強豪勢不在の大会を制するのは!?今田竜二は相性の良さを発揮できるか
2007/05/15 00:00
米国男子ツアー第20戦「AT&Tクラシック」が、5月17日(木)から20日(日)までの4日間、ジョージア州にあるTPCシュガーローフで開催される。昨年までは「ベルサウスクラシック」の名称で行われ、今季から大会名が変更された。
昨年の大会では、4日間トップを走り続けたフィル・ミケルソンが、通算28アンダーで2位に13打差をつける圧勝劇を演じて大会2連覇を達成。そのミケルソンだが、今年は出場を予定してしない。
ビッグネームが出場を見合わせる中、今季「マスターズ」を制したザック・ジョンソンの活躍が期待される。2004年大会ではツアー初優勝、昨年大会でもミケルソンに大差をつけられはしたが、2位タイフィニッシュ。相性の良い今大会で、今季2勝目を狙う。
相性の良さで言えば、今田竜二も負けてはいない。2005年には一時優勝争いを演じ、昨年大会でもトップ10入りを果たしている。最近は不調が続いている今田だが、今大会で弾みをつけて、悪い流れを変えたいところだ。
また、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ティム・クラーク(南アフリカ)ら米国ツアー未勝利組にとって、強豪不在はチャンス到来。クリス・ディマルコ、スチュワート・シンクなど、すでにツアータイトルを持つ実力者も久々の優勝を狙う。なかでもシンクは、前々週の「ワコビア選手権」で5位タイ、前週の「ザ・プレーヤーズ」でも3位タイをマークするなど、調子は上向いている。
【主な出場予定選手】
A.カブレラ | T.クラーク | R.サバティーニ | S.シンク | Z.ジョンソン | D.トムズ | C.ディマルコ | 今田竜二 | 丸山茂樹 | 丸山大輔 |