初日、P.ミケルソンら4人がトップ!今田竜二、片山晋呉は27位、T.ウッズは40位スタート
WGC(世界ゴルフ選手権)の第2戦「WGC CA選手権」が、フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開幕。フィル・ミケルソン、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、プラヤド・マークセン(タイ)、レティーフ・グーセン(南アフリカ)の4人が初日首位に並んでいる。
ワールドランキング、FedExポイントランキング、世界6大ツアーの2008年賞金ランキング、それぞれの上位者のみに出場資格が与えられる今大会。世界中の強豪が集う大会らしく、初日からハイレベルな戦いが展開された。
今季すでに米国ツアーで勝利をあげているミケルソンは、序盤3番でダブルボギーを叩いたものの、以後は折り返しを挟んで4連続バーディ、そしてラストを3連続バーディで締めるなど力を発揮し7アンダー。トップで初日を終えている。グーセン、シン、マークセンも、それぞれ3連続バーディを決めるなどして7アンダーをマーク。それぞれ国籍の違う4人が首位タイに並び、大会名に相応しい盛り上がりを見せている。
首位グループに続き、6アンダー、5位タイにつけているのは、昨年の「全英プロ」「全米プロゴルフ選手権」を制したパドレイク・ハリントン(アイルランド)に、ニック・ワトニー、ロッド・パンプリング(オーストラリア)、ジェームス・キングストン(南アフリカ)の4人。いずれも優勝する力を持った選手が上位に名を連ねている。
日本勢は今田竜二と片山晋呉が2アンダー、27位タイにつけている。今田は2度のダブルボギーを叩きながらもこのスコア。波がなくなれば上位進出の可能性も十分だ。片山は3バーディ、1ボギーと手堅くまとめて初日終えている。矢野東は5オーバーの79位タイスタート。いきなり苦境に立たされている。
復帰第2戦のタイガー・ウッズは、3バーディ、2ボギーの1アンダー、40位タイ。過去10年で6勝と、抜群の相性を誇る今大会で、伝家の宝刀“タイガーチャージ”は見られるのだろうか?注目したい。大会連覇を狙うジェフ・オギルビー(オーストラリア)は、インの前半に2ボギーを叩いて1オーバーでホールアウト。60位タイと出遅れている。