2010/12/02中古ギア情報

中古ショップは、今でも使える名器フェアウェイウッドの宝庫

本サイトにある「選手情報 クラブセッティング」をチェックしてみると、一流プロのキャディバッグの中には、かなり古いクラブが入っていることがある。特に目立つのはフェアウェイウッドだ。フェアウェイウッドは、ヘッドを大型化すれば、デメリットが出てくるクラブ。技術革新がすんなりとクラブに取り入れられない。逆に言えば、毎年出る新しいクラブと以前のクラブとの性能差が少ないと言える。つまり、懐かしいクラブから最新まで揃う中古ショップこそ、性能的にも予算的にも幅広く、自分に最適なフェアウェイウッドが選びやすいと言える。 谷口徹プロは13年も前のフェアウェイウッドを愛用して変えようとしない。それはキャロウェイの名...
2010/12/16中古ギア情報

ユーティリティは5年前と変わらない!?

プロからの需要も年々増え続けているせいか、毎年新製品として新しいユーティリティが登場する。でも中古ショップのユーティリティが置いてある棚を見て欲しい。発売して5年ぐらい前からのモデルが多分並んでいると思うが、ヘッドを上から見た時に、どれがどれだか当てられる人がいないぐらい、ホントに差がわかりにくい。 同じような大きさで形状も似ている。でもソールをみると、それぞれデザインがちがうので、ようやくどんなモデルでいつ発売かわかる。毎年大きく変わるのは、ソールのデザインだけだったりする。カーボンシャフト装着モデルなら、シャフトもかわるけど、スチールシャフトモデルは、シャフトすら変わらない。設計とスペック...
2010/12/09中古ギア情報

リシャフト&カスタム品を激しくチェックしよう!

今使っているドライバーがイマイチなのでリシャフトしたい!と思っても、シャフトは新品でかなり高額。それこそ中古のドライバーよりも高価だったりする。今人気なのは、クラブメーカーが、シャフトメーカーの人気のシャフトを装着して販売するメーカーカスタムクラブだ。 今持っているドライバーのヘッドがそれほど気に入っていないなら、それを下取りに出して、メーカーカスタムクラブの気に入ってるシャフトを買った方が下取り分が入って来るので、リシャフトするより遙かに安上がり。中古ショップを上手く活用する新しい買い方の一つだ。 シャフトは毎年進化しているが、急速な進化ではない。シャフトメーカーの商品ラインナップをチェック...
2010/02/04中古ギア情報

スピンをかけたいなら中古ウェッジがお得!

2010年1月1日より、クラブフェースマーキングの新しい仕様が導入された。というのは難しい言い方だが、要は「溝」についての規制が始まったということである。 実はこのクラブフェースマーキングについては、昔にピンのU字構造という問題が起きたのを昔からゴルフをしているゴルファーなら記憶にあると思う。当時は、精巧なミーリング技術や、鋳造技術が無かったため、当時主流だった断面がV字に彫られたフェースマーキング(溝)をU字にしてスピン量を増やしラフからもスピンがかかるようにしたという問題で、結果的には、USPGAはこれを認め(ピンに訴訟で負けた)R&Aは認めないという2重裁定構造が出来上がった。つまり...
2010/12/24中古ギア情報

アイアンも中古ショップで大胆買い換え

クラブの中で、一番買い換える頻度が少ないのがアイアンセット。本数も多いし、値段的にも高価で負担がかかる。やはり上達してくると、マッスルバックアイアンやハーフキャビティなど、プロが使っているアイアンを挑戦してみたくなるもの。「コンパクトでスッキリと美しく、芯で捕えるとプロが放つ糸を引くような弾道と、心地良い打感が手に残る」と、このようなセールストークにグッと来てしまう人も多いはず。 マッスルバックといえば、ミズノのMPシリーズや、タイトリストが思い浮かぶし、ハーフキャビティなら、藤田寛之の感性が注入された「ヤマハ インプレスX Vフォージド ツアーモデル」といった、小振りなヘッドでマッスルに...
2011/03/24中古ギア情報

マークダウン品も実は中古がお得

「マークダウン品」というのをご存じだろうか?現行モデルがモデルチェンジする。そして、旧モデルになってしまう。そのモデルチェンジ前に売れ残った商品をメーカーが、安く販売する商品。今や新品販売の半分近くはマークダウン品と言われている。それだけ新品が売れない時代なのだ。 中古ショップでお買い得な商品といえば、なんと言ってもマークダウン品の中古である。マークダウン品は40%以上安く、ついこの間まで現行品であったわけだから、性能も申し分ない。新品として限界まで値段が下がっている。当然中古品は、それよりも安くせざるを得ない。中古ショップの意地と言える価格設定なのだ。 さて、今お買い得のマークダウン品といえ...
2011/03/17中古ギア情報

中古店には歴代のオデッセイパターが勢ぞろい

オデッセイは今でこそキャロウェイのブランドになってしまっているが、以前は独立したパターメーカーだった。フェースインサートに防弾チョッキの非金属素材を使った、ロッシーというパターで人気だったメーカー。それがキャロウェイに吸収されて、ホワイトホットを作った。最初のヒットは「オデッセイ ホワイトホット #5」というマレットのパター。つい最近まで谷口徹プロが使っていたし、丸山茂樹プロが米ツアーで初勝利を飾った時もこのパター。ダブルベントのシャフトで、フェースバランスを実現しており、構えやすくてストロークしやすいのが特長。 この初代ホワイトホットのインサートで人気だったモデルはほかにもある。もはや誰もが...
2011/01/20中古ギア情報

冬こそ中古ショップで大胆チャレンジ

本格的な寒さがやってきた。防寒をしっかりしてコースに飛び出すのも良いし、冬に技を鍛えて、マスターズの季節に本格スタートというのもいい。冬のゴルフに対するゴルファーの対応は様々。防寒をしっかりして、コースに飛び出すタイプのゴルファーに是非チャレンジして欲しいのは、アプローチ専用クラブ。チッパーというと初心者のイメージが強いが、冬の芝の薄コースでは確実に武器になる。 大ヒットしてチッパーのイメージをかなり良くしてくれたのが、プロギアのR35だ。ロフトは35度で、8番アイアンのイメージ。ヘッドは17mmと低重心でソールは幅広く。重さは548gとかなり重い。実はパターと同じぐらいの重さで、ライ角も...
2011/01/06中古ギア情報

名器だけじゃない!中古ドライバーの選び方 スライサー編

中古ショップでは、いわゆる名器と呼ばれるモデルが、新品ショップと比べ品数が多く選択肢が多い。また、ゴルファーの悩みに応じてクラブの選べる幅が圧倒的に広いのも特長だ。 例えば、スライスに悩んでいる人は、ドライバーを変えるだけで劇的に改善されることがある。それは最近の新製品ではめっきり減った異形、異素材のヘッドだ。異形異素材のヘッドは、どれもゴルフクラブの枠を取り払って、何かに特化しようとしている。例えばキャロウェイのFT-iQは重心距離が極端に短く(FT-iQの重心距離は30.8mmと、2010年発売のドライバーの平均重心距離がおよそ39.5mmに対して極端に短い)非常に捕まりがよくなってい...
2011/01/13中古ギア情報

名器だけじゃない!中古ドライバーの選び方 フッカー編

先週のスライサー編に続き、今週はフッカー編。フッカー向けのドライバーは、スライサー向けドライバーに比べ、随分と選択肢が増える。これは昨今のクラブヘッドの大型化によるものが大きい。クラブヘッドが大きくなると必然的に重心距離(シャフト軸線上からヘッドの重心までの距離)が長くなってしまうためだ。ヘッドの容量(大きさ)が460ccとルールで定められたため、460cc以上の大型化がルール上できなくなった。実際これ以上の大型化は重心距離が極端に長くなるとか、大型化の違和感、空気抵抗などで、実際あまりメリットがない。重心距離が長すぎるとボールの捕まりが悪くなるのだ。すなわちフックしにくくなる。数値的には重...
2011/01/27中古ギア情報

パターだけでも石川遼気分!中古ショップでバーディラッシュ

中古でも新品でも人気のパターと言えば、人気プロが使ってるモデル。やはりプロが使ってガンガンバーディパットを決めれば、当然自分で使ってみたくなる。昨年大ヒットしたのはなんと言っても石川石川遼使用モデル、オデッセイ ブラックシリーズツアーix #9だ。 このパターは47,250円と非常に高価だが、石川遼気分が味わえるとあって売れに売れて、アマチュアだけでなく女子プロにも人気が出た。ブラックシリーズixは軟鉄削りだしのボディ+ソール後方にタングステンを配置して、L型のマレット構造にしたうえに重心を深くする工夫をしており、ミスヒットにも強くなっている。難しいとされるL字パターを見事に現代に蘇らせた...
2009/09/10中古ギア情報

港北ニュータウンII店

先週の土曜日、ゴルフパラダイス港北ニュータウンII店のレイアウトが大きく変わった。いままではドライバー、フェアウェイウッドは上下2段に分けた展示を行なっていた。展示器具の丈が高いのとソール部分を下に向けた展示のため、商品がわかりづらい、店内が暗い、お客様が見えにくい(お客様にとってはスタッフが見つけにくい)などのデメリットが多く、レイアウト変更となった。 以前の展示器具では商品の展示量が確保できるというメリットもあったが、今回は特別仕様の展示パーツを特注し、展示量を変えずにドライバーやフェアウェイウッドのソール部分を見せる展示へと変更した。 もともと車のディーラーが入っていた建物のため、天井部...
2009/12/10中古ギア情報

中古ドライバーの人気は「バーナー」

先週は、ゴルフ界には非常にショッキングな事件が頻発した。ひとつはタイガー・ウッズのスキャンダル、もうひとつは、石川遼の最年少賞金王だ。タイガーのスキャンダルはゴルフ界としての経済効果マイナスは大きいが、それにしてもあまりあるのは石川遼の最年少賞金王だろう。 18歳という記録は、欧州ツアーのセベリアーノ・バルステロス・ソタ(通称セベ・バルステロス)の19歳を抜いての快挙だという。当時のセベ・バルステロスは、体格、ルックス、華麗なスイングと対象的なアタッキングなゴルフ、そして、抜群のショートゲーム技術があり、衝撃的だった。そんなセベのゴルフを思うと石川遼のゴルフはまだまだだとは思うが、ここ一年の...
2009/07/28中古ギア情報

宮里藍 優勝!!(を喜ぶ石川遼)

先週末のエビアン・マスターズで宮里藍選手が悲願のLPGA(LETでもある)初優勝を飾った。 例年試合の行なわれるエビアンマスターズゴルフクラブはフランスアルプスの麓、ジュネーブ湖南岸に42エーカーもの広大な庭園をもつ世界最高級リゾートの中にある。欧州いや世界の、ゴルファーに限らず誰もがあこがれるリゾート地だ。コースの美しさは有名だが、難易度は高くないため例年ビックスコアが出ることが多い。 歴代優勝者はスウェーデンとアメリカが多いが1997年には小林浩美選手が優勝しており、飛距離に若干のビハインドがある宮里藍選手にとっては優勝の可能性がある大会ではあった。 実は私は宮里藍という選手にあまり好感を...
2009/11/12中古ギア情報

ゴルパラ秋祭り

11月になり、ゴルフのトップシーズンも終盤となった。秋のラウンドはやや肌寒い日もあるが秋色に変わったコースは風情があり、自然の中でプレーすることが本当に楽しい季節である。最近は防寒性能の高い機能下着が各メーカーから販売されており、昔のように着膨れることもなく、快適にラウンドできるようになった。コースもベント芝の普及によって、昔に比べると秋のラウンド期間が長くなったような気がする。 そんな秋のラウンドを応援するということで、ゴルフパラダイス(関東10店舗)では、「ゴルパラ秋祭り」として、毎週末にいろいろな特典を用意している。特に、ゴルフパラダイス新橋銀座口店では、11月20日(金)~11月23日...
2019/09/06中古ギア情報

中古で買い得、プロにも人気の硬派アイアン

契約外のプロにも人気が高い「ミズノプロ アイアン」から、新たな3つのモデル「920」「520」「120」が9月20日に発売される。 旧モデルとなる「ミズノプロ 518 アイアン」「918 アイアン」も人気のモデルだが、新製品の発売を受け、中古ショップでの価格も下がりそうだ。 「ミズノプロ 518 アイアン」は、アン・ソンジュ、申ジエ(ともに韓国)、木戸愛などが使用。一見マッスルバックに見えるが、バックフェースには軟鉄よりも比重の軽いチタンが埋め込まれており、スイートエリアを拡大しつつ打感にこだわったモデルだ。アスリート志向で、多少腕に自信のあるゴルファーにオススメのアイアンで、中古ショップでは...
2019/09/13中古ギア情報

「ゼクシオ テン」 気になるなら今がチャンス

ゴルファーにお馴染みダンロップのゼクシオシリーズは、約20年の間、ゴルフクラブの売り上げトップの座に君臨し続けている。 ゼクシオはこれまで2年周期でモデルチェンジされており、このペースだと今秋に新モデルの発表を迎える。実際、現行モデルの「ゼクシオ テン」シリーズの新品価格がつい最近マークダウンされ、その流れを受けて中古ショップでの価格も手頃になってきた。 「ゼクシオ テン ドライバー」は芯に当てやすいことに注力して作られ、つかまりが良くボールが上がりやすい。中古ショップでは純正シャフトの「ノーマルモデル」のほか、ミヤザキシャフトが入ったハードヒッター向けの「ミヤザキモデル」や、カスタムシャフト...
2019/09/20中古ギア情報

ぶっ飛びアイアンの問題を中古ウェッジで解決する

少し前まで、ウェッジのロフト角は52度から58度くらいが一般的だったが、最近は状況が変わってきている。ここ数年で人気の高まった“ぶっ飛び系アイアン”は飛距離を重視し、全体的にロフト角を立てた結果、組み合わせるウェッジのロフト角に影響を及ぼしたのだ。 中古ショップでも人気の「タイトリスト 718 AP3 アイアン」や、「ダンロップ ゼクシオ テン アイアン」のピッチングウェッジ(PW)はどちらもロフト角43度。少し前なら9番アイアンに相当するロフト角で、「アイアンセットを買い替えたら、短い距離を打つクラブがない」と嘆く人が多いのもうなずける。 例えば43度のPWを52度のアプローチウェッジ(AW...
2019/09/27中古ギア情報

「ZOZO―」で人気再燃ドライバーを予想する

国内初の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が10月24日から開催される。PGAツアーのポイントランキング上位60人のほか、日本ツアーでの賞金ランク上位7人、スポンサー推薦で8人、「ブリヂストンオープン」での上位3人の合計78人の選手が出場する。賞金総額975万ドル(約11億円)と高額なことでも話題の大会で、注目を浴びそうなドライバーを中古ショップ的にチェックしてみよう。 まずはすでに出場が決まっている、タイガー・ウッズやロリー・マキロイ、松山英樹が使用する「テーラーメイド M5 ドライバー」。多くの選手が使用すると思われ、その人気が再燃する可能性が高い。中古ショップの在庫は増えてきたものの...
2019/10/11中古ギア情報

4番ウッドで悩み解消も? 中古で試す番手選び

9月に行われた「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で初優勝した柏原明日架のクラブセッティングが特徴的だ。フェアウェイウッドはキャロウェイの「ローグ」の4番、7番、9番、11番の4本を入れ、ユーティリティを抜いている。 プロや上級者は3番ウッドから入れることが多いが、ロフト角は15度前後しかなく、クラブも長い。うまく使えればかなりの武器になるが、アマチュアゴルファーの場合、少なくとも43m/s以上のヘッドスピードと、ミート率の高さがないとボールが上がらず、期待したほどの飛距離が出にくい。 その点4番ウッドは、ロフト角が17度前後で、クラブが短くミート率が高まり、むしろ3番よりも飛ぶ、という人...