1996/07/28国内男子

28歳、堀川昌利が逆転の初勝利

最終日も順調にスコアを伸ばす選手が多いなかで、最終組をまわる堀川昌利が逆転の優勝を飾った。同じ組でプレーした「ジュニア時代の先輩」の河村雅之は1打届かず2位。堀川はこれまで無名に近く、先輩の河村のキャディをつとめたりもしていた。164センチ 69キロ。ツアー界にまた新しいスターが生まれた。...
1996/07/14国内男子

加瀬秀樹、9バーディ大逆転の勝利

首位と6打差の8位グループからスタートした加瀬秀樹が、なんとノーボギー、9バーディという完璧なゴルフで逆転勝利を飾った。「きょうのプレーは自分じゃないみたい。去年のジュンの初日に8アンダーというのはあったけど、9アンダーとは・・・」と自分でもびっくり。 スタート前「ここは爆発するコースだから、ほんのちょっとは優勝のことも考えていた」というが、これほどの展開になるとは、予想もしていなかったとか。ちなみにバーディホールは、2番、3番、4番、6番、7番、9番、10番、14番、そして最終18番。...
1996/07/07国内男子

佐藤英之が追い込んで独走態勢へ

前日2位につけていた佐藤英之が、最終日も7バーディ、1ボギーと走り続けて、文句なしの優勝。「最初から優勝は意識していた。自分が追いついて競るパターンだと思っていた」とか。しかし最終日に好位置につけていながら失敗することが、これまでも多かっただけに「17番まできて初めて勝てると思った」と慎重。 今季は最終日最終組でまわったことが3回。そのたびに失敗してきたが、ついにチャンスを本物にした。...
1996/06/30国内男子

ハミルトンが手堅い勝利

前日「優勝宣言」のT.ハミルトンが、やはり強かった。米山剛はアウト大きくスコアを崩して結局3位。 ゲンの悪いプレーオフにもつれこむこともなく、すんなり堂々の勝利を飾った感のハミルトンだった。...
2018/05/10国内男子

昨年覇者の宮里優作と石川遼らが4打差4位 首位にB.ジョーンズ

◇国内メジャー◇日本プロ選手権 初日(10日)◇房総カントリークラブ 房総ゴルフ場(千葉県)◇7324yd(パー72) ツアー14勝のブレンダン・ジョーンズが8バーディ、ノーボギーの「64」でプレーし、8アンダーで単独首位発進。2打差の2位にカン・キョンナム(韓国)、5アンダーの3位に中島徹がつけた。 大会連覇を狙う宮里優作は5バーディ、1ボギーの「68」。石川遼も6バーディ、2ボギーの「68」でプレーし、4アンダーで谷口徹、永野竜太郎、稲森佑貴とともに4位に並んだ。...
2022/08/07日本プロ

堀川未来夢がメジャー2勝目 片岡尚之2位

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 最終日(7日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71) 3打差のトップから出た堀川未来夢は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「70」とトップを譲ることなく、通算15アンダーでメジャー2勝目を遂げた。2021年「カシオワールドオープン」以来の3勝目。 通算12アンダー2位に「65」でプレーした片岡尚之。通算11アンダー3位に吉田泰基が続いた。 初の最終日最終組で演じた嘉数光倫は終盤17番でダブルボギーを喫するなど「73」とスコアを落とし、宇佐美祐樹、池村寛世と並んで通算9アンダー4位。 通算7アンダー7位に大西魁斗、久常涼、木下稜介、スコ...
2022/08/06日本プロ

メジャー2勝目へ堀川未来夢が3打差首位 2位に嘉数光倫

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 3日目(6日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71) 堀川未来夢が8バーディ、1ボギーの「64」で回り、通算14アンダーに伸ばしてトップの座を守った。2021年「カシオワールドオープン」以来のツアー通算3勝目、メジャー2勝目をかけて最終日に臨む。 通算11アンダー2位に「67」で回った嘉数光倫がつけた。 6月「ASO飯塚チャレンジド」でツアー2勝目を挙げた池村寛世が8バーディ、1ボギーの「64」をマーク。21位から安本大祐、吉田泰基と並ぶ通算9アンダー3位に浮上した。 通算6アンダー6位に出水田大二郎、宇佐美祐樹、片岡尚之。通算5アンダ...
2022/08/05日本プロ

堀川未来夢ら4人が首位 石川遼は13位に後退

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 2日目(5日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71) 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、堀川未来夢が第2Rを4バーディ、2ボギーの「69」でプレー。嘉数光倫、安本大祐、出水田大二郎と並んで通算7アンダー首位で決勝に進んだ。堀川は今季初優勝となるツアー3勝目を目指す。 第2Rを首位から出た吉田泰基は「71」とスコアを伸ばせず、通算6アンダー5位。 通算5アンダー6位に長澤奨、大岩龍一、大西魁斗、久常涼が並んだ。 2019年大会覇者の石川遼は1バーディ、2ボギーの「72」とスコアを落とし、7位から通算3アンダー13位に後退した。...
2022/08/04日本プロ

24歳の吉田泰基が暫定首位 石川遼2打差

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 初日(4日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71) プロゴルファー日本一を決める国内メジャー初日は雷雲接近で2時間半の中断を挟み、17組51人がプレーを終えられず午後6時半に順延が決まった。 18ホールを完遂して暫定首位に立つのはプロ4年目の24歳・吉田泰基(たいき)。ボギーなしの6バーディ「65」で回り、6アンダーとした。 5アンダーでツアー2勝の池村寛世と堀川未来夢、1勝のジュビック・パグンサン(フィリピン) 、原田大雅の4人がホールアウトした。 2019年大会を制した石川遼は4アンダーで終え、比嘉一貴、久常涼、時松隆光と並んだ。 ...
2023/09/10国内男子

コ・グンテクがプレーオフ制す 中島啓太が2打差3位

◇日韓亜男子共催◇シンハンドンヘオープン 最終日(10日)◇クラブ72CC・オーシャンコース(韓国)◇7204yd(パー72) 首位から出た地元韓国の23歳、コ・グンテクが1イーグル5バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「68」をプレーし、通算19アンダー。「63」を出したパチャラ・コンワットマイ(タイ)に並ばれ、プレーオフとなったが、1ホール目(18番パー5)でバーディを奪い、日本、韓国、アジア共催の大会を制した。 中島啓太は9位スタートから1イーグル6バーディ、2ボギーの「66」で回り、日本勢最上位の通算17アンダー3位。アンソニー・クウェイル(オーストラリア)、R.T.リー(カナダ)と並ん...
2023/09/09国内男子

時松隆光が2打差6位に浮上 1打差3位にクウェイル

◇日韓亜男子共催◇シンハンドンヘオープン 3日目(9日)◇クラブ72CC・オーシャンコース(韓国)◇7204yd(パー72) 地元韓国の23歳、コ・グンテクが6バーディ「66」でプレーし、カナダのR.T.リーとともに通算15アンダー首位に浮上した。 日本ツアーを主戦場とするオーストラリアのアンソニー・クウェイルは7バーディ、1ダブルボギーの「67」でプレー。オク・テフン(韓国)、アマチュアのチョ・ウヨン(同)と並ぶ通算14アンダー3位につけた。 12位から出た時松隆光は9バーディ、3ボギーの「66」で回り、日本勢最上位となる通算13アンダー6位。 「67」で回った中島啓太が日本勢2番手となる通...
2023/10/15日本オープン

岩崎亜久竜が日本オープンで涙の初優勝 石川遼2位

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(15日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)◇晴れ(観衆7718人) 7位からスタートした岩崎亜久竜が6バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算8アンダーで3打差を逆転。プロ4年目でのツアー初優勝を国内最高峰のナショナルオープンで飾った。 岩崎は静岡県出身の25歳。ツアー本格戦となった2022年シーズンは未勝利ながら賞金ランキング3位に入り、その名を一躍ゴルフ界に広めた。この賞金ランク上位3人の資格により、23年は国内と並行してDPワールドツアー(欧州ツアー)に参戦。出場15戦で予選通過3回と海外では苦戦が続く...
2023/10/10日本オープン

欧州Vの久常涼が日本オープンに“凱旋” 蝉川泰果はアマ→プロ2連覇挑戦

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前情報◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70) ゴルファー日本一の称号をかけた国内最高峰の大会、88回目のナショナルオープンが12日(木)に開幕する。舞台は創立100周年を迎えた大阪の名門・茨木カンツリー倶楽部。井上誠一の設計で1961年に開場した西コースでは1996年以来3度目の開催となり、2011年にリース・ジョーンズによるコース改造が施されてからは初めてだ。 兵庫・三甲GCジャパンコースで行われた前回大会は蝉川泰果が快挙を成し遂げた。1927年の第1回大会を制した赤星六郎以来95年ぶりのアマチュアV、史上初のアマで...
2023/10/12日本オープン

国内メジャー3冠かかる堀川未来夢、アマチュア岡田晃平が首位発進/日本オープン

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日(12日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)◇晴れれ(観衆4197人) 「日本プロ」「日本ツアー選手権」に続く国内メジャータイトルに挑む堀川未来夢と、昨年の蝉川泰果に続くアマチュア優勝を狙う岡田晃平(東北福祉大)が4アンダーで首位スタートを切った。堀川、岡田は同組でプレーし、ともに6バーディ、2ボギーの「66」をマークした。 上がり3連続バーディの堀川は「日本オープンはラフが長いのでフェアウェイキープ重視で回りました」とパー3を除く14ホール中11ホールでFWキープできたことに満足そう。首の不調の慢性化に伴う練...
2023/10/13日本オープン

中島啓太と初優勝かかる44歳・貞方章男が首位 石川遼ら1打差3位

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(13日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)◇晴れ(観衆4759人) 賞金ランキング2位の中島啓太と貞方章男が、ともに1打差3位から出て4バーディ、3ボギー「69」でプレー。通算4アンダーで首位に並んだ。 プロ転向23年目の貞方がツアー初優勝を飾れば、史上最もスローな記録。今大会はコースから10分ほどの所に自宅があり、「なかなか簡単に来られるようなコースではないので、メンバーさんに呼んでもらえた時は」とラウンド経験もある。「色々な方が声をかけてくださって、励みになります」と地元の声援を背に、44歳初優勝をかけて...
2023/10/14日本オープン

平本世中が単独首位で最終日へ 大槻2位、石川遼ら3位、アマ岡田7位

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 3日目(14日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)◇曇り(観衆5277人) 風は穏やかながら午後から雨が落ちるコース状況で、14位から出た平本世中が7バーディ、2ボギーの「65」をマーク。ツアー未勝利の23歳が6アンダー単独首位に浮上し、ナショナルオープンの最終日に入る。 通算5アンダーの2位に、10位スタートから「67」でプレーした大槻智春が浮上。通算4アンダーの3位に石川遼、片岡尚之、ショーン・ノリス(南アフリカ)、幡地隆寛の4人が並んだ。 3位から出たアマチュアの岡田晃平(東北福祉大)はパープレーで通算3アンダ...
2023/07/28日本プロ

平田憲聖が2打差首位 石川遼はトリプルボギーから後退8位

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 2日目(28日)◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)◇晴れ(観衆831人) 4アンダーの首位タイから出た平田憲聖が1イーグル4バーディ、3ボギーの「69」をマークし、通算7アンダーの単独トップに抜け出した。 前半の2番(パー5)、219ydの2打目を4Iで3mにつけてイーグルを奪う好調な滑り出し。4、6番をボギーとしてイーブンパー「36」で折り返すと、後半は13番(パー3)で4mのバーディパットを沈め、15番では6mを決めてスコアを伸ばした。 首位タイで並んで迎えた17番(パー5)からの連続バーディで抜け出した。「4、6番のボギーで流れが悪かった...
2023/07/29日本プロ

平田憲聖が国内メジャー初優勝に王手 ツアー未勝利の上井邦浩が1打差

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 3日目(29日)◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)◇晴れ メジャー「全英オープン」から帰国初戦の平田憲聖が5月「ミズノオープン」に続く今季2勝目へ、1位を守った。5バーディ、2ボギーの「69」で通算10アンダーとした。 プロ19年目でツアー未勝利の上井邦浩が4位から出て7バーディ、2ボギーの「67」で通算9アンダーの1打差2位。6月「日本ツアー選手権」優勝の金谷拓実が「66」のチャージで通算7アンダー、19位から3打差3位に急浮上した。 4打差4位にハン・ジュンゴンとリュー・ヒョヌ(いずれも韓国)。中島啓太、蝉川泰果、稲森佑貴ら4人が5打差6位...
2023/06/01日本ツアー選手権

金谷拓実と米澤蓮が首位発進 3打差3位に中島啓太ら 石川遼96位

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(1日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71) ツアー3勝の金谷拓実と米澤蓮が「64」の7アンダーの首位に並び、後続に3打差をつけて国内メジャー初日を発進した。2人とも東北福祉大出身で、アマチュア時代はJGAナショナルチームのチームメートとしてプレー。米澤は今季、QTランキング7位の資格でツアー出場権を得ている。 金谷は、今季ここまでツアー2位のフェアウェイキープ率69.196%を記録しているティショットの安定感がこの日も健在。「気持ちよく振ることもできたし、たくさんフェアウェイを捉えられた」。フィールド4位...
2023/06/03日本ツアー選手権

第3ラウンドは日没順延 金谷拓実が暫定首位、中島啓太が2打差2位

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 3日目(3日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71) 降雨の影響でスケジュールが大幅にずれ込み、午後2時20分にスタートした第3ラウンドは日没順延で18組53人がホールアウトできず、10ホールを消化した金谷拓実が通算11アンダーで暫定首位に立った。 通算9アンダー暫定2位には中島啓太、7アンダー3位には宋永漢と米澤蓮。6アンダー5位に賞金ランク2位の岩田寛と香妻陣一朗が続いた。 昨年「日本アマ」優勝の岡田晃平(東北福祉大4年)、2017年大会優勝のショーン・ノリス(南アフリカ)らが4アンダー12位。前週「ミズノオ...