2022/04/18新製品レポート

アスリート好みの形状とコントロール性能 本間ゴルフ TW757 Type-S ドライバー

【ホッシー】 本間ゴルフから登場したTW757シリーズ。前回に試打した「TW757 Type-D ドライバー」は、めちゃ低スピンで直進性が高いモデルでしたよね。今回はその兄弟モデルとして用意されている「TW757 Type-S ドライバー」を試打します。 【ツルさん】 構えてみると、「Type-D」とのヘッド形状の違いを明確に感じます。こちらの「Type-S」は、クラウンのヒール側が絞られていて、トウ側にボリューム感がある洋ナシ形。クラシックな雰囲気があって、中~上級者向けのように感じるモデルです。 【ホッシー】 僕は、こういうヘッド形状が大好き! 古い話ですが、僕は昔にタイトリストの「983...
2022/05/30新製品レポート

ハマれば飛ばせるが使い手を選ぶ ヨネックス EZONE GT 450 ドライバー

【ホッシー】 ヨネックスの2022年モデルとなる「EZONE GT」シリーズのドライバーには、450と425という2つのモデルが展開されています。今回試打する「EZONE GT 450 ドライバー」は、その名のとおりヘッド体積が450ccのモデルです。ヘッドが大きいほうのモデルになりますが、構えたときにはそれほど大きく見えません。 【ツルさん】 最新モデルには、「サイドウォール」という新しい設計が取り入れられています。ヘッドのトウ・ヒールから最後部にかけて壁のような形状を持たせることで、慣性モーメントを高めつつ当たり負けしないインパクトを実現しているそうです。この新構造を採用したことで、必然的...
2022/06/06新製品レポート

小ぶりな強弾道&高打ち出しのアスリートモデル ヨネックス EZONE GT 425 ドライバー

【ホッシー】 前回試打した「EZONE GT 450 ドライバー」に続いて、今回はヘッドが小ぶりな「EZONE GT 425 ドライバー」を試打していきますよ! 構えてみると、ヘッドの奥行きが450よりも短くなっていて、投影面積が小さく見えます。フェースのヒール側が、めちゃ出っ張って見えるのも特徴的。見るからにハードヒッターが叩いて飛ばせそうなドライバーです。 【ツルさん】 クラシックな雰囲気を残したキレイなヘッドシェイプのモデルですよね。小ぶりでシャープ感があるので、構えた瞬間に難しそうに感じるゴルファーは多いでしょうけど、そもそもそういう人を対象にしていないモデルだと思います。では、がんば...
2022/06/20新製品レポート

高弾道がラクに打てる重心&シャフト設計 ブリヂストン B3 SD ドライバー

【ホッシー】 ブリヂストンから新シリーズの1W、「B3 SD ドライバー」と「B3 DD ドライバー」が発表されました。発売は7月下旬なのですが、さっそく試打クラブを借りることができたので、今回からこの2モデルを試打していきます! なんといっても注目すべきは、ヘッドの構造と素材です。ボディ部はフルカーボンで作られていて、フェースのみがチタンとなっています。 【ツルさん】 先に言っておくと、「B3」シリーズは現在発売されている「B1 ドライバー」や「B2 ドライバー」の後継ではなく、追加モデルという位置づけ。クラブスペックも「B1」や「B2」とは異なっていて、「B3」は総重量280g(シャフト硬...
2022/06/13新製品レポート

“右へのスッポ抜け”を解決してくれる マジェスティゴルフ CONQUEST ドライバー

【ホッシー】 高級クラブメーカーとして君臨しているマジェスティゴルフから、新シリーズ「CONQUEST(コンクエスト)」が登場しました。ぜんぜん金ピカじゃないんですね。黒をベースとした、ものすごくシンプルなデザインに仕上げられています。 【ツルさん】 マジェスティというと金ピカのシニア向けクラブというイメージが強けれど、「CONQUEST」は若めのゴルファーもターゲットにして作られたブランド。今回の試打クラブに装着されている標準シャフトのフレックスTS(ツアーS)だと、クラブ総重量は307gと重めになっています。デザインがシンプルすぎて所有感には欠けますが、販売価格は一般的なドライバーと同じぐ...
2022/07/04新製品レポート

高初速&低スピンで引っかけにくい プロギア RS F ドライバー(2022年)

【ホッシー】 プロギア「RS」シリーズのドライバーには3タイプが用意されています。前回の「RS ドライバー」に続いて、今回は「RS F ドライバー」を試打していきます。ツルさん、今回もどうぞよろしくお願いします! 「RS F」はフェード弾道を打ちやすいモデルとして、数量限定での発売となっています。 【ツルさん】 数量限定ということは、ひょっとしてハードヒッター向けに設計してあるのかな? 構えてみると、フェースアングルはスクエアか少しオープンに見えるぐらい。僕にはとても構えやすいです。構えた瞬間に「しっかり振ってやろう!」という気にさせるドライバーですね。 【ホッシー】 スタンダードモデルの「R...
2022/07/11新製品レポート

つかまりを強化した美形ヘッド プロギア RS D ドライバー

【ホッシー】 プロギアのRSシリーズに新登場した「RS D ドライバー」は、球をつかまえやすく設計されたモデル。モデル名に使われている「D」は、もちろんドローを意味しています。 【ツルさん】 2022年のRSシリーズは、モデル名でそれぞれのクラブ特性が分かりやすくなりましたね。「RS ドライバー」はスタンダードな性能。球のつかまりすぎを防ぎたい人には「RS F ドライバー」があり、球をつかまえたい人向けには「RS D」が用意されています。本当にドローが打ちやすいのか確かめてみましょう! 【ホッシー】 構えてみると、スクエアなフェース向きに感じますね。ドローを打ちやすいモデルだからといって、フッ...
2018/06/27新製品レポート

“いい感じ”で球がつかまる安定系 プロギア RS ドライバー

【ミヤG】 ルール限界ギリギリの高初速をアピールしているRSシリーズの新ドライバーが7月13日に新発売されるんですね。どれくらいボール初速が上がって飛ばせるのか、今回の試打はとても楽しみです。 【ツルさん】 ドライバーは「RS ドライバー」と「RS F ドライバー」の2モデルが登場しますが、今回試打するのは「RS ドライバー」のほうです。ヘッド投影面積が大きくて、まさしく今どきのドライバーといった感じ。カタログ値ではマイナス2度のオープンフェースになっていますが、前作の2017年モデルと同様に構えた状態ではスクエアに見えるので、多くの人が構えやすく感じるんじゃないでしょうか。 【ミヤG】 ...
2022/07/18新製品レポート

右へのミスが多いHS40m/s以下と好相性 ブリヂストン B3 DD ドライバー

【ホッシー】 フルカーボンのボディにチタンフェースを組み合わせたブリヂストン「B3」シリーズ。「B3 SD ドライバー」に続いて、今回は「B3 DD ドライバー」を試打していきます。 【ツルさん】 モデル名の「DD」は、ドロー・ドライブの頭文字。兄弟モデルの「SD」よりも球をつかまえやすい設計になっています。けれど、「DD」と「SD」のヘッド形状はウリふたつで、構えてみるとほぼ同じに見えます。メーカーの担当者に聞いたところ、やはり今回の2モデルはヘッド形状を統一していて、ヘッド内部の局所ウェイトの位置だけを変えているそうです。 【ホッシー】 試打クラブのロフト角とシャフトは、「SD」とまったく...
2022/07/25新製品レポート

打感◎で飛びすぎないアスリート系中空モデル コブラ キング FORGED TEC アイアン

【ホッシー】 コブラから、2022年モデルのハイテク系アイアンとして「キング FORGED TEC アイアン」と「キング FORGED TEC X アイアン」が発売されています。今回は「FORGED TEC」を試打していきますよ! どちらも全体的なデザインがシンンプルにまとめられていて、見た目がとてもカッコいいアイアンです♪ 【ツルさん】 「FORGED TEC」と「FORGED TEC X」は、どちらも中空構造が特徴のモデル。ヘッドを見比べてみると、意外にも大きな差がないんですよね。ヘッドサイズ、ソール幅、トップブレードの厚さもほとんど同じです。「FORGED TEC X」のほうが、少しだけ...
2022/08/01新製品レポート

打感が良くて構えやすい“ちょい飛び”中空 コブラ キング FORGED TEC X アイアン

【ホッシー】 前回の「キング FORGED TEC アイアン」に続いて、今回は「キング FORGED TEC X アイアン」を試打していきます。「FORGED TEC X」は7番のロフト角が27度。「FORGED TEC」よりも2.5度ストロングロフトになっていることが特徴です。 【ツルさん】 2つのモデルはどちらも中空構造で、ヘッドサイズと形状はソックリです。ただし、ヘッド内部の重量配分には違いがあって、「FORGED TEC X」はタングステンを約45gも増量してヘッドを低重心化しているそうです。では、さっそく打ってみます! 【ホッシー】 ツルさんの弾道計測数値を見ると、やはり「FORGE...
2022/08/08新製品レポート

やさしく飛ばせるスコア直結型 キャロウェイ ローグST MAX アイアン

【ホッシー】 今回から4回にわたって、「ローグST」シリーズで展開されている4つのアイアンを試打していきます。まずは、スタンダードモデルに位置付けられる「ローグ ST MAX アイアン」からスタート! こちらは7番のロフト角が27.5度に設定されています。 【ツルさん】 ヘッドは面長で大きめ。トップブレードは厚く、しっかりとグースが付けられています。キャロウェイのアイアンには、オーソドックスな形状のヘッドにやさしさを備えた「APEX」シリーズがありますが、ローグSTシリーズはヘッドの見た目からして、全面的にやさしさと飛びに注目したモデルだと分かりますね。 【ホッシー】 僕がエースアイアンとして...
2022/08/15新製品レポート

「MAX」よりも曲がらず高く上がる キャロウェイ ローグ ST MAX OS アイアン

【ホッシー】 「ローグ ST MAX OS アイアン」は、スタンダードモデルの「ローグ ST MAX アイアン」よりもヘッドが大きくなっている(オーバーサイズ)モデルです。 【ツルさん】 トップブレードがさらに厚くなっていて、グースの度合いも強くなっています。最近はすっきりとしたヘッド形状を維持しつつ、寛容性や飛距離を追求したモデルが多くなっていますが、そういうタイプではありません。見た目からして“簡単に打てそう”な安心感を与えてくれるモデルですね。 【ホッシー】 前回の「ローグ ST MAX」のときにも言ったのですが、ヘッド自体がかなりボッテリしていて、個人的に見た目は好みではないです。でも...
2022/08/22新製品レポート

打点ズレに強い!スマートな見た目の中空 キャロウェイ ローグ ST PRO アイアン

【ホッシー】 「ローグ ST PRO アイアン」は、シリーズのなかでは異色の存在です。このモデルにだけ中空構造が採用されていてグースは少なめ。すっきりとしてシャープな雰囲気のアイアンです。 【ツルさん】 トップブレード部分も薄く作られていて、事前に知っていないと中空構造だとは気付かないような形状です。仕上げも他モデルとは異なっていて、フェース面はミラー仕上げ。中上級者に好まれそうなルックスに仕上げられていますよね。 【ホッシー】 ヘッドの雰囲気はシリーズの他モデルと違いますが、カーペンター450という高強度の素材を使ってAIが設計したFLASHフェース、ヘッド内部のタングステンウェイトや打感を...
2020/01/06新製品レポート

メジャー4勝のケプカが愛用 JPX 919 ツアー アイアン

【ミヤG】 これは僕が以前から気になっていたアイアンなんですよ。ブルックス・ケプカが使っているモデルですよね? 【ツルさん】 ケプカは、ナイキがゴルフクラブ事業から撤退して以降、特定のクラブメーカーと契約せずに自分が気に入ったクラブを使い続けています。そんな彼のお眼鏡にかなったのが、ミズノの「JPX900 ツアー アイアン」というモデルでした。その後継モデルとなる最新版がこの「JPX 919 ツアー アイアン」です。ケプカも、すぐにこの最新モデルにスイッチしていますよ。 【ミヤG】 メジャーチャンプが使っているアイアンだけあって、トップブレードが薄く、とてもシャープなヘッド形状です。ヘッド全...
2022/08/29新製品レポート

軽快に振り抜けるスッキリ顔の飛び系 キャロウェイ ローグ ST MAX FAST アイアン

【ホッシー】 ローグSTシリーズのアイアンで、もっともストロングロフトなモデルが「ローグ ST MAX FAST アイアン」です。7番のロフト角は27度となっていて、めちゃ飛びそうです! 【ツルさん】 このアイアンは、ヘッド形状がほかとは少し違うんですよね。兄弟モデルの「ローグ ST MAX アイアン」や「ローグ ST MAX OS アイアン」よりもグースが少なく、トップブレードは薄め。ヘッドは大きめで面長ですが、すっきりとした雰囲気に仕上げられています。聞くところによると、このモデルだけは日本からの提案と要望によって、日本のゴルファーに好まれる顔つきに設計されているそうです。 【ホッシー】 ...
2022/09/06新製品レポート

心地よい打感のドロー設計モデル テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー

【ホッシー】 日本のゴルファーに向けて専用設計されている「グローレ」シリーズがモデルチェンジ! 「ステルス グローレ」となって新登場します。ステルスといえば、カーボンフェースがいちばんの特徴ですよね。当然のことながら、「ステルス グローレ ドライバー」にもカーボンフェースが採用されました! 【ツルさん】 先代の「SIM グローレ ドライバー」は評判が良かっただけに、新作でもあえてカーボンフェースを採用しないんじゃないかと思っていましたが、テーラーメイドはやってくれましたね(笑)。フェース表面はダークグレーにカラーリングされていて、既存の「ステルス」シリーズよりも落ち着いた雰囲気。デザイン的に...
2022/09/12新製品レポート

フォージドフェース採用のミスに強い飛び系 テーラーメイド ステルス グローレ アイアン

【ホッシー】 前回のドライバーに続き、今回は「ステルス グローレ アイアン」を試打していきます。7番アイアンのロフト角は27度。試打クラブに装着されているシャフトは、標準採用のカーボンでフレックスはRとなっています。春に発売されてすでにヒット作となっている「ステルス アイアン」も用意しましたので、両者の比較もできればと思います! 【ツルさん】 「ステルス」と「ステルス グローレ」を並べて見比べてみると、ヘッド形状はそっくりです。クラブの長さも同じなので、構えたときに目に付く異なるところといえば、ヘッドの仕上げぐらいに感じますね。ロフト角は、「ステルス」が7番で28度なので、「ステルス グローレ...
2022/09/26新製品レポート

右への飛び出しを防ぐ“いい顔” ヤマハ インプレス DRIVESTAR ドライバー

【ホッシー】 ヤマハの新シリーズ「インプレス DRIVESTAR(ドライブスター)」には、もちろんドライバーもラインアップされています。この新シリーズが「UD+2」の後継だと考えると、ドライバーはずいぶん印象が変わりましたね。ヘッド形状やデザインがすっきりしていて、どちらかいうとオーソドックスな雰囲気のモデルになっています。 【ツルさん】 2020年に発売された「インプレス UD+2 ドライバー」は、スピードボックスという新構造をビジュアル的にも前面に押し出したモデルでした。オフセットも付けられていて、スライサーがまっすぐやさしく打てそうな外観でしたが、個性的なデザインに嫌気を示すゴルファーも...