2011年 ノーザントラストオープン

日本勢は大苦戦!池田が辛うじてイーブンパー

2011/02/18 11:36
ホールアウト後に握手を交わす石川遼、池田勇太、今田竜二。日本勢にとって厳しい滑り出しとなった

米国PGAツアーの第7戦「ノーザントラストオープン」が、カリフォルニア州のリビエラCCで開幕。今大会には日本から池田勇太石川遼がスポット参戦し、今田竜二を含め3人で予選ラウンドを戦うことになった。

注目の日本勢組には、開催地のサンタモニカやロサンゼルスから観戦にきた日本人ギャラリーがおよそ300人。この組に18ホールついて歩き声援を送った。その声援に応えたのは前半の池田勇太だった。

1番、3番、5番とバーディを奪い、この時点で首位タイにつけていた。しかし、後半にスコアを崩してイーブンパーの暫定40位タイ。石川遼は3つのバーディを奪いながらも6ボギーと1ダブルボギーの5オーバーでホールアウトし暫定126位タイ。今田竜二は10番で4パットするなどパッティングが決まらず8オーバーの暫定139位タイとさらに出遅れてしまった。

前日までの雨から一変、朝から晴天に恵まれたが、グリーンの状態が予想以上に乾いていたため、スコアが伸びず上位も混戦となっている。暫定で首位に立ったのは、4アンダーをマークした9人。アーロン・バデリー(オーストラリア)、ビル・ハースなどが並んでいる。

1打差の3アンダー暫定10位にはビジェイ・シン(フィジー)、フレッド・カプルスなどベテラン勢が奮起。2アンダーの暫定16位タイにはレティーフ・グーセン(南アフリカ)、ジャスティン・レナード(イングランド)など10人が並んでいる。

この日ホールアウトできなかった14名は、明日の7時45分からプレーを再開される。日本勢の第2ラウンドは、12時54分予定だが、明日の天候は雨。それも豪雨と予想されているため、進行の遅れを想定すると2日目に第2ラウンドを終えることは難しそうだ。

3人のカラフルなウェアがまぶしかった
-4の暫定トップタイに9人が並ぶ混戦模様。そのうちの一人のアーロン・バデリー
10番ホール、今田はまさか!の4パット。ショートゲームには定評があるだけに、意外だった
11番ホール、ティショットを左に曲げた池田勇太。アンプレアブルで2クラブの救済位置に大きな木があったため、打ち直しとなった
18番ホール、フェアウェイ手前の上り坂を歩く3選手
キャップ、ネクタイ、グローブの3点セットを青でそろえたライアン・ムーア
ラウンド後の練習場、タイガーにもレッスンしているショーン・フォーリーが長年の生徒のオヘアにレッスン。後ろも生徒のメイハン
久しぶりに青空が広がったが、明日から2日間は再び雨の予報
地元住民は「この雲が出ると時は必ずひどい雨が降るんだ」と教えてくれた
5番では第2打が再びラフへ入り、ギャラリーも混じってボールの捜索
一方の池田勇太は5番でバーディを決めてガッツポーズを見せた

2011年 ノーザントラストオープン