マスターズ直前の豪華フィールド マッチプレーに松山、池田、谷原が出場
◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ マッチプレー 事前情報◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)
4月のメジャー初戦「マスターズ」を2週後に控え、マッチプレー形式の世界選手権シリーズが行われる。開催時期を3月に、会場をテキサスに移して2年目。3月13日の世界ランキング上位64人(辞退者が出た場合は65位以下から繰り上がり)による、22日(水)スタートの5日間大会だ。
大会は初日から3日間、64選手が4人ずつ16の組(ブラケット)に別れて、マッチプレーの総当たり戦を実施(予選ラウンド)。各組1位の選手が週末、トーナメント方式の決勝ラウンドを戦う。
前年大会はジェイソン・デイ(オーストラリア)が最終日に準決勝でロリー・マキロイ(北アイルランド)、決勝でルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)を破って優勝。予選から7マッチを戦い抜き、「アーノルド・パーマー招待」に続く2週連続勝利で、世界ランキング1位に上り詰めた。
今年2月、デイに代わって世界ランク1位の座に就いたダスティン・ジョンソンは3週前の「WGCメキシコ選手権」からのWGC連勝を狙う。松山英樹は「マスターズ」前の最後の出場試合。前年大会は予選ラウンドで姿を消した。池田勇太もメジャーを目前にした実戦に臨む。一方でランキング上位者ではヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、アダム・スコット(オーストラリア)、リッキー・ファウラーらはエントリーしなかった。
今大会終了後、3月27日付けの世界ランク50位以内の選手が「マスターズ」出場権を獲得する。同60位の谷原秀人にとってのラストチャンスとなる。
<主な出場予定選手>
ジェイソン・デイ、ダスティン・ジョンソン、ロリー・マキロイ、松山英樹、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、セルヒオ・ガルシア、アレックス・ノレン、パトリック・リード、池田勇太、谷原秀人