2013年 グリーンブライアークラシック

突如目覚めたワグナーが単独首位で最終日へ

2013/07/07 09:27
「64」のビッグスコアで首位に再浮上! 今季初勝利に王手をかけたJ.ワグナー(Chris Trotman /Getty Images)

◇米国男子◇グリーンブライアークラシック 3日目◇ジ・オールドホワイトTPC (ウェストバージニア州)◇7,287ヤード(パー70)

4月の「RBCヘリテージ」以降の7試合で、棄権1度に予選落ちが6試合。直近の72ホールではわずか3つのバーディしか奪っていないワグナーが、「グリーンブライヤークラシック」3日目を終えて、通算14アンダーで単独首位に立っている。

初日に「62」で飛び出したワグナーは、3日目も7バーディ1ボギーの「64」。バージニア工科大学在学中に、年に数度はここジ・オールドホワイトTPCをラウンドしていたという33歳は、「このコースは安全に行こうとしてもフェアウェイをミスしてしまう。フェアウェイを外せば、日曜日に特に厳しくなるPGAツアーのピンポジションに対して、難しいアングルが残ってしまう。だから、明日はティショットから積極的に行ってできるだけ多くのフェアウェイを捉えたい。そうすれば、バーディチャンスをたくさん作ることができると思う」と、昨年の「ソニーオプン」以来となるツアー4勝目を視野に入れた。

通算12アンダーの2位には、今大会で過去2年続けて4位に入っているジミー・ウォーカーが自身ツアー初勝利へ向け、首位に2打差で続いている。また、通算10アンダーの3位にはジョナス・ブリクスト(スウェーデン)、通算9アンダーの4位タイには、マット・ジョーンズとスティーブン・ボウディッチのオーストラリア勢とともに、19歳の新星ジョーダン・スピースがつけている。

先週の「AT&Tナショナル」で3位タイに入ったドンファン(韓国)は、3日目を終えて通算8アンダーの7位タイ。再び上位を窺える位置で、最終日へと挑む。

2013年 グリーンブライアークラシック