2021/11/17女子プロレスキュー!

プロが真ん中にティアップしない理由 後藤未有

「ティショット時のコースマネジメント」をレスキュー♪ プロが真ん中にティアップしない理由 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「プロや上級者は、ティショットの調子がどんなに悪くても、スコアをまとめている気がします。どんなマネジメントをしているのでしょうか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 プロや上級者とアベレージゴルファーの差は、マネジメントのちょっとした思考法の違いにあると思っています。決して難しいことではなく、シンプルに知っているかどうか――。スコアをまとめる方法は、意外と些細(ささい)な状況判断の違いによるものが大きいです。 1. 対角線で狙う ティイングエリ...
2021/10/20女子プロレスキュー!

ボールを運ぶように打ちたいときの練習法 後藤未有

「安定感に欠けるショットの悩み」をレスキュー♪ ボールを運ぶように打ちたいときの練習法 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「ドライバーでもアイアンでも、右に左にボールが曲がってスコアがまとまりません。確実にショットを安定させるには、どんな練習をすれば良いですか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 狙ったところにボールを打つためには、リストターン(手首の回転)のコントロールが重要です。ただし、リストの正しい操作を習得するには、ボールを単に打ち続けるだけでは困難。今回は手首の動きを確認しながら、ボールを運ぶ感覚が身につくドリルをご紹介します。 1. スプリットハンドで練...
2021/03/24女子プロレスキュー!

ドローボールはヘッドの上げ方で決まる 上野陽向

「カット打ちで飛距離ロスの悩み」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「カット打ちのクセが抜けず飛距離が伸びないので、ボールがしっかりつかまるドローボールを打ちたいです。ポイントは何ですか?」 【上野陽向のレスキュー回答】 私も以前までアウトサイドインのカット軌道で、飛距離を大幅にロスしていました。そんな私が実際にドローが打てるようになった経緯とともに、その解決策をお教えします。 1. クラブはインサイドから下ろす ダウンスイングで、インサイド(内側)からヘッドを下ろし、ボールをつかまえたいと思っていたので、以前はヘッドをインサイドに上げていました。しかし、インに上げた反動で...
2021/12/15女子プロレスキュー!

ドライバーとアイアンの体重配分 同じで良い?悪い? 山田彩歩

「不安定なアドレスの立ち方」をレスキュー♪ ドライバーとアイアンの体重配分 同じで良い?悪い? 山田彩歩がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「ティショットとフェアウェイ上からのショットは、クラブの長さによって構え方が違うと聞きます。ドライバーとアイアンで体重配分を変えるべきでしょうか?」 【山田彩歩のレスキュー回答】 再現性の高いショットは、アドレスの安定感から生まれると思っています。意識していることは、前回ご説明した重心を下に置くことと左右の体重配分。前後左右と上下の重心ポジションを保つことで、力みのない再現性の高いアドレスをつくることができます。 1. 全てのクラブで体...
2021/12/22女子プロレスキュー!

アイアンが劇的にうまくなる3つの練習法 山田彩歩

「アイアンのミート率アップ」をレスキュー♪ アイアンが劇的にうまくなる3つの練習法 山田彩歩がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「アイアンショットの当たりが薄く、思うように狙った位置につけることができません。どのような練習をすれば良いでしょうか?」 【山田彩歩のレスキュー回答】 アイアンの飛距離と方向性が安定しない理由は、クラブの入射角が一定でないことが挙げられます。私はヘッド軌道において、アッパーブローでもダウンブローでもなく、レベル(平ら)に振ることを意識しています。今回は、そのための練習方法を3つご紹介します。 1. 逆手で打つドリル ひとつ目は、左右の手を入れ替えて...
2021/11/24女子プロレスキュー!

ショートホールでのティアップ ここに注意! 後藤未有

「ショートホールでのコースマネジメント」をレスキュー♪ ショートホールでのティアップ ここに注意! 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「ショートホールでは必ず一回でグリーンに乗せられず、最良でボギー&いつもダボ以上…。どんなところに気をつければ良いのでしょうか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 ショートホールで大たたきをする原因として、ティショットで難しい場所に外してしまうことが挙げられます。ピンポジションに対し、2打目以降も考慮してティアップすること。ミスショットをしても、大きなミスにせずスコアをまとめることを意識しましょう。 1. 基本は対角線に狙う 基本的...
2021/12/01女子プロレスキュー!

朝のパッティング練習 プロはちょっと違う! 後藤未有

「効率のいいパッティング練習」をレスキュー♪ 朝のパッティング練習 プロはちょっと違う! 後藤未有がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーWさんの悩み】 「1ラウンドのパット数を減らしたいです。ラウンド直前に、プロはどのような練習をしているのでしょうか?」 【後藤未有のレスキュー回答】 ラウンド直前での練習は、ロングからショートまで4つの段階に分け、目的意識をもって練習しています。順番はロング→ミドル→ショートで、その日のグリーンの状態を把握しながら、本番に向けて効率の良い準備を行います。 1. スピードを確認しながらロングパット まずは15~20mのロングパットで、その日のグリーンのスピード...
2021/12/08女子プロレスキュー!

飛んで曲がらないドライバーショットのつくり方 山田彩歩

黄金世代の注目ルーキー・山田彩歩が登場! 今回からレッスンを担当するのは、1998年度生まれの黄金世代のひとりで、20年度のプロテストに合格した山田彩歩プロ。4度目の挑戦で狭き門を通過し、プロとして新たなスタートを切った彼女が、アベレージゴルファーの悩みをレスキューしてくれる。緻密な思考と鋭い感覚のレッスン内容は必見! 「ティショットの方向性アップ」をレスキュー♪ 飛んで曲がらないドライバーショットのつくり方 山田彩歩がレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「ティショットが左右に曲がり、スコアを大きく崩してしまいます…。とにかくドライバーショットを安定させたいのですが、どうすれ...
2020/01/29女子プロレスキュー!

テークバックしないパタ練が絶対おすすめ! 荒川侑奈

「パッティングの安定感」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「大事なパットをいつも外してしまいます。ストロークを安定させるには、どうしたら良いですか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 インパクトで手元が緩んだり、フォローで上体が起き上がったり、ストロークが安定しない原因は多々あります。そこで今回は、私も必ず練習メニューに入れている、とっておきのパター練習法をお教えします。 1. フォローの意識が高まる テークバックをせずに、アドレスした位置からボールを押し出す練習法です。テークバックを取らない分、フォローをしっかり取らないとボールは思うように転がってくれません。この練習を反...
2020/02/19女子プロレスキュー!

右を消すor左を消す、ティショットの打ち分け方 宮田成華

「狭いホールでのティショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーEさんの悩み】 「フェアウェイが狭く、左右にOBがあるホールでのティショットは、どのようなことを考えるべきですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 狭いホールでのティショットでは、行きたくない方向(右or左)を定め、どちらかを消すことが有効です。より鮮明に狙い所をイメージできますし、ミスをしても最悪のケースだけは避けられるという気持ちから、打つ前の安心感につながるメンタル的メリットがあります。 1. ドローorフェードは構え方で変える 左右を消す方法は、ドローとフェードで弾道を打ち分けることです。右を消したい場合はドロー、左...
2020/03/11女子プロレスキュー!

実戦で役立つ2種類のロブショット 宮田成華

「バンカー越え、ピン手前の状況」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「バンカー越えやピンが手前に位置している時のアプローチは、どのように攻めるべきですか?」 【宮田成華のレスキュー回答】 このような状況では、ボールを高く上げてランを出さないロブショットが有効です。ただし「ロブショット」とひと言でいっても、実は2種類が存在します。ひとつは高さを抑えたハーフショットのロブ(以下ハーフロブ)、もうひとつは可能な限り高さを出すフルショットでのロブ(以下フルロブ)です。 1. ハーフロブとフルロブを使い分ける ハーフロブは高さを抑える分、ミスの度合いが小さく、実戦で使う頻度が高いのが...
2020/01/08女子プロレスキュー!

もう池ポチャしない! プレッシャー克服法 荒川侑奈

「池・バンカー越えのショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「グリーン手前に池があると、必ず入れてしまいます…。プレッシャーに勝つには、どうすれば良いですか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 池やバンカー越えなど、プレッシャーのかかる場面では、体の動きやスイング以上に、コースマネジメントとメンタルのコントロールが重要です。ハザードを意識しないためのプレッシャー対処法をお教えします。 1. ターゲットの上に視線を送る 池やバンカーを意識すると、無意識に体が反応してしまい、ミスの確率が高まります。理想は池やバンカーを無いものと考えること。ピンやグリーン面などのターゲットを...
2020/01/15女子プロレスキュー!

冬の薄芝でもダフリ知らずアプローチ 荒川侑奈

「冬の薄芝でのアプローチ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「冬場、グリーン周りの芝の薄い場所からのアプローチが苦手です。どうすれば対応できますか?」 【荒川侑奈のレスキュー回答】 芝が薄くなるとソールが滑りにくく、ウェッジのバウンスが使えずダフリやすくなります。少しでもヘッドがボールの手前に入ってしまうと、ダフってしまうので、クリーンにボールをヒットすることが求められます。 1. 手首の角度を固定する ボールをクリーンにヒットさせるには、手首の角度を固定して体の回転で打つことがポイントです。上体の起き上がりやわきの緩みを生まないように、アドレスでつくった手首をキープした...
2020/04/01女子プロレスキュー!

オーバースイングかどうかの簡単な見極め方 熊谷かほ

飛距離が魅力の若手注目プロ・熊谷かほ登場! 2019年の「スタジオアリス女子オープン」で4位に入り、注目選手の仲間入りを果たした熊谷かほ。ゴルフを始める前はフィギュアスケートを本格的に行っていた彼女は、体をやわらかく使ったしなやかなスイングで、1Wの飛距離は250ydを超える。そんな彼女が今回から全8回にわたり、アマチュアゴルファーの悩みをレスキューしてくれる。 「脱オーバースイング」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「ゴルフ仲間にオーバースイングと指摘されて悩んでいます。自覚は無かったのですが…。どのように見極めれば良いのでしょうか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 ト...
2020/04/15女子プロレスキュー!

練習ボールを挟む意味って何? 熊谷かほ

「アイアンの効率の良いミート率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「アイアンで芯をとらえきれず、飛んだり飛ばなかったり…。ミート率を上げるにはどうすれば良いですか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 ミート率を上げるおすすめの練習法は、ゴムボールを両腕に挟んで行うドリルです。レッスン誌やウェブでよく見かける方法だと思いますが、今回はこのドリルが、どのような目的でどのような効果があるのか、分かりやすく解説したいと思います。 1. ドラム缶の中に入っているイメージ アイアンのミート率が上がらない要因は、体の軸が左右にブレてしまう点といえます。対処法はドラム缶の中に入ってい...
2020/04/22女子プロレスキュー!

バーディチャンスを増やす静かな体の動かし方 熊谷かほ

「方向性がなかなか上げらない人」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ショートアイアンの精度を上げたいです。どのようなことに注意すれば、もっと狙い通りに正確なショットが打てますか?」 【熊谷かほのレスキュー回答】 方向性を重視する時は、振り幅が肩から肩のスリークォーターショットをおすすめします。ただ、私がポイントに置いているのは、腕や上半身の意識ではなく、下半身を静かに動かすという意識です。 1. 右腰を前に出さない フルショットでは、切り返しから体重移動をして、目標方向へ腰を回転していきますが、スリークォーターでは体重移動も腰の回転もなるべく抑えて打ちます。特にダウスイン...
2020/02/05女子プロレスキュー!

グリップの基本 どこでどう握る? 宮田成華

昨年プロテスト合格! なりたてホヤホヤの宮田成華登場 今回から登場するのは、昨年プロテストに合格したばかりの宮田成華。165cmの長身でスイングの完成度も高い注目の美人プロだ。得意とするドライバーの飛距離アップ術から、自身も日々行っているというパッティングの練習法まで、上達のヒントとなる内容をレッスンしてもらう。 「結果につながるセットアップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「ティショット前のルーティンで、何を意識して構えるべきかが分かりません。セットアップのポイントを教えてください」 【宮田成華のレスキュー回答】 ドライバーショットでは、飛距離と安定感が求められます。...
2020/09/23女子プロレスキュー!

身長157cmでも377ydを飛ばせるグリップの握り方 押尾紗樹

驚異の300yd超え! 話題のドラコン女子が登場 身長157cmと平均的な体形ながら、日本プロドラコン協会(JPDA)の大会にて377ydを記録した押尾紗樹プロが登場! なぜそれほどボールを遠くへ飛ばすことができるのか!? クラブの握り方から力の入れ方まで徹底解説。飛ばしのエッセンスを学び、あなたも人生史上最長飛距離を目指そう。 「飛距離アップにつながるグリップ」をレスキュー! 【アマチュアゴルファーAさんの悩み】 「飛距離を伸ばしたいのですが、クラブをどのくらいの力感で握れば良いかが分かりません。ドラコンプロはどのくらいの強さで握っているのですか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 私は力量...
2020/09/30女子プロレスキュー!

飛ばしにベストなティの高さとは? 押尾紗樹

「飛距離アップのためのティの高さ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーJさんの悩み】 「ティアップをする際、ティの高さが気になります。飛距離を稼ぐには、どのくらいの高さが良いのでしょうか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 飛ばしを意識するのであれば、適度な高さが出て、スピン量を最小限に抑えるアッパー軌道でボールをとらえることが最適です。ボールはクラブの最下点よりあと(フォロー側)に位置していることがベストだと考えます。 1. ティは高いほうがベスト アッパー軌道で振るには、ティは高いほうがベストです。後方から見て、ソールしたヘッドよりボールの頭が4分の3ほど出る高さがベスト。ボール位置は左...
2020/11/11女子プロレスキュー!

飛ばしのためのフェースを立てる練習法 押尾紗樹

「飛距離アップのための練習法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「球の弾道が高すぎて飛距離をロスしている気がします。どのような練習を行えば、飛距離アップにつながる最適な高さの弾道を打つことができますか?」 【押尾紗樹のレスキュー回答】 高さは出るけれど、前に飛ばない。そんな悩みの原因は、フェースのロフト角が寝て当たっていることが挙げられます。適度な打ち出し角で遠くへ飛ばすことができる、最適な入射角を生む動きをマスターしましょう。 1. 右手添えドリルがおすすめ おすすめの練習法は、アイアンを使った右手を添えるだけのスイングドリルです。左手のみグリップを握り、右手は指を開い...