2023/02/03中古ギア情報

よし、この冬オレはやるぞ! 中古マッスルバックアイアンで上達を目指す

冬はどうしてもコースに出る機会が減ってしまいがち。ただ、オフシーズンはスイングを見直すチャンスとも言える。今回は、寒い時期でも練習を欠かさないストイックなゴルファーや、一度は手にしてみたいと考えている方に試してほしいマッスルバックアイアンを中古ショップで探してみた。 本間ゴルフ「ツアーワールド TR20-B アイアン」(2020年)は小ぶりなヘッドだが、美しいヘッド形状とややオフセットがついたネック形状が魅力。スチールシャフトを装着したモデルは、6本セットで5万円を切るものも見つけることができた。フェースに吸い付くような打感を味わえるのがミズノ「MP-4 アイアン」(2013年)。6本セットで...
2023/01/20中古ギア情報

新モデル発表で気になる「ステルス」「ローグST」の中古相場は?

1月中旬にテーラーメイドが「ステルス2」、キャロウェイが「パラダイム」という新しいシリーズを相次いで発表し話題を集めている。新モデルの性能も気になるが、中古市場では昨年大ヒットした「ステルス」と「ローグ ST」の価格傾向も気になるところだろう。どちらも新品がマークダウン(値下がり)しているが、中古でのドライバーの価格を調べてみた。 テーラーメイド「ステルス ドライバー」(2022年)は在庫数も豊富で、程度によっては3万円台後半から見つけることができた。カスタムシャフト装着だと4万円台後半からが相場となっている。シリーズの中で一番ボールが上がりやすくつかまりが良い「ステルス HD ドライバー」(...
2023/03/03中古ギア情報

ウッズの7カ月ぶり復帰戦を支えたクラブは中古でそろう?

自身がホストを務める2月「ザ・ジェネシス招待」で、2022年7月「全英オープン」以来7カ月ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズ。4日間を戦い抜いた復帰戦の使用クラブを中古ショップ目線でチェックしてみよう。 クラブは契約先のテーラーメイドでそろえているが、パターのみスコッティ・キャメロン「ニューポート2 GSS」のプロトタイプを使用。こちらは超レアで超高額だ。 ドライバーは今年2月に発売された最新作「ステルス2」シリーズではなく「ステルス プラス ドライバー」(2022年)を使用。販売店限定モデルのために在庫数は少なめだが、4万円前後から見つけることができる。シャフトは今年から藤倉コンポジット「...
2023/02/17中古ギア情報

「915F」に「M4」のお値段は? PGAツアーで見つけたFWの名器を中古でチェック

PGAツアー(米国男子ツアー)では2023年に発表された新製品を投入する選手が目立つ中、ちょっと懐かしいフェアウェイウッドを使い続ける選手も少なくない。ツアーで活躍する選手たちにとっての、“なかなか替えられないフェアウェイウッド”を中古で探してみた。 2018年発売のタイトリスト「TS3」(3番15度)を使っているのが、ジャスティン・トーマス。専用のウエートを使うことで重心位置を調整することができるモデル。1万円台後半から見つけることができるだろう。2014年発売のタイトリスト「915F」(3番15度)を使っているのがパトリック・カントレー。タイトリストの硬派なイメージを覆す、ミスに強いモデル...
2023/03/31中古ギア情報

そろそろ買い時? 12代目「ゼクシオ」を中古で調査

住友ゴム工業(ダンロップ)の「ゼクシオ」シリーズは、20年以上売れ続けている国産ドライバーの人気モデル。2年周期で新作が登場しており、今年はモデルチェンジが予想される。そこで2021年に発売された現行モデル、12代目「ゼクシオ」の中古価格を調査してみた。 「ゼクシオ」シリーズは、2019年に登場した11代目から「ゼクシオ」と「ゼクシオ エックス」という2つのモデルに分かれた。「エックス」は「ゼクシオ」より重いシャフトが装着されており、ボールのつかまりを抑えてくれるため、アスリートゴルファーも使える仕様。3月中旬に開催された「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で逆転優勝を果たした青木瀬令...
2023/04/07中古ギア情報

山内日菜子の「P790」 中古でそろそろお買い得?

「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で山内日菜子が初優勝。彼女の優勝を支えたクラブを中古ショップ目線でチェックしてみた。14本全てテーラーメイドのクラブを使用している。 なかでも注目したいのは、アイアンとウェッジだ。アイアンは2021年モデルの「P790」を6番からPWまで使用。パッと見はマッスルバックに見えるが、中空構造。厚さ1.5ミリのフェースは反発力が強く、高い飛距離性能をもつ。一般的にフェースを薄くすると打感は硬く感じるが、ヘッド内部の中空部分に充填剤を入れることで柔らかい打感を追求している。見た目のカッコよさと飛距離、寛容性を備えていて人気のモデルだ。中古では...
2023/04/28中古ギア情報

チタンのフェアウェイウッドって何がいいの? 神谷そらのRMX FWに注目

「フジサンケイレディスクラシック」で初優勝を果たしたツアールーキーの神谷そら。圧倒的な飛距離を生かした攻めのゴルフでギャラリーを驚かせた。中でも最終日の4番パー5では2打目で3Wを振り抜き、2オンのイーグルを奪った。一方、同週に行われた国内男子ツアー「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」では、米ツアーを主戦場にするルーカス・ハーバート(オーストラリア)が勝利。まったく共通点の無さそうな2人だが、飛距離性能が高いチタンヘッドのフェアウェイウッドを使用している点では共通する部分がある。 チタンは強度に優れ、軽いのが特徴。ボディを軽量化して余った重量は、比重の重いタングステ...
2017/11/03中古ギア情報

マット・クーチャーが手放せないドライバー

今年の「ブリヂストンオープン」には、全英オープンで惜しくも2位だったマット・クーチャーが、招待選手として出場した。悪天候の影響により2日間の競技となったが、クーチャーのベテランらしい渋いプレーを見たいファンや、PGAツアーでお馴染みの掛け声「クゥゥゥゥーチ」をやってみたいファンが集まった。 クーチャーは39歳で、身長193センチと大柄だが、2017年のドライビングディスタンスは148位と、決して飛距離が出るプレーヤーではない。そうでありながら正確なドライバーショット、切れるアイアン、巧みなショートゲームで、世界ランク14位をキープしている。(※10月30日時点) そんなクーチャーが使うドライバ...
2016/08/12中古ギア情報

ひらがな選手の初優勝!ささきしょうこのクラブをチェックしてみた

国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」は、ささきしょうこが通算9アンダーとして逆転でツアー初優勝。父と二人三脚でプロを目指し、優勝にたどり着いた。漢字で書くと“佐々木笙子”だが、「笙」の文字が読み間違えられやすいのと、姓名判断から登録名をひらがなとしたそうだ。 さて、ささきしょうこのクラブをチェックしてみよう。クラブ契約はマルマン。マルマンと言えば、超高級クラブのマジェスティ、そしてフェアウェイウッド、ユーティリティに根強いファンが多い、シャトルシリーズが有名だ。彼女の使っているクラブは『マルマン VANQUISH by MAJESTY ドライバー』 マジェスティというと、どうして...
2016/07/22中古ギア情報

ドライバーなんか要らない!?全英オープンを制したクラブを分析

2016年全英オープンは、単独首位から出たヘンリック・ステンソンが最終日、メジャー最少ストローク記録に並ぶ「63」でプレー。全英オープンのコースレコードを更新した。 ではヘンリック・ステンソンのクラブをチェックしてみよう。彼のプレーで特徴的なのは、スプーンでのティショットを多用すること。これは今回の全英オープンに限ったことではなく、ドライバーを使わなくとも充分な飛距離が出るこのスプーンに絶対の自信を持っているようだ。 使っているのは2010年に発売された『キャロウェイゴルフ DIABLO Octane TOUR フェアウェイウッド』。当時から契約外のプロも多く使っていたモデルで、かなり低スピン...
2024/02/16中古ギア情報

うひゃー! テーラーメイドの「中古FW」 1万円以下のお宝ザックザクでマジ迷う

クラブメーカーと用具使用契約を結ぶツアープロでも、14本全てが同じメーカー製というケースは実は少ない。何本かは他メーカーのモデルを選ぶことも多く、中でもフェアウェイウッドにテーラーメイド製を入れる選手は多い。プロに愛される逸品たちを紹介しよう。 テーラーメイドのフェアウェイウッドの数々は、ヒット作の歴史でもある。1979年の創業後、元祖メタルウッドと言えるドライバー「ピッツバーグパーシモン オリジナルワン」を発売し、その後「ツアープリファード」を大ヒットさせた。 フェアウェイウッドでは1999年発売の「ファイヤーソール」、2001年の「200スチール」も流行。2003年発売から2005、200...
2024/03/01中古ギア情報

プロも病みつき蜘蛛型パター「スパイダー今昔物語」初代はいまいくら?

2008年にテーラーメイドから発売された初代「スパイダー」パター。ツアープロがこぞって使用したこともあり大ヒットモデルになった。2024年も新作が登場。16年にわたって進化を続けるスパイダーの歴史を振り返りつつ、中古市場をのぞいてみよう。 初代スパイダーの正式名称はご存じ? テーラーメイドは革新的なクラブを多数生み出してきたが、パターも例外ではない。2008年発売の初代スパイダーは独特な形状で話題になった。「ロッサ モンザ スパイダー AGSI+」が正式名称。当時、テーラーメイドの「ロッサ」シリーズは、世界中の有名サーキットをモデル名にしており、「モンザ」はイタリアのモンツァ・サーキットを指し...
2024/03/08中古ギア情報

中古市場ではお高め?「カッコよくてやさしい」知られざる中空アイアンの世界

見た目は子ども、頭脳は大人…のセリフで知られるのは、かの名探偵。ゴルフクラブにも、何も薬を飲まされたわけではないが、外見と内面のギャップが大きいものがある。見た目はマッスルバックでも、打てばやさしい中空アイアンが昨今のトレンドだ。歴史をひもとき、名器を中古市場から紹介しよう。 「中空アイアン」実は昔からありました 中空アイアンとは、バックフェースをくり抜いて周辺部に重量を配置したキャビティバックにフタをしたものである。やさしい構造に加え、スッキリとしたマッスルバックアイアンのような見た目も人気だが、誕生は意外と古い。 ピン社の創業者カーステン・ソルンハイムが試作を重ね、ピン「アイ」を経て、ピ...
2024/03/29中古ギア情報

「単品シャフト、距離計、弾道測定器にウェアも!?」 中古ショップでお宝さがし

ゴルフ用品の中古ショップで販売しているのは、クラブだけではない。え、こんなのも買えるの?こんなものまで買い取ってくれるの?という、中古ショップのあまり知られていない使い方をお教えしよう。 シャフト売り場は宝の山 意外な人気商品も クラブ好きが集まる中古ショップには、ヘッドが付いていない単体のシャフトも多くある。ツアーで活躍するプロゴルファーも、頻繁にシャフトを替えるケースは少なく、気に入ったモデルを長く使うことが多い。「シャフトは最新でなくてもイイ」と気づいた人にとっては、中古シャフトの販売エリアは宝の山だろう。 グラファイトデザインの「ツアーAD DI」や「ツアーAD PT」のように、1...
2024/05/31中古ギア情報

ファイヤーソール、グローレ、DATA601…本当は教えたくない中古の“名器リスト”

各メーカーからの新商品リリースが少々落ち着く季節。クラブを買うために新品市場も中古市場も冷静な目で眺めているアナタのために、今回は“プチ名器”を紹介する。「プロが替えられない」という観点だけでなく、「あぁ懐かしい!」「まだまだ使える!」というアマチュア目線での逸品を探してみた。筆者が見つけたら即買いするつもりのクラブも記している。 コスパ最高! 中古ドライバーを選ぶならこの2本 「どのドライバーでゴルフを始めればいいですか? 予算はあまりないのですが…」という方にお勧めするのがテーラーメイドの「グローレ」(2012年)。国内女子ツアーやシニアツアーで絶大な人気を誇った。住友ゴム(ダンロップ)の...
2024/06/14中古ギア情報

ケプカ、デイ、片山晋呉… “使用者ぞくぞく”スリクソンのアイアンを今こそ中古で

ダンロップ(住友ゴム工業)のアイアンがツアーで好調だ。国内女子ツアーで多くのシェアを誇り、PGAツアーでもジェイソン・デイ、アダム・スコット(ともにオーストラリア)ら契約外でも使用した選手がいる。シニアツアー初優勝を挙げたばかりの片山晋呉も手に取った。中古市場でチェックしてみよう。 「スリクソン」の歴史 ゼクシオの陰に隠れていた時代も アイアンの歴史的名器としては、尾崎3兄弟が使ったブリヂストン「ジャンボMTN3」や中嶋常幸のミズノ「TN87」が有名だが、ダンロップにも「DPシリーズ」という名作があった。1988年に発売され、当時のプロや上級者がこぞって使用したアマチュア憧れの商品だ。 199...
2024/07/05中古ギア情報

プロは入れているのに…「7番ウッド」使わないの? 中古市場をCheck

「男性が使うフェアウェイウッドは5番まで。ショートウッドは女性やシニア用」…。そんな風に思い込んでいない? 国内女子ツアーでは最近、フェアウェイウッドよりウッド型UTが優勢になっているが、男子の超一流選手がショートウッドの7Wをバッグに入れていたりする。アダム・スコット(オーストラリア)にルドビグ・オーベリ(スウェーデン)、ホアキン・ニーマン(チリ)…。逆転現象発生中の7Wを中古で探してみた。 まずはショートウッドの歴史を深堀り ショートウッドに分類される7W流行の発端は1989年発売のキャロウェイ「S2H2メタル」だろう。当時「フェアウェイウッドは5番まで」という考えが一般的で、ロングアイア...
2016/12/23中古ギア情報

「ドライバーの飛距離は、シャフトが命」は本当か?

「ドライバーの飛距離はシャフトが命」というフレーズを聞いたことがあるのではないだろうか? いっぽう「ヘッドの性能のほうが重要だ」という意見もよく耳にする。おそらく飛距離の三要素である「ボール初速、打ち出し角、スピン量」に関しては、シャフトよりもヘッド性能の方が大きく影響を及ぼすからだろう。 しかし、ボールを打つのは機械ではなく人間だ。自分に合ったシャフトでないと、スイング時に上手くタイミングが取れなかったり、スイングリズムが極端に悪くなったりと、ヘッドの性能を充分に発揮できなくなることもある。そういう意味では「ドライバーの飛距離は、シャフトが命」と言うのも頷ける。各シャフトメーカーは、試打会や...
2023/01/13中古ギア情報

男子ツアーの“パット上手”使用パターは中古市場でハウマッチ?

プロでもアマチュアでもスコアメークの鍵はショートゲーム。特に最後の締めのパッティングはスコアアップの要だろう。今回は2022年の国内男子ツアー「平均パット数ランキング」の上位選手が使用するパターを中古ショップで調べてみた。 ランキング1位のチャン・キム(1.6996)が使用するのはピン「2023 アンサー パター」(2022年)。ピンのオーソドックスなアンサータイプのヘッド形状だが、トウ・ヒールにはタングステンが配置され、ミスヒットの強さもある。3万円台前半から見つけることができる。 2位の片岡尚之(1.7071)はオデッセイ「ホワイトホットXG 2ボールブレード パター」(2007年)を使用...
2022/03/04中古ギア情報

前作「エピック」ドライバーの中古価格がお手頃に

キャロウェイ「ローグ ST」シリーズの国内販売が、2月末より順を追ってスタートした。一方で、前年作となる「エピック」シリーズは1月になって値下げ(マークダウン)されたことに伴い、中古価格もお手頃感が増している。 「エピック SPEED ドライバー」は適度につかまり、低スピン性能のため飛距離を稼ぎやすいモデル。「エピック MAX ドライバー」は、スライスの具合をかなり軽減でき、ミスヒットにも強い。どちらも純正シャフト装着モデルで2万円台後半から手に入る。 「エピック MAX LS ドライバー」は、低スピンで左へのミスを嫌うハードヒッター向け。販売店を限定しているモデルのために中古在庫は少なめだが...