2003年 ベルサウスクラシック

13アンダー、ベテランのジャンセンが1歩抜け出した!

2003/04/06 09:00

ジョージア州にあるTPC at シュガーローフで開催されている、米国男子ツアー第13戦「ベルサウスクラシック」の3日目。好天の中、上位選手はスコアを伸ばしてきた。そして、8アンダー首位タイからスタートしたリー・ジャンセンが、5ストローク伸ばし13アンダーで単独首位に立った。

首位と2打差の11アンダーには、こちらもベテランで3月以降好調なゴルフが続いているボブ・ツエーがつけている。今シーズンのツエーは、2試合連続の予選落ちで開幕した。しかし、3つ月に入り、4位、3位、17位と常に上位に名を連ねている。1995年以来の優勝を狙う。

この日最もスコアを伸ばしたのは、1オーバー60位からスタートしたベン・クレーンだった。4番から3連続バーディ、12番からは2連続。そして16番ホールからの上がり3ホールでも3連続バーディを奪い8ストローク伸ばした。64ストロークでラウンドし一気に7位まで浮上してきた。

この日上位選手でスコアを崩したのは、ディフェンディングチャンピオンのレティーフ・グーセンだけだった。ショット、パットが噛み合わず、15番ではグリーンのガードバンカーに捕まり3つ目のボギー。スコアを2つ落として23位まで後退してしまった。

注目の日本勢だが、この日最上位に浮上したのは、田中秀道だった。前半2つスコアを落とし通算1オーバーになったが、後半4バーディ、ノーボギーで3アンダー30位まで順位を上げた。

その田中に1打差の34位には、久保谷健一貞方章男が並んだ。田中と同じように前半の9ホールで苦しんだ2人だが、後半は自分のゴルフを取り戻しスコアを伸ばしていた。

そしてもう1人、今週がシーズン初試合で予選通過をした今田竜二は、3人とは全く異なる内容だった。前半1バーディ、1ボギーと安定したラウンドをすると、後半は2つのボギーに、ダブルボギーまで飛び出した。しかし、1オーバーに止め通算3オーバー68位となっている。

2003年 ベルサウスクラシック