ジェイク逃げ切り!! 8年ぶりの7勝目をゲット!
2003/07/28 09:00
2003年米国男子ツアー第29戦『グレーターハートフォードオープン』が、コネチカット州グランドブランクにあるTPC at リバーハイランズで開催された。先週50歳のクレイグ・スタドラーがシニアツアーの優勝に続き、レギュラーツアーでも優勝を飾った。その影響を受けたのかピーター・ジェイコブセンとジェイ・ハース、49歳の2人が初日から首位に立ち大会を盛り上げた。
そして、ジェイコブセンは3日目まで首位をキープすると、最終日も安定したゴルフを続け通算14アンダーで逃げ切った。最終日はマイペースでスコアを伸ばすジェイコブセンに対し、追い上げる立場の選手がスコアを伸ばしきれず、2位以下の顔ぶれが大きく入れ替わった。
ここ数年のジェイコブセンは、試合に出場するが予選落ちが続く状態だった。しかし、やはりスタドラーの活躍が刺激になったのだろう、全盛期のようなキレを見せていた。来週以降もベテラン勢が相次いで活躍しだすかも知れない。
さて、今週の最大の注目は、やはりスージー・ウェイリーの登場だった。アニカ・ソレンスタムよりも早く男子ツアーに出場することが決まり、多くのメディアから注目されつづけたウェイリーが、ついに男子ツアーにチャンレンジする日が来たのだ。結果は残念ながら予選落ちに終わったが、アニカと同じように詰め掛けたギャラリーの声援に笑顔で応えながらラウンドをしていた。
今週の日本勢は、3日目を終えて貞方章男が19位につけていたが、最終日に7ストローク落とし、田中秀道と並び2オーバー58位。久保谷健一と横尾要は予選をとおることが出来なかった。