2015年 マスターズ

スピースが「64」で首位快走 松山英樹は18位発進

2015/04/10 08:10
圧巻の「64」をマークし、単独首位スタートを決めたJ.スピース(David Cannon/Getty Images)

◇海外メジャー第1戦◇マスターズ 初日◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)

初出場の昨年大会で惜しくも最年少優勝を逃した21歳が、再びオーガスタを沸かせてみせた。世界ランキング4位のジョーダン・スピースが「64」をマークし、8アンダー単独首位に立つ絶好のスタート。2回の3連続を含む9バーディ、ボギーは1つに抑え、2位以下に3打差のリードを築いた。

5アンダーの2位に、後半12番からの5連続バーディで首位争いに加わったジェイソン・デイ(オーストラリア)ほか、チャーリー・ホフマンジャスティン・ローズ(イングランド)、アーニー・エルス(南アフリカ)の4人。さらに1打差に、セルヒオ・ガルシア(スペイン)とラッセル・ヘンリーが続く。

2年連続で唯一の日本勢としてオーガスタに立つ松山英樹は、一時は3アンダーまで伸ばしながらも17番、18番を連続ボギーフィニッシュとし、4バーディ、3ボギー「71」でホールアウト。終盤に崩れながらも1アンダーの18位にとどまる無難な滑り出しとなった。

連覇を狙うバッバ・ワトソン、史上6人目の4大メジャー制覇がかかるロリー・マキロイ(北アイルランド)は、松山と並び1アンダー発進。一昨年覇者のアダム・スコット(オーストラリア)はイーブンパー31位。2カ月ぶりのツアー復帰を2年ぶりのオーガスタで迎えたタイガー・ウッズは、ショットに苦しみながらも粘り強いプレーを展開。3バーディ、4ボギーの1オーバー41位で初日を終えた。

日中の気温は30度オーバー。暑さとの戦いも強いられた選手たち
ウッズの応援に駆けつけた恋人のリンゼイ・ボンさん。鮮やかな装いで観戦中(Andrew Redington/Getty Images)
そんな顔しなくても大丈夫! 終わってみればアンダーパー発進にまとめたR.マキロイ(Ezra Shaw/Getty Images)
転んだわけではありません。ラインを読んでいます。キャディさんも必死なんです(James Lane/Getty Images)
美人と評判の彼女に思わず口元も緩む? リッキー・ファウラー(Ezra Shaw/Getty Images)
2年ぶりのオーガスタで初日を終えたウッズ。その表情は何を物語る?(Ezra Shaw/Getty Images)

2015年 マスターズ