にロフト調整して使えます。 【ツルさん】試打クラブは4番だから、中間の23度に設定して打ってみましょうかね。 【ミーやん】構えてみると、ヘッド形状が独特ですよね。ネックに調整機能が付いているから、ネック側が太く見えるし、フェースも少し前に出ているように見えます。ちょっとモッサリ感がありますね。 【ツルさん】ドライバーと同じ調整機能が付いているから、ヘッドの小さいユーティリティだと太さが気になる人もいるだろうね。でも、フェースはキレイにスクエアに見えるから、...
2014/05/29新製品レポート

「まさに隠れた名作UT」テーラーメイド グローレ レスキュー(2014)

【ミーやん】新しいグローレのシリーズのなかで、ただひとつ「HOT LIST」のメダリストに選ばれていたのがこちらのクラブです。 【ツルさん】端的に言うと、とても打ちやすいクラブ。正直、見た目はパッとしないけれど、性能はバツグンですよね。 【ミーやん】うほっ、コレいい!今日は強烈なアゲインストの風が増えていますが、まったく吹け上がることなく、高弾道でドーンと飛んでいってくれます。それに打感も気持ちイイ! 【ツルさん】高く上がってくれるのに、低スピンで球が強いんだよね。それにオートマチックに球がつかまってくれる。ミーやんが言うように、打感も心地いい。フェースには高強度の475SSという薄そうな素材...
2014/05/26新製品レポート

「広いスイートエリアの直線番長」コブラ BiO CELL フェアウェイウッド

【ミーやん】今回試打するのは、「BiO CELL」のフェアウェイウッド。ヘッド体積が大きくて、構えてみると“まっすぐ感”があります。 【ツルさん】フェースが直線的に見えて、トップラインもまっすぐだよね。それでいて、ほんの少しグースが付いているように見える。大型ヘッドだけど、球をつかまえやすそうな顔をしているよね。 【ミーやん】こちらのフェアウェイウッドは、ドライバーと同じようにロフト可変機能がネックに搭載されています。ロフト角は13~16度まで調整可能で、番手の表記も「3-4」というふうになっていますね。今回は中間ロフト角の14.5度で試打してみましょうか。 【ツルさん】調整機能が搭載されてい...
2019/06/03新製品レポート

スライサーが地面から飛ばせる!キャロウェイ エピック フラッシュ スター フェアウェイウッド

【ミヤG】 「エピック フラッシュ」シリーズには、フェアウェイウッドが2モデルあります。今回試打するのは「スター」のほう。ヘッドが大きくて、構えたときに安心感がありますね。 【ツルさん】 「スター」は日本市場向けに開発されていて、調整機能を省いた接着式ネックになっているのが特徴です。新モデルで注目すべきは、人工知能を使って開発した「フラッシュフェース」が採用されているところ。さらに飛ぶようになっているのか、気になりますよね。では、さっそくミヤGから打ってみてください! 【ミヤG】 おっと、かなりのフック球が出ちゃいました。何度打っても左に巻いちゃいます。つかまる性能のヘッドのようです。 【ツル...
2019/06/10新製品レポート

ドライバーと遜色ない飛距離性能 エピック フラッシュ サブゼロ フェアウェイウッド

【ミヤG】 今回試打するのは「エピック フラッシュ サブゼロ フェアウェイウッド」。ヘッドサイズは同シリーズの「スター」よりもひと回り小さく、フェース面にはきっちりとスコアラインが刻まれています。ヘッドの見た目からも、上級者やアスリート向けと分かるモデルです。 【ツルさん】 「サブゼロ」は歴代モデルが浅重心設計になっていて、低スピンの強い球を打てるのが特徴。今回の新モデルでは、AI(人工知能)を使って設計した「フラッシュ フェース」を採用しているのが注目ポイントですね。では、さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 前回に試打した「スター」と比べると、「サブゼロ」専用に設計された純正シャフトが...
2019/06/17新製品レポート

安定感のある構えやすい大型ヘッド ピン G410 フェアウェイウッド

【ミヤG】 G410シリーズのフェアウェイウッドには3モデルが用意されていて、こちらはスタンダードなタイプ。ヘッドはそこそこ大きくて、なによりも特徴的なのはソールが真っ平らなところ。アドレスすると、ペタッと地面にソールが貼り付くような印象を受けます。 【ツルさん】 ビックリするぐらいにフラットなソールですよね。地面に置いたときの据わりがいいし、フェース面もビシッとターゲットを向いてくれます。なによりもヘッド形状がとてもキレイ! ヘッド後方のヒール側が絞られているようなシェイプになっていて、洋ナシっぽい雰囲気があります。個人的な好みですが、僕の場合は丸型ヘッドよりも、こういう形状のフェアウェイウ...
2019/06/24新製品レポート

ネック調整機能を初搭載した扱いやすいUT ピン G410 ハイブリッド

【ミヤG】 今回試打するのは、G410シリーズにラインアップされている最新型のユーティリティ!なんですけど、僕はウッド型のユーティリティに苦手意識があるのでほとんど使ったことがなくて…。こういうクラブに関しての知識が、まったくありません。前モデルから、どこが変わったんでしょうか? 【ツルさん】 ピンのウッド型ユーティリティは、前シリーズの「G400 ハイブリッド」までは接着式のネックでした。それがG410になってロフト角とライ角を調整できる調整ネックになっています。それが前作との大きな違いですね。ミヤGはウッド型が好きじゃないかも知れませんが、ちょっと試してみてださい! 【ミヤG】 ウッド型と...
2019/07/08新製品レポート

切れ味鋭い和製の本格ブレード 本間ゴルフ TW-MB ローズ プロト アイアン

【ミヤG】 今年から本間ゴルフとクラブ契約を結んだジャスティン・ローズ。このアイアンは、ローズの好みを反映して作られたモデルだそうです。ヘッドが小ぶりでトップブレードが薄く、シャープ感があってカッコいいです。一見しただけでも、上級者向けだと分かるアイアンですね。 【ツルさん】 ローズが好むヘッド形状に仕上げたと聞いていたので、もっと“逃げ顔”のアイアンなのかなと思いきや、意外とヒール側が高めでフトコロ感があります。本間ゴルフらしいアイアン形状の良さが、きっちりと保たれています。ドローもフェードも打ち分けやすそうな顔をしていて、めちゃ構えやすいです。 【ミヤG】 試打クラブの7番アイアンであれば...
2015/05/18新製品レポート

「ノーメッキが好きな人にオススメ」ナイキ エンゲージ ウェッジ

【ミーやん】これから発売予定のナイキの新ウェッジ。「エンゲージ」という新しい名称になりました。もちろんPGAツアーでは、ロリー・マキロイなどナイキ契約選手が使っています。 【ツルさん】このモデルは、ノーメッキが特徴です。聞いた話によると、プロからのリクエストでノーメッキの仕様になったとか。経験的なものなのか、視覚的な効果なのかは分かりませんが、メッキをかけないほうがスピンを掛けやすく感じるんでしょうね。最近、ノーメッキのウェッジが少なくなったので、このタイプが好きな人は無条件にオススメです(笑) 【ミーやん】ツルさん、まだ試打もしていないのにテキトーに人に勧めちゃいけませんよ! 【ツルさん】「...