石川遼、首位に2打差の暫定2位タイ!
米国フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開催されている今季のWGC第2戦「WGC キャデラック選手権」が開幕。初日はサンダーストームによる中断を強いられるなど、競技は大幅に遅れほとんどの選手がホールアウト出来ないままサスペンデッドに。そんな中、石川遼が通算5アンダーとして、首位に2打差の暫定2位と好発進を見せている。
通算7アンダーの暫定首位に立つのは11ホールを消化したハンター・メイハン。2打差の2位タイにはチャーリー・ホフマン(F)、ビジェイ・シン(16H)、ニック・ワトニー(16H)、石川遼(12H)、マット・クーチャー(11H)、マーティン・カイマー(10H)、ルーク・ドナルド(10H)がつけている。*()内は消化ホール
なお、藤田寛之(12H)は通算1アンダーの32位タイ、池田勇太(11H)は通算1オーバーの53位タイ。第1ラウンドの残りは明日(現地11日)の8時半から再開予定。
石川が将来有望な若手のペアリングを引っ張る
アウトから出た石川は1番でまずバーディを奪取。「最初のバーディが大きかった」とすると、その後もスコアを伸ばして同組のジョナサン・ベガス(ベネズエラ)、リッキー・ファウラーをリードした。風が穏やかだったこともあり、多くの選手がスコアを伸ばす中で6バーディ、1ボギー。4番では7メートルを沈めるなど「普段よりも結構パットが決まっている」と納得の表情で初日を終えた。
メイハンがロケットスタート
暫定首位でスタートしたメイハンはインからスタートし、出だしの10番(パー5)で2オンに成功すると、そこからいきなり4連続バーディ。ノーボギーのまま、11ホールを消化して7バーディを奪った。「きょうの嵐は、コースに静けさを運んできてくれたんじゃないかと思うよ。全然風がなかったからね」と好コンディションの中でのプレーを喜んでいた。
池田勇太は出遅れ
インから出た池田は10番でバーディ発進したものの、その後はスコアを伸ばせなかった。13番(パー3)ではティショットをグリーン左奥にこぼし、1.5メートルを外してボギー。ショットに安定感を欠き「明日、どうにかやるよ」と、言葉少なに気持ちを切り替えた。