2016年 ISPSハンダW杯ゴルフ

松山&石川の日本代表は4打差10位発進 スペイン代表が首位/ゴルフW杯

2016/11/24 15:11
松山英樹と石川遼による日本代表は、10位で発進した

◇国・地域別対抗戦◇ISPSハンダ ゴルフワールドカップ 初日(24日)◇キングストン・ヒースGC(オーストラリア)◇7111yd(パー72)

3年ぶりの開催となった国・地域別対抗戦で、ラファ・カブレラベローとホン・ラームが組むスペイン代表が、3アンダーとして首位発進を決めた。1つのボールを交互に打つフォアサム形式のストロークプレーで争われたこの日。8番(パー5)でイーグルを奪うなど「69」でプレー。ボギーも最小限にとどめ、絶妙のコンビネーションを見せた。

1打差の2アンダー2位にはリッキー・ファウラージミー・ウォーカーの米国、フランス、中国の3カ国が並んだ。1アンダー5位にクリス・ウッドらのイングランド、2009年大会を制覇したイタリアがつけた。

出場選手で世界ランクが最も高い6位の松山英樹石川遼のコンビによる日本代表は4バーディ、3ボギー1ダブルボギー「73」で、首位と4打差の1オーバー10位。流れを作れなかった前半で「38」(パー35)と苦戦したが、終盤に連続バーディを奪い、2日目以降に結びつけた。

前回覇者でアダム・スコットが引っ張る地元オーストラリアは、2オーバーの14位。2日目はフォーボール(それぞれのボールをプレーし、1ホールごとにペアで良い方のスコアを記録)形式で行われる。

<主な成績>
1/-3/スペイン(ラファ・カブレラベロー、ホン・ラーム)
2T/-2/アメリカ(リッキー・ファウラージミー・ウォーカー)、フランス(ビクトル・デュビッソン、ロマン・ランガスキュー)、中国(呉阿順李昊桐
5T/-1/イングランド(クリス・ウッドアンディ・サリバン)、イタリア(フランチェスコ・モリナリマッテオ・マナッセロ

10T/+1/日本(松山英樹石川遼)、ベルギー(トーマス・ピータースニコラス・コルサーツ)ほか

パッティングのラインを読むスタイルは千差万別
練習日に何度も練習したバンカーショットだったが、本番になるとなかなか思っと通りには打てなくなるものなんです
進藤キャディからボールを受け取る松山。こんなシンプルな動作にも普段の呼吸が現れる
15番ホールで長いバーディーパットを沈めてギアが入った
「風か?さぁ?」「難しいよねぇ」

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