貞方章男が6つ伸ばして12位へ急浮上!!
2003/09/27 09:00
テキサス州のサンアントニオにあるラカンテラゴルフクラブで開催されている、米国男子ツアーの第38戦『Valero テキサスオープン』2日目。初日同様スコアを伸ばす選手が続出した。
ところが、その顔ぶれは初日とはまったく異なっていた。9アンダー首位からスタートしたヒース・スローカムはスコアを伸ばせず12位、同じく首位のボブ・ツエーは1ストローク伸ばしたが、10アンダーで9位に後退。3位スタートのアーロン・バデリーもスコアは変わらず18位に下がってしまった。
代わって首位に躍り出たのは、この日8ストローク伸ばしたトミー・アーマーIIIだった。6アンダー8位かたスタートしたアーマーは、8つのバーディを奪取。2日連続のノーボギーでラウンドしている。
1打差の13アンダー単独2位にはダン・フォースマン。12アンダー単独3位にはティム・クラークが続いている。そして、11アンダー4位に韓国の崔京周が、3アンダー39位から急浮上した。先週はドイツで行われた『リンデドイツマスターズ』に優勝し、米ツアーに戻ってきたのだが、好調を維持し2週連続優勝も狙える位置につけている。
日本勢では、崔と同じ39位からスタートした貞方章男が、6ストローク伸ばし12位に浮上。6バーディ、ノーボギーの安定したプレーで初のトップ10入りが見えてきた。毎週日本勢が1人以上活躍しているが、今週は貞方の週になるのだろうか。
また、丸山茂樹も2ストローク伸ばし、通算3アンダー66位で予選を突破した。後半ボギーを2つ叩くなど丸山にとっては本調子ではないが、4日間プレーすることで次の試合につなげてもらいたい。その他、久保谷健一は通算1オーバー111位、横尾要は通算イーブンパー100位で、残念ながら2人とも予選落ちとなってしまった。