2015年 マスターズ

21歳スピースが最少スコアタイで完全優勝 松山英樹5位

2015/04/13 08:02
昨年覇者のB.ワトソンからグリーンジャケットを送られたJ.スピース。ウッズに次ぐ史上2番目(21歳8カ月)の若さで優勝を飾った(Ezra Shaw/Getty Images)

◇海外メジャー第1戦◇マスターズ 最終日◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)

4打差の首位からスタートしたジョーダン・スピースが6バーディ、4ボギーの「70」で回り、通算18アンダーとしてマスターズ初優勝、メジャー初制覇を、初日からの首位を守りきる完全優勝で遂げた。

18アンダーは、タイガー・ウッズが1997年にマークした大会最少スコアと並ぶ。21歳8カ月でのマスターズ制覇は、21歳3カ月のウッズに次ぐ史上2番目の若さとなる。

完全優勝は、76年のレイモンド・フロイドに次ぎ5人目となった。

前半は1つしかスコアを伸ばせなかったが、バックナインに入り3つのバーディを重ねるなどした。

2位スタートのジャスティン・ローズ(イングランド)は2ストローク縮めて通算14アンダーとしたが、差を詰めることはできず、フィル・ミケルソンと並んで2位で終えた。ロリー・マキロイ(北アイルランド)が通算12アンダーの4位で続いた。

松山英樹は1イーグル、4バーディ、ノーボギーの「66」をマークし、通算11アンダーとして、5位に入った。伊澤利光片山晋呉がマークしたマスターズでの日本勢のベストスコアを1打更新した。

日本勢の最高順位は2001年の伊澤、09年の片山の4位となっている。

タイガー・ウッズは1イーグル、2バーディ、5ボギーとスコアを落とし、通算5アンダーの17位で大会を終えた。

J.スピースは16番で微妙な距離を残したパーパットを沈めてピンチをしのいだ(Andrew Redington/Getty Images)
前半の3番でバーディを奪い、静かにガッツポーズするJ.スピース(Andrew Redington/Getty Images)
松山英樹は最終18番、しっかりとラインを読み切ってバーディで締めくくり、通算11アンダーでホールアウトした(Jamie Squire/Getty Images)
最終日、同組となったT.ウッズとR.マキロイはリラックスモードで時折、談笑する姿も・・・(David Cannon/Getty Images)
P.ミケルソンは追撃及ばず4打差2位でフィニッシュ(Ezra Shaw/Getty Images)
大会のピンバッチが並んだ麦わら帽子、リボンもマスターズカラーを意識!?(Andrew Redington/Getty Images)

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