2014年 バルスパー選手権

センデンが逆転勝利 石川遼は挽回25位

2014/03/17 07:08
終盤にスコアを伸ばし、8シーズンぶりの米ツアー制覇を遂げたJ.センデン

◇米国男子◇バルスパー選手権 最終日◇イニスブルックリゾート(フロリダ州)◇7340ヤード(パー71)

午後から勢いを増した風、そして単独首位スタートしたロバート・ガリガスが前半2つのダブルボギーで沈み、優勝争いは混沌とした。我慢比べを勝ち抜いたのは、6アンダーの3位から出た42歳のジョン・センデン(オーストラリア)。難易度の高い16番、17番で連続バーディを奪い、「70」をマーク。2006年の「ジョンディアクラシック」以来、8年ぶりの米ツアー制覇を遂げた。

最終組でプレーしたケビン・ナも17番でバーディを決めて1打差に迫ったが、最終ホールはパーに終わり単独2位。通算5アンダーの3位にスコット・ラングレーが入った。また、2012年大会のチャンピオンであるルーク・ドナルド(イングランド)が、ガリガス、ウィル・マッケンジーと並び4アンダーの4位タイで終えた。

4オーバーの65位タイから出た石川遼は、午前中の穏やかなコンディションの中で5バーディ、2ボギーの「68」をマーク。通算1オーバーまで挽回し、25位タイに順位を上げてフィニッシュした。

2014年 バルスパー選手権