2012年 WGC HSBCチャンピオンズ

L.ウーストハイゼンが独走態勢 藤田寛之が「67」

2012/11/02 20:39
2位以下に5打差をつけて首位を独走するルイ・ウーストハイゼン(Ross Kinnaird/Getty Images)

◇世界ゴルフ選手権◇WGC HSBC選手権 2日目◇ミッションヒルズGCオラサバルコース(中国)◇7304ヤード(パー72)

7アンダーの首位タイから出たルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)の勢いは止まらず、早くも独走態勢に入った。出だしの2番でボギーを先行させながらも、その後7番(パー5)でのイーグルに加えて、8バーディを奪取。「63」をたたき出して通算16アンダーまでスコアを伸ばした。

2日間合計16アンダー、128ストロークはWGCにおける36ホールの最少スコア。タイガー・ウッズが2000年の「WGCブリヂストンインビテーショナル(当時NECインビテーショナル)」、06年「WGCキャデラック選手権(アメリカン・エキスプレス選手権)」で樹立した通算15アンダーを更新した。

同じくトップタイスタートのアダム・スコット(オーストラリア)は「68」で5打差の通算11アンダー2位タイ。同郷の後輩、ウーストハイゼンと同じくこの日9ストローク伸ばしたアーニー・エルスと並んでいる。10アンダーの4位タイにはショーン・ローリー(アイルランド)、ジェイソン・ダフナー。初日3位発進のフィル・ミケルソンは9アンダーの6位タイに後退した。

日本勢は2日連続で「70」をマークした池田勇太と、この日6バーディ、1ボギーと5ストローク伸ばした藤田寛之が通算4アンダーの24位タイ。46位タイから出た高山忠洋は3アンダーの31位タイに順位を上げた。武藤俊憲は1オーバーの51位タイ、小林正則は5オーバー64位タイ。通算16オーバーの久保谷健一は78位で最下位となっている。

世界選手権シリーズは今季の最終戦も棄権、失格が無い限り全選手が4日間をプレーする。

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