J.ベアードとJ.L.ルイスが首位。久保谷が19位スタート!!
2003/09/12 09:00
米国男子ツアーの第36戦『ジョンディアクラシック』が、イリノイ州のTPC at ディアランで開幕した。初日首位に立ったのは、6アンダーをマークしたジョナサン・ベアードとJ.L.ルイスの2人。3番ホールでのボギーを挟んで5つのバーディを奪ったベアードに対し、ルイスはノーボギーで着実にスコアを伸ばした。
ベアードは、昨年10月に行われた「ビュイックチャレンジ」でツアー初優勝を果たした。今シーズンに入っても、前半はトップ10以内に3度入るなど好調を維持。4月の「マスターズ」では8位に入る活躍を見せていた。ところがその後は、3試合連続で予選落ちになるなど精彩を欠いている。
首位の2人を1打差で追うのは、フィジーのビジェイ・シンとクリス・ライリーの2人。今シーズンも2勝を挙げたシンは、22試合に出場しトップ10入りが13回と安定した成績を続けている。シンの賞金ランキングは現在3位。2位のタイガー・ウッズとは15万ドルほどだが、今週優勝を果たすと63万ドルが加算され、タイガーを一気に抜き去り、今週出場しているランキング首位のデービス・ラブIIIをも抜き去る可能性が出てきた。
先週は田中秀道が、最終日を単独首位で迎え最終的には4位に入る活躍を見せた。その田中は初日1アンダーの33位と無難なスタートをきった。その田中を上回るスコアをマークしたのは久保谷健一だった。先週も初日は上位につけたが、最終的にはスコアを崩している。今週こそ最後まで上位に残って欲しいのだが。
また、貞方章男は田中と同じ1アンダー33位、丸山茂樹はイーブンパーで52位タイ。横尾要もイーブンパーで初日を終えた。明日この調子で行くと、日本勢5名が全員予選をクリアできそうだ。