2013/03/08中古ギア情報

中古アイアンを買う時はライ角をチェック

寒さがピークを過ぎると、ゴルフシーズンの到来を感じはじめる。ゴルフへのテンションを上げるきっかけを作る一番の方法は、ゴルフクラブをチェンジすることだろう。一番大物はアイアンだが、アイアンを買う際に一番気をつけて欲しいのは、ずばりライ角。 ライ角とは、写真を見たらわかるように、クラブが地面と水平になった時の、シャフトの傾きの角度のこと。この角度だが、実はゴルファーによって大きく差が出る。背の高い人も、低い人も同じ長さのアイアンを使って大丈夫?と素朴に思うことがあるが、実はこのライ角を調整することで対応できるのだ。残念ながら、ステンレス製のヘッドのアイアンは、ごく一部の例外を除いて、ライ角が調整で...
2013/02/22中古ギア情報

ショートウッドを見なおしてみよう

冬や雨の日のゴルフは、いつものスイングが出来ないもの。と言ってもコースの距離が短くなってくれるわけではない。そんな時に重宝するのは、楽にボールが上がるショートウッドだ。最近はすっかりユーティリティに人気を奪われている。 やはり男子プロの影響だろうか。男子プロがユーティリティに切り替えたのは、ドライバーのスピン量を減らして飛ばそうというボールの進化が影響している。ドライバーのスピン量を減らすということは、ボール初速の速い領域でのスピン量を減らすということ。つまりロングアイアンやフェアウェイウッド、ユーティリティの領域でもスピン量が減ってくる。その中でも一番スピン量が少ないロングアイアンを打ちこな...
2013/03/01中古ギア情報

隠れた名器を中古ショップで探そう

2013年モデルはロフトのみ可変でき1スペックだけの新しいコンセプトを持ったゴルフクラブが次々と発売されている。しかし、そもそも自分にあったロフトを知っていれば、この機能はあまり必要のない機能ともいえる。また、ヘッドにコストをかけているクラブで、定価が高くないということは、シャフトやグリップのコストダウンをしているということ。少し前置きが長くなったが、つまり、見た目に新しさが無いクラブこそ、実は基本がしっかりしている可能性がある。 残念ながら売上には繋がらなかったが、評価の高い隠れた名器を紹介しよう。「キャロウェイ RAZR HAWK TOURドライバー」だ。このモデルはカーボンコンポジットの...
2012/03/01中古ギア情報

ベリーパターに挑戦しよう

最近米ツアーで話題なのはベリーパター論争。タイガー・ウッズなどが、ベリーパターについてコメントしたりと、にわかにルール規制の動きが出てきた。逆に言えば、ルール規制するぐらいイイのか?と思ってしまうのがゴルファーの心理。巷でもベリーパターブームが盛り上がってきていて、某アメリカのパターメーカーでは昨年の4倍の出荷の見込みという話。 日本はというと、新品でもようやくラインナップにベリーパターが加わった程度。ということは中古でもなかなか見つからない。ちょっと試してみたいのに・・・というゴルファーはやはり中古ショップで買いたいと思うだろう。では、ノーマルのパターをベリーパターに改造してみるのはどうだろ...
2012/03/22中古ギア情報

中古名器探訪!プロに人気の品薄Vスチール

プロのセッティングを見ていると、相変わらずフェアウェイウッドだけは、最新モデルを使っていないプロがやたら多い。進化してないわけでないが、微妙な差なら使い慣れたものがいいというのがプロ。しかし何人もちょっと前のモデルを使っていると、これは名器かも?と思ってしまうのも不思議ではない。そんなフェアウェイウッドはVスチールだ。 歴代非常に人気が高く、モデルチェンジするたびに”前のが良かった!”と言われるが、どのモデルもプロや上級者の使用者が多い。2008年モデルの3代目Vスチールは、ヘッドが大きめで安心感があるが、歴代の中では一番の低重心。低スピンで強い球が打てると、人気だ。非常に構えやすく打感も音も...
2012/03/15中古ギア情報

憧れのプロ使用アイアンに挑戦しよう

マッスルバックアイアンは、アマチュアにとって憧れである。もちろんプロが使っているというのが大きいのだが、一度でも芯を食った時の打感と球筋を味わうと、すっかりヤミツキになってしまう。 また、マッスルバックじゃなくても、プロ仕様のキャビティバックは、ほとんどお助け機能の恩恵を受けない。プロはやさしいと感じても、アマチュアがあまり感じないのは、クラブのお助け機能を上回るミスをするからだ。それを言ってしまえば、少々のお助け機能では、我々アマチュアには関係ないということ。ならばいっそうのこと「マッスルバックを使ってしまえ!」というのが今回の提案である。 実はあまり知られていないが、アイアンにとって、とて...
2012/03/08中古ギア情報

女子ツアー開幕戦!気になる飛ばし屋のクラブセッティングをチェック

日本女子ツアーがついに開幕!「ダイキンオーキッドレディス」で、優勝こそ逃すも最終日驚異的な追い上げを見せた三塚優子にスポットを当てる。三塚はなんといっても飛距離が魅力。あれだけ飛んでいるけど、何のドライバーだろう?と注目しながら見てみると、なんと2007年モデルのテーラーメイド バーナーTPを使っているのだ。そしてシャフトは、純正のテーラーメイド REAX スーパーファスト(S)と、まったくのノーマル。 三塚の歴代のクラブセッティングをチェックすると、重心距離の長いドライバーを好んでいるのがわかる。この2007年モデルのバーナーは、重心距離が長く、低重心、ヘッドの重量が重いという、今騒がれてい...
2012/03/29中古ギア情報

祝・完全復活!タイガーが使用する懐かしのFWとは

ついにタイガー・ウッズが復活勝利を果たした。それも強かった頃のタイガーの勝ち方での復活に、喜んでいる人もさぞかし多いだろう。さてタイガーといえばナイキなのだが、日本だと何故か人気が今ひとつ。タイガーが使っているので、僕たちにはチョット無理があるのでは?と敬遠されがちだが、製品自体はそれほど難しくなく、スペックを合わせれば意外と打てるものだ。 では、早速タイガーのクラブセッティングをチェックしていこう。まずドライバーだが、一つ前のモデル「VR ツアー ドライバー」を使用している。タイガー用にカスタマイズされているだろうが、製品自体はそれほど難しくはない。最近重心距離の長いドライバーで、安心してフ...
2012/04/05中古ギア情報

中古市場でも白ヘッドが人気

昨年大ヒットしたのは、テーラメイド R11ドライバー。日本ツアーや米ツアーでも、契約外選手が大勢使って話題となった。トーナメント会場に足を運んだ方ならその使用者の多さにビックリした方も多いはず。そして2012年になり、モデルチェンジでR11Sが登場した。 さすがに発売したてなので、中古市場にはR11Sはまだまだ少ないのだが、評判は上々。性能的に見ると、ヘッドが460ccと少し大きくなって、ヘッドが見た目も後ろに伸びて安心感が増した。ウエイト位置は前になり、ウエイトを増すと、重心が浅くなり、減らすと、深重心、男子プロだけでなく女子プロにも対応できる優れもの。 さてこのR11Sの登場で、前作のR1...
2012/04/19中古ギア情報

大活躍するピン契約プロのクラブをチェック

今年の海外ツアーで、今年ピン契約プロがワールドワイドに大活躍している。「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」ではベスト4に残った3人がピンの契約プロ。さらに「マスターズ」では、1.2.3位を独占するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。 さて今回は大舞台でも安定した強さを誇るリー・ウエストウッドにスポットライトを当ててみることにしよう。ドライバーはG10という2007年発売モデル。すでに5年近く立っているこのモデルは根強いファンが多い。重心距離が長いので左に行きにくく、安心して叩ける仕様となっている。ヘッドも大きく安心感がある。唯一の弱点は、純正シャフトが非常にしっかりしている点。アイアンもi10ア...
2011/05/12中古ギア情報

ゴルフシーズン真っ盛り!3パットは中古ショップで解決

さて、ゴルフシーズン真っ盛り。ゴルフ場でプレーする回数も自ずと増えてくると思う。しかし・・・スコアがいっこうに良くならない。TVのゴルフ中継を観て思うのは、なんであんな長いバーディパットが、ボコボコ入るのだろう?ということ。確かにドライバーが飛ぶと気持ちいい。しかし「ドライバー・イズ・ショウ」、「パット・イズ・マネー」とよく言ったもので、スコアに直結するのはパット。プロはパター練習に信じられないぐらい凄く時間を割くと聞く。 プロの使うパターは、実は難しいモノが多い。石川遼が愛用するオデッセイの「ブラックシリーズix #9」や、タイガーが長年愛用しているスコッティキャメロンのニューポートは、どち...
2011/06/02中古ギア情報

ゴルフクラブの相談をされたら・・・ぶっ飛びドライバーを中古店でゲット

皆さんもゴルフ好き、クラブ好きを自負しているなら、後輩ゴルファーからクラブの相談を受けるのではないだろうか?会社のコンペなどでは、まだ違反クラブを使っている人も少なくなかったりして、呆れることも多いと思う。また「安くて飛ぶドライバーを捜して下さい!」と、無理難題を頼まれ、どれを勧めようか悩んだ経験はないだろうか。でもこれからは大丈夫!中古ショップにはそんなクラブが、ちゃんと存在するのである。 中古ショップの大原則は、人気があって安いドライバーというのは存在しないということ。しかし、性能が良くて安いドライバーは存在する。つまり人気はイマイチ、それも少し前のモデルがお勧めだ。性能が良くて、人気がな...
2011/05/26中古ギア情報

カスタムクラブを利用すればFWの達人になれる!?

前回は、中古で気軽に出来るリシャフト入門なクラブを紹介した。しかし自分に合ってるシャフトを見つけることは意外と難しい。特に難しいのはフェアウェイウッド(※以下FW)のシャフト選び。”FWが苦手”という人は意外と多い。それはFWの純正シャフトの設定にも、問題がある。FWの純正シャフトはシャフト重量が軽いモデルが多い。理想はドライバーのシャフトより少し重いシャフトが良いのだが、なかなか重いシャフトが入ったFWがない。FWは価格も安いから純正シャフトのコストを掛けられないという裏事情もある。 そんなFWの苦手な人に、特にお勧めしたいのはFWのメーカーカスタムクラブ。FWにはあまり癖の無いシャフトが向...
2011/04/28中古ギア情報

練習場2回分の投資でスコアUP!激安中古UTを探せ

世の中自粛ムードとは言え、気温が上がり、絶好のゴルフシーズンとなると、天気が良いだけで、ソワソワしてしまうゴルファーも多いはず。練習場に行っても気持ちがいい。だが、ゴルフが無い週末は、何かと用事が詰まっているわけで、スカッと練習できない人も多いのではないだろうか。クラブを買って「ゴルフ熱」を満たそうとしても、お財布も自粛ムード・・・今回は、そんなゴルファーに購入出来る新兵器を選んでみた。 新兵器と言っても値段は格安。中古ショップでも、キャディバッグに差し込まれて特売コーナーにあるクラブ達だ。安くても充分武器になるのは、ジャンルとしてはユーティリティだ。アイアンの得意な人には、アイアン型ユーティ...
2020/01/17中古ギア情報

優勝男子プロ愛用のフェアウェイウッドを中古でチェック

ツアープロには、最新のクラブをいち早く使うタイプと、気に入ったモデルを長く使うタイプがいる。なかでもフェアウェイウッドは、後者が多い傾向にあるようだ。では、2019年シーズンの国内男子ツアーで勝利数の多かったフェアウェイウッドを、中古ショップ目線で見てみよう。 まずは今平周吾が2勝、宮本勝昌が1勝した「テーラーメイド M5 フェアウェイウッド」(どちらも3Wと5Wを使用)。小ぶりなチタンヘッド、ソールに可変のウエートが装着され、低重心で低スピン弾道が打ちやすいモデルだ。中古ショップの在庫は少なめだが、価格は2万円台ほどと手頃になってきた。 同じく3勝したのが、ジャズ・ジェーンワタナノンド(5W...
2020/01/31中古ギア情報

新製品発表シーズンは中古クラブ価格も要チェック

ここ最近、各ゴルフメーカーから新製品の発表が続いている。たとえばテーラーメイドからは「SIM」シリーズ、キャロウェイからは「マーベリック」シリーズが発表された。では、これらの新製品が中古クラブにどう影響したのか検証してみよう。 テーラーメイドの「SIM」シリーズは従来の「M」シリーズの後継モデルにあたり、「M5」「M6」の新品価格がマークダウンされた。これに伴い中古価格も若干下がり、「M5 ドライバー」「M6 ドライバー」ともに3万円くらいから探すことができるが、中古と新品の価格差があまりない状況となっている。 キャロウェイの「マーベリック」シリーズは「エピック フラッシュ」シリーズの後継モデ...
2020/02/07中古ギア情報

気をつけたい「やさしいドライバー」あるある

一般的に、“やさしいドライバー”はミスヒットに強い。慣性モーメントを大きくし、ミスヒット時にヘッドがブレにくい構造にしているからだ。そのためには重心距離を長く、重心深度を深くする必要がある。ピンの「G410 シリーズ」や「テーラーメイド SIM MAX ドライバー」など、海外ブランドの新製品はこの傾向が年々強くなっている。 しかし、重心距離を長くするとボールのつかまりが悪くなる。フェースがスクエアに戻る前にインパクトをしてしまいやすく、その結果ボールが右に飛び出しスライスする。やさしいはずなのに、つかまらない。いわゆる“やさしいドライバーあるある”というやつだ。 そんな“あるある”にお悩みの人...
2020/02/14中古ギア情報

1Wだけじゃない!中古ショップでお得にリシャフト

可変スリーブ採用のクラブが増え、中古ショップでもスリーブ付きシャフトが手ごろな価格で手に入るようになった。リシャフトと言うとドライバーのイメージが強いが、中古ショップにはフェアウェイウッドやユーティリティ用のスリーブ付きシャフトもある。 例えば、キャロウェイのフェアウェイウッド用のスリーブ付きシャフトを探してみる。グラファイトデザインの「ツアーAD」シリーズや、藤倉コンポジットの「スピーダー エボリューション」シリーズなどが見つかり、価格は1万円前後。 次にピンのユーティリティ「G410 ハイブリッド」用に絞ってみるとどうだろう。話題の「日本シャフト NSプロ モーダス3 ハイブリッド」、通称...
2020/02/21中古ギア情報

中古でまねる松山英樹のマレット型パター

米国男子ツアー「ジェネシス招待」の予選ラウンドをギリギリで通過した松山英樹は、3日目に「64」と今季自己ベストをたたき出し、11位タイへとスコアボードを駆け上がった。この日グリーン上で松山の手に握られていたのは、ブレードタイプのエースパターではなく、マレットタイプのものだった。 使用したのは、スコッティキャメロンの「スペシャルセレクト フローバック F5.5」で、今年からツアーに投入されているプロトタイプ。試合の直前にふいに使用を決めたこのモデルで、「ずっと外れていた」と言う2mほどの距離をしっかり決め、試合後には「マレットタイプの方が直進性があるのかな」とコメントした。 日ごろパターに悩む...
2020/02/28中古ギア情報

中古で“ゴルフの見える化”を試してみる

2018年に日本での発売が開始された「アーコス キャディ」は、クラブのグリップエンドにセンサーを装着し、スマートフォンを連携させることで、自身のショットをリアルタイムでトラッキングできるシステム。いつもと同じようにプレーしながら、何番ホールのどの地点から、どの番手でどのくらいの距離を打ったのか、全てが把握できるというものだ。 3月に発売予定の「ピン G710 アイアン」には、「アーコス キャディ」搭載グリップが標準装着される。他のゴルフメーカーも同システムの導入を検討しているようで、“自分のゴルフの見える化”が進みそうだ。 それに先駆け、ひと足早く「アーコス キャディ」を手軽に試してみたいとい...