2003年 ベイヒルインビテーショナル

タイガー、4連覇に向け好スタート!エルスは出遅れた

2003/03/21 09:00

米国男子ツアー第11戦「ベイヒルインビテーショナル」が、フロリダ州オーランドにあるベイヒルクラブ&ロッジで幕した。この大会は開催コースの設計も手がけたアーノルド・パーマーがホストを務める大会で、タイガー・ウッズにとっては、史上3人目の大会4連覇に挑む大会でもある。

そのタイガーだが、初日は無難なゴルフで2アンダーをマーク。7位タイにつけている。午前中は穏やかだった風が午後から強くなり、各選手風向きの読みに苦労するシーンが見られた。また、グリーンも固く、ピンをデッドに狙うことも難しい状況だった。

首位に立ったのは3アンダーの6人。アーロン・バデリースチュワート・シンクなどが並んでいる。タイガーと同じ2アンダーには、ベテランのニック・ファルド、さらに1打差の1アンダー13位グループには、ジョン・デーリーなど多彩な顔ぶれが揃った。

タイガーの大会4連覇を阻む第1候補に挙げられているアーニー・エルスは、2オーバー42位と出遅れてしまった。前半はアンダーパーグループにつけていたが、14番パー3では、4オンの後短いパットを外しトリプルボギーを叩いてしまった。

今週の日本勢は丸山茂樹のみが出場。しかし、丸山は首痛のため満足のいくゴルフができない。10番ホールからスタートし、前半を2オーバーで折り返すと、1番からは3連続ダブルボギー。9オーバー115位と大きく出遅れている。

2003年 ベイヒルインビテーショナル