2015/03/11女子プロレスキュー!

傾斜からでもグリーンオンさせるには…? 小橋絵利子

“重心キープ”が何より大事! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「傾斜からフェアウェイウッド(以下FW)を使うとミスばかり。それぞれの傾斜のスイングポイントを教えてください」 傾斜からのショットはなるべく短い番手で攻めることをおすすめします。ただ、ロングホールなど距離が残っている場合、使わざるを得ない状況があります。その際注意してほしいのが、絶対に大振りしないこと。前後左右の重心ポジションを維持することが重要です。 小橋絵利子(こばし・えりこ) 1988年4月25日生まれ。岡山県倉敷市出身。父の勧めで10歳からクラブを握り、高校はゴルフの強豪校 香川西高校に入学。その後、立命館大学へ進学し、...
2015/03/25女子プロレスキュー!

パー5のセカンドショット、何で打つ? 小橋絵利子

攻める? 刻む? 【アマチュアゴルファーの悩み】 「パー5ホールのセカンドショットで、いつもクラブ選択に悩みます。どんなことに注意して選べばよいですか?」 パー5のロングホールは、バーディが取れるチャンスホールでもありますし、長い距離のため大叩きする危険ホールでもあります。成功のカギはセカンドショット。フェアウェイウッド(以下FW)で思い切って攻めるか、UTかアイアンで刻むか。いつも私がチェックしていることをお話しします。 小橋絵利子(こばし・えりこ) 1988年4月25日生まれ。岡山県倉敷市出身。父の勧めで10歳からクラブを握り、高校はゴルフの強豪校 香川西高校に入学。その後、立命館大...
2015/03/18女子プロレスキュー!

打ち下ろし・打ち上げでの狙い打ち! 小橋絵利子

「高さ」をコントロールして攻略せよ! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「打ち上げや打ち下ろしホールで大叩きばかり…。フェアウェイウッド(以下FW)でも、球の高さをコントロールして攻略したいのですが、簡単な方法はありますか?」 打ち下ろしや打ち上げの状況でFWを使うには、弾道の高さをコントロールしてグリーンを狙うことが得策です。打ち下ろしではボールを低く、打ち上げではボールを高くすることで、風の影響を最小限に抑え、グリーンで止まりやすい球になってくれますよ。 小橋絵利子(こばし・えりこ) 1988年4月25日生まれ。岡山県倉敷市出身。父の勧めで10歳からクラブを握り、高校はゴルフの強豪校 香...
2016/04/20女子プロレスキュー!

“とにかく飛距離アップ、これだけは…!” 中井美有

スピードを上げるポイントが大事! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ズバリもっともっと飛ばしたい! プロのようにヘッドを走らせて効率的に飛距離を稼ぐには、どうしたらよいですか?」 飛距離を出すには、とにかく思いきって振ることが大切です。特にフォローサイドでスピードが増すように振ることを意識しています。 “フォロー”でトップスピードなら◎ フォローでトップスピードになるように振る理由としては、絶対にどんなヘッドスピードの速い人でも、ボールに当たればその衝撃でヘッドが減速してしまうからです。同じヘッドスピードでも、スピードが最大になるポイントさえ押さえておけば、飛距離も大きく異なるといえます。 ...
2016/04/13女子プロレスキュー!

絶対テンプラ防止、これだけは…! 中井美有

テンプラの原因を突き止めろ! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ドライバーやフェアウェイウッドのティショットで、テンプラのミスがつきまといます。修正ポイントを教えてください」 打った瞬間にボールが高く上がってしまうテンプラのミスは、クラブヘッドが急激に上から入ることが原因です。対策として、左への突っ込みやティアップの高さを修正することが挙げられます。 【原因/突っ込み】とは…? テンプラしやすい最大の原因は、ボールを打ちに行き、左へ突っ込んでしまうスイングです。こうなるとクラブがアウトサイドから入り、最下点より前にインパクトを迎えやすくなってしまいます。 【“突っ込み”対策】 肩を“水平...
2014/08/20女子プロレスキュー!

“思わぬ逆球が出てしまう原因は?” 高島早百合

逆球が出る理由 【アマチュアゴルファーの悩み】 「スライスが多いので、大事にいきたい時はアドレスで左を向きます。でもそんな時に限って左に飛ぶ逆球が出てしまいます・・・」 プロにとってもアマチュアにとっても、イメージしたボールと逆球が出てしまうのは大問題。どこ向いているのか、どんなスイングをしているのか、すべてに迷いが生じ、スコアどころではなくなってしまいます。ただ、そんなミスの原因はアドレスにあることが大半です。「いつもより保険をかけて左を向いた」ことで体とボールの位置関係が狂ってしまい、逆球になるのです。裏を返せば、ボール位置と出球の関係を理解することで、ボールをコントロールできるんです。 ...
2014/09/10女子プロレスキュー!

“極めてシンプルな転がし術” 米澤有

アプローチ周りは“転がし”に限る! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「グリーン周りでトップやダフリの繰り返し。上手く打てても距離感が合いません……簡単なアプローチ法を教えてください」 グリーン周りのアプローチは、「ピンに寄せたい!」という気持ちが強くなり、ついつい力んでミスをしてしまいがちですよね。でも、プロでは寄せワンを取るのが当たり前というくらい、皆高い精度を持っています。そんなプロたちに共通するのが、“転がして寄せる”ということ。むやみにボールを上げず、転がすことでイメージを膨らませ、距離感を出しています。転がしは、カップインの確率が上がる、打ち方もシンプルなのでミスを防げるなど、メリッ...
2014/05/21女子プロレスキュー!

“強く振るほどひどくなるスライスを解決!” 竹村真琴

スライスしてしまう最も多い原因は? 【アマチュアゴルファーの悩み】 『スライスが止まらない。強く振れば振るほど右に曲がってしまうから、思い切り振れなくなってしまった』 アマチュアゴルファーの一番の悩みといえばスライスです。7、8割の人が右に曲がっていく球筋をどうすれば直せるのかと考えているのではないでしょうか。スライスしてしまう原因はいくつかありますが、最も多いのがカット軌道でスイングしていることです。アウトサイドからインサイドに振ってしまうとボールを切るようなヘッド軌道になるため、インパクトで右回転の力がかかってしまいます。ボールをつかまえて飛ばすにはインサイド・アウト軌道が必要になります。...
2014/08/06女子プロレスキュー!

“左足下がり・上がりを攻略!” 高島早百合

多くのゴルファーが苦手とするライ 【アマチュアゴルファーの悩み】 「左下がりではトップやダフリ、左足上がりは大ショートや大きなフックが出ます。左足上がり、下がりからの傾斜の打ち方を知りたい」 山岳コースやアップダウンのあるロケーションが多い日本のゴルフ場では、左足下がり、上がりの傾斜からショットを打つ場面に多く遭遇します。この状況は多くのアマチュアの方が苦手とするライで、距離感や方向性が狂いやすく、ミスしやすいんです。今回は、この2つの傾斜の攻略法をお話ししたいと思います。 高島早百合(たかしま・さゆり) 1992年9月3日生まれ、京都府京都市出身。中学入学直前に父の勧めでゴルフをはじめ、...
2014/06/04女子プロレスキュー!

“右足体重スイングを直して飛距離アップ!” 竹村真琴

“明治の大砲”では飛びません 【アマチュアゴルファーの悩み】 「フィニッシュで右足に体重が残ったり、バランスを崩してしまいます。力強いボールで飛距離を伸ばしたい」 体重移動できずに、ダウンスイングからインパクトにかけて右足重心で振ってしまい、フィニッシュも右足に体重が残っている形。俗にいう“明治の大砲”はアマチュアゴルファーに多くみられる現象です。ボールに体重が乗らず、思うような飛距離がでない原因となるばかりか、左サイドを引いて打ってしまうのでカット軌道にもつながります。つまり、“スライスして飛ばない”という誰もが避けたい事態を引き起こしているのです。明治の大砲スイングは、フィニッシュでバラン...
2014/06/18女子プロレスキュー!

腕のローテーションでつかまえて飛ばす! 竹村真琴

フェースは“開いて閉じる”が基本 【アマチュアゴルファーの悩み】 「万年スライスに悩んでいます。握り方もフックグリップにしているのに、スライスしてしまうのはナゼ?」 ボールをつかまえるポイントはスイング中にフェースを開閉すること。まっすぐ飛ばすためにはフェース向きをスクエアにしておくと思う人がいるかもしれませんが、スイング中はフェースが開いて閉じるのが正解なんです。この動きができれば、遠心力も働いて飛距離UPにつながります。フェースの開閉は手先で操るものではなく、腕をローテーションさせて作り、動きを安定させます。しかし、多くの方がダウンスイングで左ヒジを引いてしまったり、体の開きが早かったりと...
2014/08/13女子プロレスキュー!

“ラフとフェアウェイバンカーから上手く打つには?” 高島早百合

力みがミスにつながります 【アマチュアゴルファーの悩み】 「クリーンに打ちたくても、ダフりやトップばかり。ラフやフェアウェイバンカーが苦手です」 ラフやフェアウェイバンカーは、少しでもダフればボールが飛ばないのでとても力みやすいシチュエーションです。特に夏場の芝は元気なので、その傾向が一層強まります。このケースでは、できるだけ脱力しヘッドの重みを感じ、遠心力を効果的に使うのがグッドショットへの近道。まずは、そんなラフの打ち方からお話します。 高島早百合(たかしま・さゆり) 1992年9月3日生まれ、京都府京都市出身。中学入学直前に父の勧めでゴルフをはじめ、ゴルフの名門・東北高校へ進学。20...
2014/10/15女子プロレスキュー!

傾斜克服! 状況別アプローチ 米澤有

意外な落とし穴「ビミョ~な傾斜」を克服! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「左足上がりやつま先下がりなど、傾斜からのアプローチでチョロやトップを繰り返してしまいます……。状況別の打ち方を教えてください!」 バンカーや池などのハザード同様、ショットの難易度を上げるのが“傾斜地”。意外に大きなミスが出るのが、グリーン周りの微妙な傾きのライです。ピンまで10ヤード程度の距離なのに、そこから何打も費やしてしまった……という経験は誰にでもあるはず。傾斜地からのショットは共通点が2つあります。1つはスイング中、絶対に体重移動しないこと。2つ目はコンパクトに小さなスイングで振ること。この2点を踏まえた上で、...
2014/10/01女子プロレスキュー!

“ラク~にバンカー脱出法” 米澤有

イヤ~んなバンカーを、得意に変える! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「とにかくバンカーが苦手です。一発で脱出することは稀なケース。いつも2、3度打つことになってスコアはボロボロ。確実に一発で脱出できる方法を教えてください」 砂を多く取り過ぎてバンカーから出なかったり、クリーンに当たってホームランしたり、苦手意識があるとどうにもならないのがバンカーです。実は私も最近まで苦手でした。砂を薄く取る打ち方しかできなかったので、ホームランのミスがつきまとい、いつも紙一重のギャンブルショットという感じでした。いま思うと、クラブのバウンスをうまく使えていなかったのが原因。逆にバウンスを使った打ち方を覚える...
2014/11/05女子プロレスキュー!

“カップイン率を上げるショートパット” 園田絵里子

確実に入れたい1mパット 【アマチュアゴルファーの悩み】 「ラウンド中に1m程度のショートパットが入りません。一度外すと自信がなくなり3パット、4パットも……。ショートパットの打ち方を教えてください!」 300ヤードのドライバーショットも、30センチのパットも同じ1ストローク。“入れて当然”と思われる、短い距離も決して油断できないのがパッティングです。ショートパットのカップイン率を上げるにはどうしたらいいか。私が意識しているのは基本的な動作です。皆さんももう一度基本をおさらいし、自分なりのストロークを見つけてください。 園田絵里子(そのだ・えりこ) 1988年6月3日生まれ、京都府京都市出...
2014/11/12女子プロレスキュー!

“2つで抑えるロングパット” 園田絵里子

ファーストパットをOK圏内に! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「長い距離のパッティングが残ると、どうしても3パットしてしまいます。ファーストパットをOK圏内に寄せるには、どうすればよいでしょう?」 “方向性”と“距離感”、2つの正確性が顕著に表れるのがロングパットです。どちらの精度もある程度高くなければ、1パット圏内に寄せることは難しくなります。まず自分はどちらが苦手なのかを把握しましょう。それを踏まえた上で、それぞれに効果的な練習法をお話しします。 園田絵里子(そのだ・えりこ) 1988年6月3日生まれ、京都府京都市出身。15歳からゴルフを始め、立命館大学在学中に関西女子学生ゴルフ選手...
2014/09/17女子プロレスキュー!

“ミス激減!ラフからのアプローチ” 米澤有

ラフからでも寄せテクニック! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「グリーン周りのラフが苦手です。ピンに寄るイメージが全く湧きません。逆目のライはさらに難しくて必ずミスが出てしまいます」 グリーン周りのラフからのアプローチは、プロでも難しいシチュエーションです。特に夏場に伸びた長い芝の抵抗は距離感を合わせにくい状況です。グリーンに届かないほどショートしたり、逆にオーバーしてしたり…。上手く打つためには、ラフのための対策を知っているかどうか。今回はボールが浮いている時と沈んでいる時、そして逆目のライという3つのシチュエーションの攻略法を教えたいと思います! 米澤有(よねざわ・ゆう) 1989年7...
2014/12/10女子プロレスキュー!

“朝の練習場でお悩み解消!パッティング編” 園田絵里子

朝レンだけでパット好調に! 【アマチュアゴルファーの悩み】 「パットの好不調の波が激しくてスコアが安定しません。スタート前の練習グリーンでできる調整法はありますか?」 スコアが100でパット数が30回のゴルファーなら、パットの割合は30%。普通に考えるとパターは1ラウンドでもっとも使うクラブということになります。つまりパットのミスを減らすことは、スコアアップの近道になるのです。ストロークが安定しない人は、朝の練習グリーンでその日のスピード、曲がり幅のイメージを確認しておくことが大切です。パッティングの感覚を向上させるために、私がやっている朝の練習方法をお話しします。 園田絵里子(そのだ・え...
2014/07/09女子プロレスキュー!

“アイアン上手は構えから!” 高島早百合

アイアンの打ち方を徹底レッスン! 今回から全6回にわたり、京都出身でシード入りが期待されるプロ4年目の高島早百合プロのレッスンがスタートする。テーマはグリーンを狙うアイアンショットだ。アイアンは番手ごとに距離を打ち分けるクラブだが、アマチュアにとって、すべての番手でしっかりと距離の階段をつくることは難しい。それに、左右に曲がってしまえばグリーンをとらえられる確率はさらに低くなってしまう。高島プロのレッスンでは、きっちりと芯に当たるアイアンの打ち方を基礎からもう一度学んでいく。プロのようにダウンブローにボールをとらえ、ターフを飛ばすカッコいい打ち方をマスターしていこう。1回目のテーマは基本中の基...
2014/07/02女子プロレスキュー!

“ハイドローでドラコンを狙え!” 竹村真琴

最も飛ばせるのは“ハイドロー”ボール 【アマチュアゴルファーの悩み】 「コンペでドラコンを狙える、飛ばしの秘訣を教えて下さい!」 飛ばしを考えた時に大切になるのが球筋です。大きなキャリーと勢い良く転がるラン、どちらも効率的に得るには高さのあるドローボール、“ハイドロー”の球筋が理想です。私も「ここぞ!」という時には、いつもよりインサイド・アウトの軌道を意識して、ややアッパブローに振り抜き、ハイドローを打っています。 今回は、その際のポイントや注意点をお話したいと思います。 竹村真琴(たけむら・まこと) 1990年5月11日生まれ、大阪府大東市出身。小学生時代は2001年、2002年に関西小...