M.エブリーが混戦を一歩リード 石川遼は1打及ばず予選落ち

◇米国男子◇グリーンブライアークラシック 2日目◇ジ・オールドホワイトTPC （ウェストバージニア州）◇7,287ヤード（パー70）

大混戦の首位争いから一歩抜け出したのは、ツアー未勝利のマット・エブリー。8バーディ、ノーボギー、この日のベストスコアとなる「62」をマークし、通算9アンダーは単独首位に浮上。スタート時の49位タイから、トップの座へと一気に駆け上がった。グリーンを外したのは2回のみ、ティショットも14回中11回でフェアウェイを捕らえ、冴え渡るショットをジャンプアップへと繋げている。

初日3オーバーの126位タイと大きく出遅れた石川遼は、現地時間の午前8時20分からスタート。ショットは引き続き好調、パットも初日と比較して改善を見せ、3バーディ、ノーボギーの「67」をマーク。予選通過へ望みを繋いでホールアウトしたが、予選カットラインに僅か1ストローク及ばず、通算イーブンパーの82位タイで2試合連続の予選落ちを喫した。

1打差の通算8アンダーには、ダニエル・サマーヘイズ、ビル・ルンデ、ラッセル・ヘンリー、ジョンソン・ワグナー、スティーブン・ボーディッチ（オーストラリア）の5人が2位タイグループを形成。通算7アンダーの7位タイに、ベン・カーティス、トミー・ゲイニーら4人が続いている。

先週優勝のビル・ハースは通算5アンダーの17位タイ。フィル・ミケルソンは通算2オーバーの110位タイで予選落ちを喫している。