2002年 ボブホープ・クライスラークラシック

上位陣は混戦、抜け出したのルーキーのJ.センデン

2002/01/18 09:00

1日でもスコアが伸び悩むと優勝争いから脱落してしまう展開。ボブ・ホープ クラシックは毎年バーディラッシュが見られるが、今年も多くのバーディが生まれている。

2日目を終えて首位は15アンダー。単独首位に立ったのはオーストラリアのJ.センデンという選手。というのもセンデンはこの試合がPGAツアー2戦目。昨年のQスクールを5位で突破し、先週のソニーオープンでデビューを果たした。しかし、先週は予選ラウンドで7オーバーを叩き予選落ちになっているのだ。その選手が2日間で1イーグル、13バーディと完璧なゴルフをしている。

オーストラリア出身の30歳、昨シーズン終了時のワールドランキングが277位、ということぐらいしか情報が入ってきていない。今年からPGAツアーに参戦している日本の田中秀道と同じ1971年生まれ、ともにルーキーとしてライバルになるのだろうか。

首位から1打差の14アンダーに初日首位タイのB.シャンブリー。13アンダー3位にP.ミケルソンJ.ハースが並んでいる。この試合がシーズン初戦、そして4ヶ月ぶりの試合となるミケルソンは、初日8アンダーと好スタートを見せた。2日目も順調にスコアを伸ばし、14アンダーまで行ったが、最終ホールでティショットを左に曲げ、ボギーを叩き3位はキープした。

また、ミケルソンと並び14アンダーの首位に立ったM.ウィアは、上がり5ホール中4ホールをボギー。唯一のパーはスコアを伸ばしたいパー5での3パット。あっという間に10アンダーまでスコアを落とし順位も17位まで下がってしまった。

各選手がスコアを伸ばす中、取り残されたのがM.オメーラとJ.ヒューストンのベテラン2人。初日7アンダーの9位につけながら、この日はイーブンパーでスコアを伸ばせなかったため61位まで後退してしまった。

日本から唯一の参戦となっている横尾要は、初日に続き2日目も5バーディ、1ボギーで通算8アンダーまで伸ばした。タマリスク、バミューダデューンズの2コースをラウンドした横尾は、明日第3ラウンドでメイン会場となるPGAウェスト アーノルド・パーマー プライベートコースをラウンドする。

2002年 ボブホープ・クライスラークラシック