2011年 ザ・バークレイズ

「アイリーン」で54Hに短縮、D.ジョンソンが今季初勝利!

2011/08/28 09:13
3日間に短縮され逆転優勝を果たしたダスティン・ジョンソン(Hunter Martin/Getty Images)

ニュージャージー州にあるプレインフィールドCC で開幕した、プレーオフシリーズ初戦「ザ・バークレイズ」の3日目。アメリカ東海岸に上陸したハリケーン「アイリーン」のの影響を考慮し、大会は3日間に短縮されるという非常事態となった。第3ラウンドを終えて首位に立ったダスティン・ジョンソンが、通算19アンダーで優勝を飾っている。

土曜日、雨は降り続くものの、大会を混乱させるほどの悪天候ではなかったが、最悪の状況を避けるために急遽、大会関係者により54ホールでの短縮が決定される事態となった。試合を終えた選手たちは、そうそうに会場を引き上げ、優勝したジョンソンもすぐさま車に乗り込み、空港への道を急いだ。

この日、連続バーディ発進となったジョンソンは、3番でボギーを叩くが、続く4番では、360ヤードの短いパー4で、ティショットをグリーンサイドバンカーまで運ぶと、バンカーショットが直接カップインしイーグル。さらに5番(パー5)では2オンに成功しバーディを奪った。9番ではティショットを左に曲げバンカーに入れるも、リカバリーショットを、ピン横4mにつけてバーディを奪いトータル6アンダーとする。しかし後半は一転、我慢のゴルフが続き9ホールをすべてパーセーブ。「65」をマークして首位でフィニッシュした。

首位と2打差の通算17アンダー、単独2位にはマットクーチャー、通算16アンダーの3位タイには、ビジェイ・シン(フィジー)、さらに、この日5連続バーディのロケットスタートを切り、11個のバーディを量産して最少ストロークの「61」をマークしたブラント・スネデカーが並んだ。

通算15アンダーの単独5位にはジョナサン・バード、通算14アンダーの6位タイにはY.E.ヤン(韓国)、カミロ・ビジェガス(コロンビア)、ジャスティン・ローズブライアン・デービス(ともにイングランド)ら4選手が並んだ。日本の今田竜二は2バーディ、1ボギーと1ストローク伸ばすも58位タイでフィニッシュしている。

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