R.マキロイ、今季2戦目で雪辱なるか 藤田寛之が出陣
世界選手権シリーズの今季初戦「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」は20日(水)から5日間、アリゾナ州のリッツカールトンGCで開催される。今月10日付の世界ランキング上位64名(欠場者を除く)のトッププレーヤーたちが、マッチプレーの頂上決戦でしのぎを削る。
昨年大会はハンター・メイハンがロリー・マキロイ(北アイルランド)を決勝戦で破ってキャリアで2度目のWGCタイトルを獲得。大会の歴史で初となる20代の選手によるファイナルマッチを制した。
そのマキロイは、世界ランキングトップで迎えた2013年シーズンの自身2戦目。1月の欧州ツアー「アブダビHSBCゴルフ選手権」ではまさかの予選落ちを喫したが、昨年大会、そして不名誉な今季初戦の雪辱を期す。そしてランキング2位のタイガー・ウッズは今季初勝利をマークした米ツアー「ファーマーズ・インシュランスオープン」以来の登場。得意のトーレパインズで貫録を見せつけただけに、一層の期待がかかりそうだ。
今大会は既にシーズン序盤戦に1勝を挙げたフィル・ミケルソン、ブラント・スネデカーが欠場を表明。昨年、欧州選抜に大逆転勝利をもたらしたライダーカップメンバー、ルーク・ドナルド、イアン・ポールター(ともにイングランド)、マーティン・カイマー(ドイツ)は、持ち前の勝負強さを発揮できるか。
日本勢は藤田寛之がただ一人出場。日本時間18日(月)に渡米し、ツーソンへと向かった。昨年度の日本ツアー賞金王は今大会が初戦。2010年の米ツアー賞金王、マット・クーチャーと1回戦で激突する予定だ。
【主な出場予定選手】
H.メイハン、R.マキロイ、R.ファウラー、D.ジョンソン、B.ワトソン、T.ウッズ、L.ウェストウッド、K.ブラッドリー、E.エルス、藤田寛之、L.ドナルド、A.スコット、I.ポールターほか