五輪前哨戦!好調の谷原秀人&石川遼が日の丸を背負う
国別対抗戦「ISPSハンダワールドカップ」が21日(木)から、オーストラリアのロイヤルメルボルンGCで行われる。2011年大会まではダブルス形式のチーム戦で争われた大会は今年、フォーマットを一新。2016年に正式種目として復活するオリンピックを想定し、各国から2人まで、計60名の選手を選出し、4日間72ホールのストロークプレーで争われる個人戦がメインとなる。
ディフェンディングチャンピオンとして戦うのは米国代表。前回大会にも出場したマット・クーチャーが、昨季米ツアーで初勝利を挙げたケビン・ストリールマンと参戦する。
その米国代表の連覇を阻む一番手となりそうなのが、大会をホストする豪州代表の2人。「マスターズ」覇者のアダム・スコットとジェイソン・デイが地元優勝を狙う。両選手はともに11年の「プレジデンツカップ」出場するなど、当然のことながら開催コースをどの国よりも熟知。1989年大会以来の優勝は“至上命令”とも言えそうだ。
韓国(ベ・サンムン、チェ・キョンジュ)や中国(リャン・ウェンチョン、呉阿順)、タイ(プラヤド・マークセン、キラデク・アフィバーンラト)など、アジアからの代表選手には日本でもお馴染みの名前が並ぶ中、日本代表はいずれも初出場となる谷原秀人と石川遼が選出された。前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では1、2フィニッシュを決め、これ以上ない形で大舞台に臨む。
【主な出場予定選手】
A.スコット、J.デイ(オーストラリア)、B.ウィスバーガー(オーストリア)、N.コルサート(ベルギー)、リャン・ウェンチョン、呉阿順(中国)、林文堂(台湾)、T.ビヨーン、T.オルセン(デンマーク)、V.シン(フィジー)、S.ローリー、G.マクドウェル(アイルランド)、F.モリナリ、M.マナッセロ(イタリア)、谷原秀人、石川遼(日本)、M.レアード、S.ギャラハー(スコットランド)、B.グレース、G.クッツェー(南アフリカ)、チェ・キョンジュ、ベ・サンムン(韓国)、M.A.ヒメネス、R.カブレラベロー(スペイン)、J.ブリクスト、P.ハンソン(スウェーデン)、K.アフィバーンラト、P.マークセン(タイ)、K.ストリールマン、M.クーチャー(米国)