2003年 グレーターミルウォーキーオープン

大混戦!!首位に2打差の丸山に逆転チャンス!!

2003/07/13 09:00

ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるブラウンディアパークGCで開催されている、米国男子ツアー第27戦『グレーターミルウォーキーオープン』の3日目。稀に見る大混戦になり、丸山茂樹に2年ぶり2度目の優勝チャンスが訪れた。

初日4アンダーの66ストロークでラウンドした丸山は、3位タイグループの好スタートを切った。2日目に5位、3日目を終えて8位と順位を落としているが、首位とはたったの2打差につけている。2日目以降は1ストロークづつしかスコアを伸ばせていないが、上位陣が伸び悩んでいるため丸山にとっては美味しい展開となっている。2年前、ツアー初優勝を果たした思い出の大会でツアー3勝目に向け最終日を迎える。

丸山の逆転優勝を阻もうと立ちはだかるのは、8アンダーで単独首位に浮上したケニー・ペリーだ。終盤3連続バーディを奪ったペリーが、7アンダーの首位グループから一歩抜け出した。今シーズンすでに2勝しているペリーが優位にたったが、今週は2日続けて好スコアをマークする選手が現れていないだけに、優勝の行方はまだまだわからない。

7アンダー2位には、この日のベストスコア63をマークしたブレンダン・パパスや2日目に同じく63を出したヒース・スローカム。さらに初日6アンダー単独首位のジェイ・ドン・ブレイクが粘りを見せている。また、先週の試合で連覇は達成できなかったが、好ゲームを見せたジェリー・ケリーも首位と1打差で逆転優勝を狙っている。

丸山以外の日本勢だが、田中秀道久保谷健一が決勝ラウンドに進出。中盤ボギーを3つ叩いた田中は、最終18番パー5でバーディを奪い通算1オーバーを維持し55位。久保谷は前半2つのバーディを奪ったが、後半ボギーを4つ叩き4オーバー73位に後退してしまった。

2003年 グレーターミルウォーキーオープン